乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

姫冬瓜

2009-10-11 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 

(写真はテヘランで買った桃。7個200円くらい。9月のイランは果物がおいしい。

 直径30㎝位の長いメロン(マスクメロン2個分)は1個150円、丸いメロン(マスクメロン風)や大きなスイカは200円くらい。いずれも計り売り。)








      姫冬瓜



 昨夕 息子から電話がかかってきた。

「おかぁさん、冬瓜の皮って、どこまでむけばいいの?」

「白いとこまで。」

「みんな白いんだけど・・・。」



 まぁ、たわいない話はさておき、包丁で手を切る息子を心配し、半分割した冬瓜をまな板において皮を剥く方法もあると伝える。

 心配性な母親(わたし)。

 その後いくつかの超簡単冬瓜料理を伝授。

 内心 息子の料理を食べてみたいと思い、ほくそ笑む。



 電話を切りよくよく考えてみたら、息子には申し訳ない事をした事に気づく。

 おそらく、冬瓜を料理するくらいにしっかりと生活しているという事を伝えたかったにがいない。

 それにしても選んだ食材が 姫冬瓜。

 直径15㎝ほどの冬瓜で137円だったと言う。

 関西でも地場農家のものを求めると150円位だから、うまく買えたものだと 息子に感心する事しきりなし。



 冬瓜はわたしの好きな食材の一つで,わが家にも度々冬瓜料理は登場する。

 わが家を離れた子がわが家の食卓を頭の片隅において,たまの連休に料理を楽しむ姿を思い浮かべると、長い期間子育て中心に過ごしてきたわたしの人生も報われたような気がする。



 来週、若い同級の友人の結婚式をかねて、わが家にも戻ってくるという。

 今回の料理は何をつくろうかと考える。

 母の、そして 女の喜びである。


 

コメント (6)
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