乱鳥の書きなぐり

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土舞台顕彰記念 『第27回 篝能』 ポスター

2006年10月21日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 奈良県桜井市の市民会館で土舞台顕彰記念 篝能が公演された。

 今年で二十七回目。

 

『土舞台』とは、日本初の国立演劇研究所がつくられた所とのこと。

『日本書紀』(推古20年・西暦612年)頃 百済の味摩之(みまし)が呉で『伎楽舞(くれのうたまい)』を学ぶ。

 これを聖徳太子がご覧になって、この地(桜井)で少年を集め、『伎楽舞』を学ばせたと言い伝えられている。

 

 これを記念して桜井市では『土舞台顕彰記念』の『篝能』を毎年開催されているとのこと。

 

 余談ですが・・・

 開催当時には故森繁久弥さんなども観にこられたと挨拶でおっしゃっていました。

 

 

【伎楽とは】

日本最初の外来楽舞で、こっけい・野卑な無言仮面劇。推古天皇20年(612)百済(くだら)の味摩之(みまし)が中国の呉(くれ)の国で学んで伝えたという。飛鳥(あすか)・奈良時代を最盛期として衰え、江戸時代に滅びた。呉楽(くれがく・ごがく)。呉の歌舞(うたまい)

仏教で、音楽のこと。

 

 四十四歳でお亡くなりになられた狂言師、野村万之丞氏は

『シルクロードを逆のぼると、伎楽にたどり着く』

というお考えをもたれていたと説明なさっておりましたことが非常に印象的でした。

 確かに能面などを考えてみても、日本本来の特徴というよりは大陸からの影響を深く受けていることが伺えます。

 時間があるときにゆっくりと調べてみましょう・・・


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