乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

女の霊力と家の神  宮田登著 人文書房

2007年10月19日 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

(2007年 9月11日。

イランの フィールズ・アーバードにある 民家。

ここの家族は、山羊や羊などの牧畜で生計をたってておられます。 

写真のこの女性、お洒落で素敵でしょう・・・

ここの地も含めて あたり一体、へジャブの下には色艶やかなワンピースやスカートを着ておられる方が多かった。

『地球の歩き方・イラン』によると、派手なスカートを身にまとった 少数民族の方も多いとか・・・

しかし、写真の女性がそうであるかどうかは分かりませんので、ここでは少数民族名を控えさせていただきます。

このお宅では、靴をぬいで、ジュータンにあがる形式をとっておられました。

トイレも土で作られた素朴なもので、感激いたしました。

この家の敷地は広く、小さな岡には山羊や羊が 多くいて、庭に離されています。

家の前の 庭中央には水場が・・・

水を大切に生活されていることを、肌で感じました。

暑いさなか、ご馳走いただいた 冷たいオレンジジュースの味が忘れられません。

ありがとうございました。)  

 

 

 記録だけ  2007年度 81冊目      

 

  『女の霊力と家の神』           

                                            

 宮田登 著

 人文書房   

 1983年8月10日

 230ページ 現在1900円+税

 

 宮田登氏の 『女の霊力と家の神』 を読む。

 宮田登さんの本は、今回の『女の霊力と家の神』で、やっと五冊目。

 もっと読みたいと思わせる本が多い。

 

 女の霊力 女性と民間信仰 や 女の講と血穢ほか、近代日本の女と性 おおらかな性と愛 などが述べられている。

 他にも、祭りと女の霊力や 境に住む遊女。

 石枕と一つ家は興味深い。

 呪力や性と農耕。男や女の民俗学的立場から まじめに語られた・・・。狸の○玉なども書かれている。

 

 家の神と祭りや 女の家、間取り・ナンド・寝間、民俗民間信仰なども面白く読んだ。

 

 この本、定価が記されていなかったが、現在のものは 表紙にイラストもあり、1900円(+TAX)もするようだ。

 高額だが、 その価値は充分にあると思う。

 但しこの本も図書館でお借りしたもの。

 正確にいうと、近くの図書館にはないので、家族に頼んで借りてきてもらったんだ・・・。

 

              すこーん すこーん こめだんご

 


コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

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Unknown (オオタ)
2007-10-20 11:01:36
素敵な、女性ですな。人生の、貫禄を感じる。
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こんばんわ (みき)
2007-10-20 17:49:10
いい 写真ですね。
グリーンの洋服と 頭の 被り物の
黒の 色あいが いいですね。
ところで 富田登さんの 本は
読んだ事が ありません。
私も 図書館で 借りてみようかな。。 
返信する
うふふ・・・ (オオタさんへ >乱鳥)
2007-10-20 23:00:37
ありがとうございます^^V
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ありがとうございます^^V (みきさんへ >乱鳥)
2007-10-20 23:07:52
富田登さん監修の絵本なんですけれど・・・好きな本があります。
最後のところに説明が載っていて、村(日本)の暮らしがよくわかる。
大人でも楽しい一冊でしたf^^;;

ブログに、記録だけ書き込んでいます。
↓もしよろしければ、見てくださいね

http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/6eca86c2f777e87971bedc71e7432b7d
返信する
Unknown (maki)
2007-10-21 12:47:32
わい、わーい、
お話に、
出てきそな、
おばあちゃん、だね、、、
返信する
ほぅ~♪ (makiさんへ >乱鳥)
2007-10-21 18:06:26
そうかもしれない
返信する

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