■撮影場所/静岡市清水区、清水港で / 2007.09.15 18:10:49
■NIKON D80 / SIGMA DC 18-50mm EX MACRO HSM / F2.8 1/100秒 ISO800 / マニュアルモード 補正+1 スポット測光
所用で出掛けた、ある地方都市――。
一日の予定を終え、投宿先へ向っていた夕暮れ時、
ここが港町でもあることに気付き、
カーナビが示す「距離優先」コースを外れて、ハンドルを左に切りました。
少し走って着いたのが、この場所。
気取って言えば「 Twilight harbour 」でしょうか。
岸壁に係留された小型船の、まだうっすらと見える船影と、
水面に映って揺れる港の灯……。
何かを考えているわけではないのに、
見ているうちに襲って来る、切なくて泣きたくなりそうな寂寥(せきりょう)感が、
実は嫌いじゃなかったりします。
「 Twilight 」―― 辞書で引いた使用例文の1つに、こう書かれていました。
「 the twilight of one's life 」(人生のたそがれ時)
なるほど、そういうことでしたか。
やはり、
いろいろと、
「物思う秋」のようです。
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最初は「a complacent picture」と付け、
気に入らなくて「自己満足的寸撮」に変えた「寸撮」シリーズのタイトルを、
今回から再度、過去に遡って「うわのそら的寸撮」に改めました。
これもまた、単なる「自己満足」に違いありませんけど。
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