MJコンサート「たいせつなこと」一曲目の「里の秋」が終わり、舞台を振り向き、すでに感謝の気持ちで一杯になりました。
満員御礼、本当にありがとうございました。
「たいせつなこと」がいっぱい見つかり、いっぱい感じるコンサートでした。
ステージと会場席の空気が同じになる演奏は大事です。
どのうたにも、客席からの反応を感じることが出来、子どもたちも応えるように体中でうたいます。
「里の秋」や「鞠と殿様」などは、ステージの邪魔にならないように口ずさむ人や、「あした」はうなずきながら...。
沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」、宮沢賢治の「星めぐり」。
会場に空気がめぐっています。
「夜空ノムコウ」のアカペラは歌い継ぐMJバージョン。
「ジュピター」は私も驚くぐらい大きな宇宙や未来を描いていてオーケストラチックで、練習ではなかなか味わえないハーモニーでした。
うたい終わり、目頭を押さえている方もちらほら見え、私たちの気持ちは高まります。
アンジェラアキの「手紙」。
今日になり「中高生だけでうたわせて下さい」という申し出に悩みましたが、リハーサルをしてみることに。
リハーサルの歌声に心を打たれました。
思い出しただけで・・・。
自分たちの今をさらけだし「ジュピター」の力強さとは違う響きでなんとも心にきます。
涙が止まらなくなり、うたっているメンバーもつられ、ピアニストの晴美ちゃんもつられ、カメラマンMakotoさんがつられ、舞台袖のスタッフがつられ・・・そこにいたみんなが泣き笑い、でも歌声は止まりません。
大人と子どもがわかりあえた「時」がそこにはありました。
本番はもちろん、中高生だけで。
うたを越えて、その存在が自慢の子どもたちです。
「Sing Together」
「二度とない人生だから」
「HEIWAの鐘」
リクエストの多い三曲に想いを込めます。
MJは平成のメッセンジャー、歌声はジャパニーズゴスペルであれと願うのです。
あっという間の1部、60分でした。
見守って下さる暖かい拍手、子どもたちの満足な笑顔。
・・・あぁ、12年続けてよかった。
応援下さるみなさんに心から感謝いたします。
さて、15分の休憩はさみ、第2部へ・・・
子どもたちはこの15分でもうひとつの表現者の顔になります。
・・・ちらっと
これはコンサート終了直後に、拓ちゃんが送ってくれた写真です。