日常

甲野善紀、小池弘人「武術と医術 人を活かすメソッド」

2013-07-03 16:30:54 | 
古武術家の甲野善紀先生、統合医療の医師、小池弘人先生。
お二人の対談本「武術と医術 人を活かすメソッド」 (集英社新書) (2013/6/14) を読みました。
とても興味深く刺激的。面白かった・・・。

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<内容(「BOOK」データベースより)>
経済を優先するあまり、自然環境のみならず伝統的な人間のつながりをも破壊する現代文明への疑問から武術の世界に身を投じた武術研究者、甲野善紀。
一方、西洋偏重の医療界に限界を感じ、代替医療を選択肢に入れた統合医療を実践する医師、小池弘人。
この二人が、科学、医療、スポーツ等における一方的な「正統性」を懐疑し、人を活かすための多様なメソッドを提言する。
特定の見方、方法論の呪縛を離れ、虚心にリアルな生に向き合う事で、自分自身にとっての人生の「最善手」が見えてくる。武術と医術の叡智が交錯するスリリングな対談。
<著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)>
甲野/善紀
1949年、東京都生まれ。武術研究者。長年の武術研究で得た身体技法は幅広い分野で注目される
小池/弘人
1970年、東京都生まれ。小池統合医療クリニック院長。群馬大学大学院医学研究科卒業。
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甲野善紀先生の活動は、かなり以前からとても興味を持って応援しているお方。
以前、古武術のワークショップにも出た事があります。

半年くらい前、「表の体育 裏の体育―日本の近代化と古の伝承の間に生まれた身体観・鍛練法」(PHP文庫) (2004/03)という甲野先生の本(デビュー作!)を読み、すごく刺激を受けました。ブログでの感想も書き途中。


この本で肥田式強健術創始者の肥田春充というとんでもない人物を知りました。その後、神保町で偶然出会った肥田春充「宇宙倫理の書」という本も購入してしまいまいした・・・。
(ちなみに、「宇宙倫理の書」に関しては、<試読 宇宙倫理の書>という素晴らしいサイトでまとめを読むことができます・・・。ありがたいことです。)





甲野先生つながりで言えば、
甲野善紀「古武術からの発想」(2011-08-18 )
も、以前ブログに書きました。






古武術という世界を通して、人間の身体の可能性を追求されている甲野先生、再分化された医学を統合するために「統合医療」に身を置く小池先生。
お二人の、新しい可能性に開けた対談はスリリングで刺激的でした。

自分も、甲野先生がおっしゃるように
『面子や体裁に拘って、自らの体系を改めようとしない、そうした医学界や栄養学界に激しい怒りと、それを何とかしたいという使命感のようなものが芽生えたのである。』
というお気持ちは痛い程分かります。

お二人の対談は、身にしみるほど深く染み込んでくるものがありました。



琴線に触れた箇所を箇条書きにて。





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・甲野先生が大学2年生のとき、ヒヨコの雄雌鑑別をして、雄ヒヨコを処分する作業を見た(雄は子供を産まないため)。雄雛は巨大なプラスチックの容器に放り込まれ、その容器がいっぱいになると長くつで踏みつけ、さらに入れていた。踏まれた時の雛の悲鳴は、今でも耳の底に残っている。経済優先の血も涙もない畜産の実態をまざまざと知った。
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→他の本にもこのエピソードをかかれていた。このエピソードは、聞いているだけで胸が痛みます・・。


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・同じ生きとし生きるものの生命に対しての礼がある。
・玄米自然食で、現代医学で見離された患者が奇跡的に回復したケースも見た。面子や体裁に拘って、自らの体系を改めようとしない、そうした医学界や栄養学界に激しい怒りと、それを何とかしたいという使命感のようなものが芽生えたのである。
・『禅の無関門にある百丈野狐の話、「大修行底の人、還って因果に落つるや也た無や」で、不落因果(因果に落ちない)も、不昧因果(因果はくらまし消すことはできない)も、どちらかに断定することは皆間違いだ、という所と、光が波か粒子かで大論争になっていたとき、アインシュタインが光は波であり、同時に粒子でもあるという「光量子仮説」を打ち出した経緯を知ったことが大きかった。』
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→どちらか、ではなくて、どちらも、な事が多いですよね。矛盾するものは常に同居できる。それを分別するのは人間のエゴに過ぎない。人間存在そのものが、常に相矛盾するものを同居させているはず。


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・『現代のさまざまなややこしい問題の根底にあるのは、見栄やメンツにこだわり、ただ自分の地位や立場を守ろうとする欲である場合が、そのほとんどを占めている。』
・少しは息のしやすい社会に変えて行きたい
・批判する人は実際、本当に詳しく調べてなんかいない
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→同感!同感!!



