乱鳥の書きなぐり

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金々先生造化夢 13 十一丁裏 十二丁表 山東京伝 作  北尾重政 画  寛政6年 版元 蔦屋重三郎

2020年08月22日 | 山東京傳

 

 

 金々先生造化夢 13 十一丁裏 十二丁表 山東京伝 作  北尾重政 画

 寛政6年 版元 蔦屋重三郎

 

 金々先生造化夢 山東京伝 作  北尾重政 画

 山東京伝  1761-1816

 北尾重政 1739-1820

 [江戸] : [蔦屋重三郎],

 寛政6[1794]序

 黄表紙

 一冊 19cm

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 ヘ13 02056 0012

 

 

十一丁裏 

かくてきん/\先生に
 
するちやづけめしのどう
 
ぐだて
 
あらまし、できあがり、
 
けれどもいまだめしをた
 
きにばな
 
をふるかんじんの
 
水がなし、それゆへ仙人の
 
おかしら、井
 
戸、ほかの
 
仙人にいひつけきう
 
に井戸をほらせる
 
これも 井戸
 
ほりあし、しろからすき
 
くわのたぐいのどうぐを
 
こしらへ、その志
 
んくいく、
 
万人のほね
 
おりか、そのさき/\
 
ハかぞへつくし
 
がたし、
 
 
十一丁裏 
 
「女仙人、井戸をホルをみに
 
 くる、これハ
 
 なにのた
 
 めにみに
 
 くるかきが
 
 しれず、し
 
 たがいつたい
 
 
十二丁表
 
 りう
 
 ぐう
 
 にて
 
 ハ
 
 此たび井戸をほる
 
 ときゝ、水をさづけん
 
 と、龍王みずからたち
 
 いでゝ、おほくのうちくずに
 
 そのよういを申つける、これ、また、きん/\
 
 せんせい一人のために、龍宮までの
 
 ほねをり、のべがたし、
 
 龍王の水をさずける所かん
 
 むりがへどをはくやう
 
         なり、
 
 
十一丁裏
 
 ことハざに水ハほう
 
 いんのうつハものに
 
 ほういんの うつハものは、さしづめ、ほらの
 
 かいなり、それゆへ、りう
 
 ぐうでも、水をさづける、
 
 てつだい
 
 ハほら
 
 の か
 
 い
 
 が
 
 つと
 
 める
 
 なり、
 
 
十一丁裏  下
 
此本
 
に女
 
がす
 
けな
 
きゆへ
 
ゑぐみ
 
 
 
 
 
 
 
 
みに
 
 
たと
 
みへ
 
る、
 
 
十二丁表 下
 
こんだのちやづ
 
けめしのさいが、
 
ひものでなく
 
て、しやりせ□□□(擦れ)だと
 
おいらもろうして
 
 
いら
 
 
れぬ、
 
 
茶漬け
 
 江戸時代では、茶漬けをメインに出す『茶漬け屋』が存在していた。
 
 江戸時代は旅でもサラサラと食べられる茶漬けがブームになっていた。
 
 奈良茶飯もその一つだという。
 
 
 
 
 
 
 
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