山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

エルフ

2008-11-16 20:02:56 | MJ「愛と平和」日記

第2部です。

   「かたあしだちょうのエルフ」

八ケ岳から「音」ゲストをお呼びしました。
Tapi &Toshiです。
ディジュの音が怪しげにホールに響き、ライオンが登場します。


あらすじ
アフリカの大草原で動物たちが生命の息吹を神に感謝しながら、仲間たちと暮らしています。
エルフはみんなの人気者で若くて強くてすばらしく大きなおすのだちょうです。
一息で千メートルも走った事があったこらいです。
「エルフ」とはアフリカの言葉で「千」の事です。
ここには生きてゆくための戦いがあります。
エルフは小さな動物や仲間たちの熱い信頼に応えながら、片足をなくしても皆を守り、最後にバオバブの大樹になっていきます。


絵本を脚色し、脚本を書き、曲を創りました。
15ページの絵本から45分のステージをつくりメンバー全員のセリフを考えるのは苦しかったです。
曲も時間はかかりましたが、なかなか愛着のある感じ・・・子どもたちが自分の役以外の曲を口ずさんでいたり、ソリストも上手く表現していました。
テーマとなった「エルフの涙」は今月には入り仕上がり、やっと全10曲が揃いました。
「ハイエナのうた」は、お布団の中で夢の続きのようにピアノの音とリズムが聞こえてきて数分で完成。
みんなのお気に入り。
「ともだちのうた」や「動物たちのうた」スワヒリ語が入ることでアフリカの太陽や神様の大きな存在を表現しました。
ライオンもエルフも堂々と歌い上げ素晴らしかったです。
ピアノと民族楽器で色がついていきます。

ダンスは緒方先生にご指導いただきました。
オープニング以外は子どもたちの創作です。
黒ヒョウのバレーを基本とした表現も素晴らしかったです。
個々の得意とする所もひき出してあげたいですね。

ジャッカルのセリフは絵本にはない展開ですが、どうしても入れたかった場面です。
しかも、子どもたちには前日メールでセリフ変更がいき、当日までに暗記・・・本当に心強く、私のやり方を理解(覚悟とも・・・)してくれます。
言葉の言い回しや表現は12年の積み重ね、ジャッカルは指導のいらないメンバーでした。

衣装・・・。
今年はギリギリでした。
ゲネプロの段階でハサミの入るものもあり、舞台裏でミシンや針がひっきりなしに動きます。
ママスタッフががんばってくれました。
出来る範囲で妥協はしたくなくて・・・冷や冷やさせ、すみませんでした。
「カンガ」というアフリカの生活布をいつもブログにコメント下さる、アフリカ在住のバラカさんのお店から仕入れました
動物のママたちが持って踊ります。
初めは全身カンガでしたが、動物らしくなくなってしまい(笑)そのように。
終了後のカンガは全て、買い取り先が決まってしまいました。
改めて後日「カンガ」紹介しますね。


写真がまだ間に合わないので、急ぎレポートです。

幕が上がれば、あっと言う間の2時間でした。
開場前から列を作って並んでくださったみなさま、あたたかな眼差しで子どもたちを見守って下さり、聴いて下さったみなさまに育てていただいている音楽活動です。
心から感謝します。
今年はメンバーの学校の先生もたくさんいらして下さいました。
学校以外に活動する姿を見ていただけてうれしく思います。
保護者スタッフのみなさん、会館スタッフのみなさん、Yapi Toshi ピアニスト晴美ちゃん、照明さん、叶さん、舞台デザインの志村さん、ダンスの緒方先生、卒業したメンバー、Makotoさん・・・みんなありがとうございました。

さて、またはじまります・・・新しいステージが。



コメント (4)
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