記録だけ
2008年度 140冊目
音読すれば効果倍増 『えんぴつで書く 百人一首』
土屋 博映 監修
小笠原 絵三子 書
ダイソー えんぴつで書く古典②
2008年6月20日第6版
80ページ 100円+税
これを載せるかどうカをかなり迷った。
しかしながら、100均(105円)にしては楽しめるので、恥を忍んで記録することにした。
16日。
ガムテープとファイル、ノートなどを買うために、ダイソーにいく。
必要な砂をかごに入れた後、店内を物色。
途中に、音読すれば効果倍増 『えんぴつで書く 百人一首』を見つけた次第である。
これの魅力的特徴としては、えんぴつでなぞれる部分にある。
私は家に着くなり、この本(ノート?)を開る。
えんぴつでなぞるべき所を、あえて筆ペンでなぞり始めた。
うんうん!!これはいい。
なかなかのできばえである。
書き進めていく内に、ほんの空白部分に、筆ペンで落書きを始める。
空白部分は狭い。
私は和紙を用意した。
絵筆と硯も机上に置く。
歌に合わせて、俳画を楽しむ。
ここで初めて、百人一首の情景などを踏まえて描く場合は、俳画ではたよりないことに気づく。
いつもながら、馬鹿な乱鳥。
スケッチブック云々を出すのも面倒なので、それならばと、世俗漫画風な落書きを楽しんでみた。
百人一首は恋愛ものも多いので、これは成功かも知れない。
私は 自分に描いたがらくたのような落書きを前に、ほくそ笑んだ。
所で、百人一首の起こりは次のようである。
藤原定家が、宇都宮入道蓮生の京都嵯峨野の別荘の障子(ふすま)にはる色紙を頼まれ、それがきっかけで歌を選んで書いたと言われていると説明があった。
これは今回この本を読んだ収穫であった。
毛筆と落書きは楽しめ、音読もできる。
全体は想像しながら読んだが、なぞり書き部分は半分くらい残っているので、まだまだ楽しむことができるといった優れもの。
これで105円はお買い得かも知れない。
2008年師走。
140冊目が百均の百人一首とは少々陳腐ではあるが、楽しかったので これもあり ! と、納得した次第である。