歌会たかまがはら

毎回お題に沿った短歌を募集してゲストの方とおしゃべりする短歌の番組です。
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歌会たかまがはら10月号 田丸まひるさんへの質問

2015年11月03日 | その他・連絡事項
お待たせしました。

ここでは、歌会たかまがはら10月号で皆様からいただきました田丸まひるさんへの質問をご紹介いたします。

回答につきましては田丸まひるさんからいただいたものをそのまま掲載させていただきます。

同じような質問はまとめて掲載させていただきます。

なお、答えに対するご不満等は一切受け付けません。あらかじめ、ご了承ください。

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<番組中にお聞きした質問>
Q1 いつも元気に飛び回ってらっしゃるイメージのまひるさん。原動力を教えて下さい。(奈良県 なるなるさん)

A1 ありがとうございます。原動力は、したいことはしたいときにしとかなくちゃ、という気持ちで、裏を返せばいつかできなくなるかもという焦りかもしれません。睡眠時間は結構ピンチなので気をつけます。

Q2 ご自身のお仕事と創作活動の関係をどのようにとらえていらっしゃいますか?
お差し支えなければ、お教えください。(東京都 風野瑞人さん)

A2 あんまり意識していることはないです。実生活では、仕事が終わって帰ってから短歌のことをしています。もっとプライベートな時間がほしいとは思います。作品では、妙に「こころ」を詠み込むことにこだわってしまうので、少し関係しているかもしれません。

Q3 しんくわさんが怪獣になったら、まずどこを踏み壊すと思いますか?(山形県 ナイス害さん)

A3 何かを踏み壊したりはできずにその場でおろおろして、「まひるどうにかして!」と吠えると思います。どうにかします。

Q4 もうすぐハロウィンですが、しんくわさんにしてもらうとしたらどんなコスプレが似合うでしょうか?(京都府 土岐友浩さん)

A4 かぼちゃ。ハロウィンの日だけ、ぺんぎんぱんつはかぼちゃぱんつ。


<歌集についての質問>
Q1 歌集編纂についていろいろ教えて下さい。(大阪府 虫武一俊さん)

A1 いろいろ! ざっくりと訊かれますね……。ざっくりお伝えすると、歌をかき集める→監修者(わたしの場合は加藤治郎さん)に選をしていただく→自分の希望を述べる、ということを6回繰り返してできました。

Q2 『硝子のボレット』を出版して、変わったことはありますか?(香川県 大木はちさん)

A2 まとまって一冊になり、それなりの流通もあるので、今まで知らなかった方からの「読んだ」という声をいただけるようになってうれしいことが増えました。個人的には、区切りができたので、次に行こう、という気持ちが生まれました。


<短歌についての質問>
Q1 嬉しいときと悲しいとき、どちらのほうが短歌ができやすいですか?(京都府 土岐友浩さん)

A1 うーん。自分の感情と短歌のできやすさに関連はない気がします。強いて言えば悲しいときの方が言葉がどんどん出てくるような気がしますが、短歌として形になるかは別かも。

Q2 短歌の内容は実体験ですか、フィクションですか。(奈良県 逢江紀緒さん)

A2 あまり区別はしてませんが、実体験3割、フィクション7割くらいでしょうか。

Q3 「これはどうしても詠みにくいな」というような主題はありますか?
あったらどんな主題か教えてください。(京都府 篠田くらげさん)

A3 うーん。仕事で関わっているひとに影響を及ぼしかねないようなことは詠みにくいです。

Q4 こおり水、水たまり、まりあ、アルジャーノン、言葉をぬぐい合うようなキス
なんと、苛烈な一首なんだ、とたましいがすくんでしまいました。
質問というわけではないのですが、田丸さんがはじめて詠んだ一首を知りたいと思いました。
もしよかったら、教えてください。(岐阜県 太田宣子さん)

A4 ありがとうございます!初めて詠んだのは、
「希望する職業」欄は真白にて夢という名の枷に苦しむ
という歌です。17歳くらいかと。

Q5 短歌をはじめたきっかけを教えてください。(笹谷香菜さん)

A5 高校の図書館にあった、枡野浩一さんの『かんたん短歌の作り方』(現在は、ちくま文庫から出ています)という本を手に取ったのがきっかけです。自分でも作れるかも、楽しいかも、と思いました。