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・大阪八尾の甲田光雄医師、森美智子さんの症例
・冬眠、すなわち絶食状態を作ると言う事が、その個体の健康を保つのに役立っているのではないか。
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→森美智子さんは、西洋医学では不治の病とされる脊髄小脳変性症を、断食・生菜食療法24年、1日青汁1杯で丸13年にて自力で治癒。今は大阪府八尾市で鍼灸院を開業されていることで有名な方。
森美智代「食べること、やめました」―1日青汁1杯だけで元気に13年 」マキノ出版 (2008/4/15)に詳しい。現代医学、栄養学がまだまだ遥か未完成であることをよく物語る実例。


「行  -比叡山 千日回峰-」(2011-09-12)
で紹介した酒井雄哉さん(延暦寺 山宝院住職)の食生活も似たような超小食で超人的な荒行をされている。医学も栄養学も常識を疑って謙虚に検証していく必要がある。



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・体をどう捉えるのか、ということが医療の根本
・『互いに矛盾した医療の考え方も統合医療は統括して扱っていく。「活きたものは皆無限の対立を含んでいる」とする哲学者の西田幾多郎は、「最も有力なる実在は種種の矛盾を最も能く調和統一したものである」と述べています。』
・整体協会の野口晴哉先生、鹿島神流の国井善弥、佐々木正之進などの例。
・生きている人間は理論通りになっていない
・野口晴哉先生の「わ」と「へ」の違い。『「食わない」として断食の療法のつもりでやれば、それがかえって健康になるけれども、海で事故に遭い、漂流して「食えない」状況になると急速に衰えてくる。』
・正反対の説が盛んに言われていて、その間が真空地帯になっている
・雀鬼 桜井章一氏:裏が表に出てくるということは、表の力が弱ってきたから。
・野口裕之 野口裕之氏:人の身体を観ると言う仕事に就いていて、医師とは違って法律に守られていない立場の者は「技術を磨かざるを得ない」と話されてた。
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→色んな道のプロが言われていることには、それぞれの真理が必ず含まれている。僕らはそれを素直に受け取って、自分なりに消化しないといけない。消化できないものは下痢として体外に素通りしていくかもしれないけれど、正しく消化できれば自分の血肉となる!


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・「縮退」、その人の関心が集中している事を把握する。その人の関心やエネルギーがどこに「縮退」しているかを考えてみる。
・「科学的」という呪縛
・論文と言う形態で無理やりまとめなければ認められないために、すごく貴重でユニークな研究が陽の目を見ない恐れがある。
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→「科学的に考える」ということは、できる限り理性的であろう、という態度を示す事だと思いますが、今は「科学的じゃない」という曖昧な言葉でものを大切なものを切り捨てるために誤用されているような。「科学的」とは、本来は対象に対する「態度」のことを示す言葉だと思います。何でも虚心坦懐に接し、極力理性的であることを自分に課し、常に前提を疑い続ける自由な態度のこと。



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・テンセグリティ構造:張力による統合。フラーの造語。1か所を押さえたら負荷が全体に散る。このことと甲野先生の技との類似性。
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→これはすごく面白いので、このブログ末にまとめを。
テンセグリティ構造の考えは、人体で言えばロルフィングが近いかもしれないので、ロルフィングの説明もついでに。
ロルフィングと言えば、
○「よしもとばなな「Q健康って?」」(2011-11-26)
の本にも登場されますが、ばななさんの旦那さんである田畑浩良さんがロルフィングをされているんですよねぇ。



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・人間は基本体型が4足構造。手で何かつかむ動作では肩が前にのめってしまいがちだが、引っ掛けるような動作には強い。針での経絡も、四足が前提で、陰と陽が決まっている。背中が陽で腹側が陰。
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→そうなんですよね。人体って、4足構造から直立して進化したとされるわけですが、その過程で上半身と下半身のねじれが逆になっているんです。直立すると、手の肘が後ろ向きになるのに対して、足の膝は前向きになりますよね。上半身と下半身が逆向きにねじれていることを知ることが、おそらく甲野先生のような常識離れした身体技法を考える上で、非常に重要な点だと思うわけです。




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・自在キャスター:風見鶏と同じ原理。車輪を支えているベアリングの部分が真ん中よりずれてついているから、進もうとする方向に対して、常にその負荷を最小にしようとするので、押されてすすむ方向に自動的にくるんと車輪が向く。自在キャスターが色々な物の下につきだしたのは、阪神・淡路大震災辺りから。大正の頃に発明されていたものが、グランドピアノなど一部の下にはついていたものの、一般に広く普及するには時間がかかっている。
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→この話は知りませんでした・・・、確かに。



