乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『カスピ海の空は むらさき色』イランに暮らした日々  ハギィハギィ志雅子 著

2008年06月22日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

(写真はイランの猫。ペルシャ猫!?とでも、言っておこうか・・・。)

 

記録だけ  

 

2008年度 68冊目  

 

 『カスピ海の空は むらさき色』

 イランに暮らした日々

  

  

 ハギィハギィ志雅子 著

 日本放送出版協会

 昭和42年2月20日

 267ページ 1600円+税

 

 久々に読書。

『カスピ海の空は むらさき色』を楽しむ。

 カスピ海に思いをはせ読み進める内に、塩湖の思い出に浸る。

 カスピ海の色は、本当にどんな感じなのだろうか。

 おそらく訪れるであろうまだ見ぬ地に、あこがれ、夢見る。

 

 この本の中で最も印象深かったことは、ラムザーンの話。

 著者 志雅子の三日間で断食を断念したときの義母 ママンの、

「お前のした三日間の断食は、3000日の断食に相当するのだよ。イスラム教徒に生まれなかった者のする断食は、そんなに尊いんだよ。さあ、心配することは何もない。もう、一生分も、二生分もしてしまったんだからね。」

言葉には深い愛情を感じる。

 イラン人は、こういった感慨深い愛情を持った一面もあり、その言葉はそっくりと自分に染み渡る。

 このママンの言葉に触れることができたという意味では、良書ともいえよう。

 

   

     写真はイランのマハルル湖。塩湖の一つ。

 

 


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9 コメント

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ママンとの出会い (reunion810)
2008-10-31 19:46:58
異国で嫁いだ息子の嫁さんに注がれる義母の目の暖かさ、嬉しかったでしょうね。嫁姑の関係が見えるようです。
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こんばんは (綾子さま)
2008-06-27 23:05:22
お友達に出されるのですか。嬉しいです。
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絵葉書 (綾子)
2008-06-27 10:11:05
葉書を縦にして、上半分に、使わせてもらいました。写真は、少し小さくしました、かってにして、すいません。かわいい、絵葉書です。これで、友人を誘い出します。
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何だか、ありがとうございます。 (綾子さま)
2008-06-24 21:34:28
大きいのは、よろしいですか?
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おはようございます。 (綾子)
2008-06-24 08:13:20
ありがとうございます。甘えさせていただき、持っていきますね。友達に手紙を出します。
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こんばんは♪ (綾子さま)
2008-06-23 22:00:25

景色の色彩が変わっているのですが、これはほとんど自然の写真です。不思議な空間でしょう・・・。


連絡、ありがとうございます。
こんな拙いものでよろしければ、どうぞご自由にお使い下さい。
大きさ、あいますか?
もう少し大きいものをUPしましょうか?
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でしょう・・・。 (さち様)
2008-06-23 21:57:30
ヘアカットして、マントウ付けたペルシャ猫・・・。

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猫の写真 (綾子)
2008-06-23 09:20:10
きれいに加工されましたね。絵葉書みたいです。欲しいな。
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ぷっ! (さち)
2008-06-23 08:15:04
なるほど、ペルシャ猫ですね。
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