Q6 もうどこかでお話されているかもしれませんが、短歌はどのようにつくられるのでしょうか。つくる過程でノートに書いてみたり、音読したりする方もいるようですが、田丸さんは手書きや音読などされますか。(滋賀県 西村曜さん)

A6 言葉からイメージを想起してつくることが多いです。言葉に感情を載せていったり。昔は手書きをしていましたが、最近はGoogleのドキュメントに書いています。どこでも見られるので便利です。音読はしています。ひとりでぶつぶつ言っています。また、漢字と仮名のバランスも、何パターンも作って検討します。


<しんくわさんについての質問>
Q1 しんくわさんの名エピソードを教えてください!(香川県 大木はちさん)

A1 バイクを盗まれた話は何度聞いても切なくて笑え……また聞いてやってください。

Q2 田丸まひるさんしか知らない、しんくわさんのチャーミングな一面などあったら聞かせてください(きつねさん)

A2 チャーミングな面は積極的に公表しています。わたししか知らなとすれば、表に出せないようなアウトな面です。だいたいアウトです。


<その他の質問>
Q1 いま一番飛んでいきたいところはどこですか。(千原こはぎさん)

A1 暑くもなく寒くもなくガーゼのワンピース一枚で過ごせて、どんなにごろごろしていても怒られないベッドの上です。

Q2 先日、とあるところで、田丸まひると田中ましろが似ている、紛らわしい。という声を耳にしました。それについて、ひとこと。(奈良県奈良市 村田馨さん)

A2 名前が似ているということですよね。(容姿じゃないよね……)確かに似ていますが、そのうち区別をつけていただけると思います。しばらくしても区別がつかないのなら、どっちにも興味を抱いてもらえていないということだと思います。

Q3 職場に苦手な人がいる場合の対処法を教えて下さい。(大阪府 虫武一俊さん)

A3 職場に苦手な人がいるの、困りますよね。わたしは何が苦手なのか、もっと単純に何が嫌なのか、信頼できる人に話を聞いてもらって気持ちを整理しています。整理した上で、やっぱり無理だと思ったら、あくまで同僚としてのおつきあいのみ続けます。時々こころの中で罵倒します。

Q4 質問ではありませんが、ぺんぎんぱんつ、いつも楽しく読ませていただいております。
放送をたのしみにしております!(滋賀県 西村湯呑さん)

A4 ありがとうございます!そう言っていただけると、ぱんつを続けてよかったと思えます。今後ともよろしくお願いいたします。

Q5 好きなお料理は何ですか?(福島県 安野文麿さん)

A5 お寿司。作れないけど。近所のお寿司屋さんが本当に美味しいんです。料理はそのうち修行します。

Q6 朗読の練習って、どこでどんな風にされてるんでしょうか…?いつもいつも打ちのめされております。(香川県 大木はちさん)

A6 うれしいです。一人の時にしています。当直の日の平和な時間とか、通勤の車の中とか。自分の朗読を録音してチェックもしています。

Q7 深夜でも真昼なのですか?(二次元 デンノコッシオさん)

A7 まひるという筆名の由来は正午という漢字なんです。深夜でも正午です。でも夜型です。余談ですが、ご趣味の合う方と出会えるといいですね。

Q8 ぺんぎんぱんつの今後の展望について教えてください(新潟県 香村かなさん)

A8 ぺんぎんぱんつの紙をどこまで続けられるかは分かりませんが、のんびりやっていこうと思います。来年しんくわ歌集が出るので、それが一つのターニングポイントかもしれません。楽しみです。

Q9 今、いちばん叶えたい願いは何ですか。(愛知県 辻聡之さん)

A9 三か月くらい引きこもって本を読んだり映画を観たりしたいです。

Q10 最近ダムカード収集にはまりました。ダムは好きですか?(しんくわさん)

A10 ダムカードというものの存在を知って衝撃を受けました。国土交通省と独立行政法人水資源機構の管理するダムで配布されるんですね。ダムが好きか考えたことなかったけど、水が好きなので結構好きかもしれません。

Q11 まひるさんのツイッターアイコンの右上にある脳みそみたいな字みたいなものは何ですか?(大阪府 泳二さん)

A11 わたしの好きなシンガーソングライターの大森靖子さんが『洗脳』というアルバムを出した時にピンクの脳のイラストがジャケットに描かれてまして。これをアイコンにつけているひとは大森靖子さんのファンです。


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以上となります。皆様からのたくさんのご質問ありがとうございました。

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