金丸文武の日本放浪ブログ

放浪の詩うたい 金丸文武の日本放浪での出来事

群馬編

2007-04-24 13:40:20 | Weblog
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2005年 11月27日 (日)

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 久しぶりのライブ。気合充分。駅前で喉を暖めてからワンズホームに向かった。
「おー!!来たねー!!」
中にはすでに数人が楽器を触っている。
ぼちぼち集まってきたところで1発目で俺。
気合で4曲、アンコールで2曲、さらにアンコールでみんなバックに加わってくれスタンドバイミー。飛び入りなのに7曲もやらせてもらった。

『LOTUS』

前橋から来てるロータスさん。ギターにハーモニカのスタイル。1曲目に『I shall be rereased』の日本語カバーをやってくるちょー渋い人。

『林田さん』

路上ミュージシャン。レベル高い。

『浜田正』

この人すごかった。
ギンギンのギターにシャウト気味のヴォーカル。楽曲の完成度も高すぎ。
こんなに熱くなる演奏久しぶりだった。
一気に客席のボルテージも上がり、最後は弦ぶち切って終了。
この人すごいわ。ソッコーでCD買ってしまった。

『今井洋一』

ギター弾き語りにソルティーさんというドラマーとのコンビ。
ビートルズファンの公認ライブコンテストでグランプリを獲る実力者。
爽やかなポップス、ブルース、バラードと飽きさせないセンス。
痺れるわ・・・

『アブノーマルジェネレーション』

その名の通りど変態な歌詞をファンキーに歌い上げるバンド。
固定メンバーは2人。毎回その場にいるミュージシャンに入ってもらうという綱渡りバンドだ。
「よっしゃ!!次はB♭のエジプトっぽい感じで!!カモン!!」
ばっちりキメてくる。みんなすげーうまい!!

そのままのテンションで飲み方開始。
前橋にもこういった弾き語り系の『CoolFool』というライブハウスがあるらしい。
いろいろ情報ゲット。
「弾き語りやってるんなら遠藤ミチロウのライブは見なきゃいかんな!!」
遠藤ミチロウ。
今まで色んなライブハウスで耳にしてきたこの名前。
一体どんな人なんだろう?

 みんな帰り、今井さんたちもソファーで爆睡し、マスターと2人静かな店の中で飲んだ。
いい出会いがあった。
来てよかった。
胸の中にフツフツと熱いものがこみ上げてくる。俺もすてたもんじゃない、そしてもっと上達したい。
火照った体で外に出た。角を曲がり、見えなくなるまで気が狂ったように手を振り続けてくれたマスター。
車に入り、冷たい毛布を頭までかぶる。俺はもっといける。こんな気持ち初めてだ。
俺はもっといけるぞ。

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今思えば、このライブハウスで俺のプレイスタイルが変わった。
それまでは、いかにきれいに、いかに正確に歌うえるかに躍起になっていた。

ステージでも座りで歌っていたのが、アブノーマルのヴォーカル、タマチキさんのアドバイスにより立ちに変わった。
俺の音楽人生にとって革命的な夜。

つーか早くライブしたい!!


写真は浜田正さん。
彼のホームページ『音暮路船』。これで検索したら出てきます。
まじでかっこいいです。俺が旅の中で見たアマチュアの中では、いや、プロも含め、最も印象に残ってるミュージシャンの1人です。