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ジェイ・ボールドウィン「バックミンスター・フラーの世界」
『ある概念をあまりに深く明確に照らすデザインが出現すると、それと同時に、それを利用する人々が、その概念のない生活がどのようなものであったかをもはや思い出せなくなる。』
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ウィリアム・ジェイムス「プラグマティズム」
『ご存知の通り、新しい理論があらわれると、まず不合理だといって攻撃される。
次に、それは真理だと認められるが、分かり切ったことで取るに足らない事だといわれる。
最後に、それはきわめて重要な物になって、初めそれに反対した人々も、その理論は自分たちが発見したのだと言い張るまでになってくる。』
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→このウィリアム・ジェイムスの発言は座布団10枚!!と言いたくなります!自分も何度も同じ体験をしていて、いつも やれやれ、と思います。(^^;





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・「論文」も、部分をちゃんとやっていけばいつか全体が分かるという、すごい膨大な勘違いの中に書かれているという可能性はあるわけです。 
・資本主義という絶えず経済的に成長していかなきゃいけないという形態は、昔みたいにまだ未開拓なところがたくさんあった時はそういう方法もありえたのでしょうが、今はもうそうじゃないでしょう。それに、「マルチ商法はよくない」と言っておいて、国全体の経済機構がマルチ商法みたいになっているということ自体が本当におかしいんですよね。
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→甲野先生がおっしゃるこの発言。自分もよく周りに言っていることと同じで嬉しかったー。現在の経済体制って、壮大な「マルチ商法」になっているんですよねぇ。それに気付かせないため、ミニ「マルチ商法」をわーわー叩いているような気がしてなりません。もちろん、「マルチ商法」はよくないと思いますよ。ただ、最終的な決定権は、その人自身にあると思うのです。これは、現代医療も「マルチ商法」まがいになってきているように思えて(集団催眠のようで)、耳の痛い話しです・・・・。





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・「最善」は分からないが、「善」はひとつではない。
・『今の日本の社会だと、「ガンだ」というと、様々なしがらみから自由に振舞えるところがあるみたいで、それはそれで悪いだけじゃない、というお話しでした。』
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→社会からドロップアウトするのは非常に怖い。現代はそういう「恐れ」に満ちていると思う。ただ、だからこそドロップアウトして初めて見えてくる偏見のない自由な世界があるのも事実。ガンになれば、全員が入院して手術や抗がん剤や放射線治療をしないといけない風潮に、現代医学は満ちているけれど、その人が「ガン」になったことは、本当はもっと深い意味がある。そこに気付くことが重要だと思う。 なぜなら「ガン細胞」も、元々は自分の細胞の一つなのだから・・・。




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・「矛盾を矛盾のまま矛盾なく」
・プロの職人の弟子は、雑用ばかりで仕事をやらせてもらえないことが多い。
これは失敗経験をさせないという意味もあったのではないか。
もちろん、ものによっては失敗して学ぶということもあるのでしょうけど、何が失敗なのかよくわからないというくらいになってしまうと、すごいレベルに行ける事がある。
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→この観点には驚いた。確かに、「失敗」という概念がなければ、そのものはこの世に存在しない。それは遥か高いレベルを目指す人の世界に似ている。「病気」も、その概念がなければ、そんなものは存在しないのと同じ事だろう。医療が「病気」という概念を無理やり押し付けるのは、必ずしもいい事ではない。





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・統合医療もたった一つの正しい答えというものはないよいに思うのです。正しい方法を探すのではなく、間違った方向に向かわないようにするという考え方をすることが大切なんです。
・身体の感覚の変化というのは、それこそいろいろな形でその人の価値観を変えるようです。しかも普段、いわば体にへばりついている、日常の自分の体を維持しているような感覚に、より近いところを揺さぶってやれば、何か大きく変わるということはありますよね。
・少し不安定な状態にした方が体全体が鋭敏になる。
・今までずっと続けてきた思い込みを時に大きく変えてみる事は必要。
・「二分割思考」への安易な選択を踏みとどまらせる
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とても刺激に満ちた対談でした。
新しい時代の夜明けを感じさせてくれる、そんな希望を感じる対談でした。
上のようなキーワードに興味ある方は、是非お読みくださいー!








■■テンセグリティー (Tensegrity)
・バックミンスター・フラーにより提唱された概念。Tension(張力)とIntegrity(統合)の造語。
・実際はケネス・スネルソンが彫刻として取り組んでいた引張材と圧縮材からなるオブジェに対し、テンセグリティなる造語を発案し、これを自ら用いたのがバックミンスター・フラーだった。
・テンセグリティは構造システムが破綻しない範囲で、部材を極限まで減らしていったときの最適形状の一種とも考えられている。

<ジオデシック・ドーム(1967年モントリオール万博アメリカ館) バックミンスター・フラー>  (出典: Wikipedia)





