乱鳥の書きなぐり

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映画三昧; 『アバンチュールはパリで』『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

2011年05月27日 | 映画





    映画 『アバンチュールはパリで』★★★★★ ★★★★☆ (好みの映画)

    映画 『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』★★★★★ ★★★☆☆ (好みの映画)









映画 『アバンチュールはパリで』


映画 『アバンチュールはパリで』

監督・脚本:ホン・サンス
出演:キム・ヨンホ パク・ウネ ファン・スジョン イ・ソンギュン キ・ジュボン
2008年
145分
カラー
鬼才ホン・サンスが描く“男と女の本音” 妻をソウルに残し一人パリを訪れた画家のソンナム。パリの日々を怠惰に過ごす彼の目の前に、太陽のように溌剌とした魅力を放つ画学生ユジョンが現れる。妻を気にかけながらもソンナムはユジョンに心奪われてしまう。直球で思いをぶつけるソンナムに対して最初はそっけないユジョンだったが―。 第58回ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品 2008年韓国映画評論家協会賞 最優秀作品賞・最優秀脚本賞 2008年釜山映画評論家協会賞 最優秀作品賞・新人女優賞 2008年釜山映画賞最優秀作品賞






『アバンチュールはパリで』は良かったよ。

 最後で、自分が絵のモチーフとしていた『空』が何度もうつるんだ。

 結局妻が芸術というテーマ二一見思えるんだけど、違うよ。



 この映画は日記形式で短編が重なり、一つの話しが流れるよ。

 映画の途中で二ヶ所、これは夢だったという拙婦負が出てくるし、大笑いするんだけど、これがポイント。

 毎日の出来事が矛盾していて、結局全て夢だったんだ、きっと…。

 その証として、最後で『空』が何度もうつるんだ。

 そして、決め手は彼のはいているすすけたジーパン。夢のだめ押しかもね…。



 上質で、この映画は内容は違うけれど…

 黒沢監督の「こんな夢を見た」と言う言葉が印象深い『夢』を無意識の内に意識しているなと感じた。

 
 




『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』


映画 『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

監督:佐藤祐市
原作:黒井勇人
脚本:いずみ吉紘
出演:小池徹平 マイコ 田中圭 品川祐 田辺誠一
2009年
アスミック・エース エンタテインメント、パルコ、アミューズソフトエンタテインメント、関西テレビ放送、共同テレビジョン、Yahoo! JAPAN
105分
カラー
崖っぷちの今に最高の元気を贈る、実話から生まれたワーキング・エンタテインメント!! 2ちゃんねるの書き込みから生まれた黒井勇人のスレッド文学を、「キサラギ」の佐藤祐市が映画化。 高校中退のニート・マ男は、母の死をきっかけにプログラマーとなり、何とか小さなIT企業に就職する。しかし入社してみると、そこはサービス残業や徹夜は当たり前で、過酷な労働を社員に強いる「ブラック会社」だった。変わり者の同僚に囲まれ、徐々に成長していくマ男をコミカルに描く。






 とにかく面白いよ。

 小池徹平さんは良いし、田辺誠一さんや池田鉄洋三や森本レオさんや中村靖日さんは上手いし、美しいマイコさんはいい味を出されているし…。

 筋書きも安心できる内容で、満足したよ。









 おつきあい下さって、ありがとうございます。

 日本とも好みの映画でした。

 今回も題名記録のみにて失礼いたします。






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