ナクシェロスタムで出会ったかわいい女の子
2009年9月 イラン
走り回っている女の子。まるでおとぎの国から出てきたような子だった。
彼女は末っ子。四番目にできた家族の待望の女の子。
彼女の一番上のお兄ちゃまは大学生。将来コンピュータープログラム関係の仕事に就きたいという。
お兄ちゃまに自慢はお父様と末っ子の彼女。
お父様は医者だと誇らしげに教えてくれた。
イランで自らの職業を教えてくれる人たち全員が医者であった事に驚く。
イランでは特に特別の意味を持つ職業なのだろうか・・・。
はにかみ屋さんのかわいい二人の女の子。
お揃いのお洋服はオレンジ色を取り入れ、同化した色彩が照りつけられた砂地によく似合う。
彼女達のお父様が、
「うちの子もとってくれ。」
とにこやかに近づいてこられた。
中国とは逆で、イランでは自分の子どもの写真を撮られる事を好まれる場合が多い。
「うちの子もとってくれ。」
と歩み寄る陽気なイランの父母の多さは私たちの予想を遥かに超える。
こども 万歳! 親ばか 万歳!
こどもたちとほわんとしたひとときを過ごすのは好き。
こどもたちを見て、我が子の幼い頃を思い浮かべる私のイランでの楽しみの一つかもしれない。