炭素繊維とテンセグリティ・マスト


4面体からなるテンセグリティ・マスト:解説 バックミンスター・フラー

「テンセグリティ・マストを構成する各ストラットは、4面体からなるテンセグリティ・マストの構成要素となり、さらにミクロなマストであるそのストラットも、4面体からなるテンセグリティ・マストで構成される。
これらの過程は原子レベルの極小規模に到達するまで繰り返され、さらに原子の内部構造は、不連続な圧縮力と連続的な張力で構成されているのである。
テンセグリティ・マストの構造原理は、素材の単位重量あたりの強度を比較した場合、なぜ炭素繊維の強度が、微量の炭素を含む構造材用の鋼鉄の12倍、そして最も強いアルミニウム合金の4倍にもなるかを証明している。」
(『コズモグラフィー』バックミンスター・フラー著 梶川泰司訳 白揚社2007)

(出典 テンセグリティ・プリセッション 梶川 泰司 [ KAJIKAWA yasushi ])



 









(出典: Wikipedia)



■■ロルフィング(Rolfing)
・アメリカの生化学者、アイダ・ロルフ(英語版)によって創始されたボディーワーク。
・ロルフが名づけた名称はストラクチュラル・インテグレーション(Structural Integration)だったが、創始者の名に因んで、ロルフィングの愛称で呼ばれるようになる。
・人間の身体は結合組織のネットワーク(骨、軟骨、靭帯、腱、筋膜など)によって基本的な構造の枠組みが作られている。人間が動きを特に意識せずに生活していると知らぬ間に偏った動きになり、結合組織のネットワークが偏って固まってしまう。ロルフィングではそのような偏りを調整することによって身体のバランスを回復する。
・バランスのとれた身体とは重力と調和した身体である。頭頂、耳、肩、肋骨、骨盤、脚のパーツが垂直に並び、重力が身体の中心を通る姿勢を参考としているが,各パーツ同士が繋がり,連携のとれた動きが引き出されていることが重要である。
・ロルフィング技法の特徴のひとつは筋膜へのアプローチが中心となっていることである。筋肉や骨よりも、それらを包んでいる筋膜をほぐすことが身体の調整に効果的であるとしている。ロルフは筋膜を身体構造の中心という意味で「構造の器官」と呼んだ。
・ベーシックのロルフィングシリーズは全10回のセッションより成る。
第1セッション 深い呼吸を楽にできるようにする。後に続く変化への準備となる。
第2セッション 大地にしっかり立つ足を作る。足裏の機能的なアーチを引き出す。
第3セッション 体側ラインの確立。前後の空間的広がりを引き出す。
第4セッション 骨盤内構造の調整。ミッドラインの確立。
第5セッション 腹部・胸部のスペースを拡げる。内臓空間の解放。
第6セッション 背骨・仙骨を自由にする。体軸構造の確立。
第7セッション 頭部・頸部のバランスを取る。
第8セッション 上半身或いは下半身の繋がりと統合。静的バランスの確立。
第9セッション 下半身或いは上半身の繋がりと統合。動的バランスの確立。
第10セッション 全身の水平性の確立と統合。
1〜3セッションは身体の表層部の開放、4〜7セッションは身体の深層部の開放、8〜10セッションは統合として分類される。
(出典 Wikipedia)


■ロルフィングと「テンセグリティ」
・人体は全身に点在する骨を、全身の柔組織が引っ張ることで、その形を維持している。
・人の身体が今あるように一定のまとまりをもっていられるのは、柔組織(筋肉、筋膜、靱帯、腱など)が、骨、内臓の位置を保っているから。
・不安定な骨格を安定させているのは、固い骨ではなく、柔らかい組織(筋肉、筋膜、靱帯、腱など)。 ロルフィングでは、この全身の引っ張り合いのバランスをとることによって、骨の位置を整え、無理のない姿勢・楽な動作に近づけてく。
・身体全体のなめらかな連携を重視するロルフィングでは、身体は「ばらばらの部品を組み立てて作った機械である」とは考えない。
・本来、人の身体は「常に変化し続ける環境に対して、全体としてスムーズに適応しようとする」ものとして捉えている。
・伝統的な生体力学では、人体を連続した圧縮構造と見なしてきた。
・一方、現在のアメリカの手技療法では、テントを1つのモデルとして考えるようになった。テントは、主にポール(棒)とシート(布)・ロープの2つでできる。ポールがテント内の空間を確保し、シートとロープが多方向からポールを引っ張り合うことで、ポールの位置を決めている。
・ 人体も同様に、全身に点在する骨を、全身の柔組織が引っ張ることで、その形を維持しています。
・不連続な圧力と連続した張力のみで安定している構造を、「テンセグリティ」と呼ぶ。テンセグリティは、建築家バックミンスター・フラーと彫刻家ケネス・スネルソンにより構築された概念。


人体のテンセグリティモデル

© T. Flemons 2005
  www.intensiondesigns.com
(出典 中村真之介さんのロルフィング®(Rolfing®) 渋谷・表参道