日常

◆辞世の句 その3「与謝野晶子」

2009-04-29 14:01:00 | 辞世の句シリーズ
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◆辞世の句 その3
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与謝野晶子
『今日もまた すぎし昔となりたらば
  並びて寝ねん 西の武蔵野』
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【自由訳】
今日という日もいづれ過去になる。
そうなれば、アナタと共に武蔵野のお墓で共に眠りましょう。
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【与謝野晶子】
→歌集「みだれ髪」で世に出、短歌での女性解放を目指した。11人もの子を産んで生活力もある女性だった。先になくなった夫:与謝野寛(鉄幹)の辞世の句とあわせて読むと、更に味わい深い。
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