重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

アクアワールド水郷パークセンター

2007-09-11 | おすすめ
「Google Earth」による
アメリカ・ロッキー山系の衛星写真――



ではありません。


カメラを引くと、こうなります。

 

「オニハス」の葉です。



毎度のことながら多く撮り過ぎた写真の整理が追いつかなかったためアップが遅くなりましたが、
先週の土曜日、
岐阜県海津市「国営木曽三川公園 アクアワールド水郷パークセンター」へ行ってきました。



絶滅危惧種の「オニハス」が、そこにありました。

ここの「オニハス」は他の植物園にある外来種ではなく、日本古来の貴重な品種。
けれど、今年はなぜか生育が悪くて葉も花も少ないのだそうです。
まさに、絶滅の危機です。


ともあれ、
ここ「水郷パークセンター」の、この季節のメインは、
面積3.8ヘクタールの義呂(ぎろ)池を埋め尽くす「ハス」でしょうか。



ピンクや白のハスの花が、まだまだそこかしこに咲いています――

――と言いたいところなのですが、
この日、私が出かけたのは午後3時過ぎ。
朝から昼ごろまで咲いているハスの花は、私が着いた時刻にはもう全部、閉じてしまっていました。

でも、
これだけ大きなハス池は、
ただ見ているだけでも壮観です。

 

 



園内のほぼ中央に、風車が建っています。




高さは19m。日本とオランダの友好親善のシンボルとして建てられたそうです。
周囲の風景に、とてもよくマッチしています。

 

 



「水郷」と言っても、ここは園全体が欧州風にデザインされていて、
異国情緒を感じます。



 

 



私が一番気に入ったのは、



園内を巡るように掘られた「運河」です。

いまの季節は「ヒシ」「トチカガミ」などの水草が水面を覆い尽くしていますが、
そこかしこで木舟や、陸揚げされたカヌーを見かけるということは、
時期にはそれに乗って舟遊びもできるのでしょうかね。

 

 



水郷と、深い緑――。

見ているうちに、
乾いていた心が、少しずつ潤いを取り戻してくるのが、
自分でも分かる気がします。

「疲れたなぁ」と思った時、
訪ねてみることを、お勧めします。




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