行きかふ年もまた旅人なり

日本の歴史や文学(主に近代)について、感想等を紹介しますが、毎日はできません。
ふぅ、徒然なるままに日暮したい・・・。

郵便切手Ⅱ

2008-03-19 23:09:31 | Weblog
 以前にも書いたが、「月に雁」(安藤(歌川)広重)、「見返り美人」(菱川師宣)は人気が高く、現在でも高値で取引されている。切手趣味週間として、毎年4月下旬ごろに発行されるシリーズで、これ以外に「市川蝦蔵」(東洲斎写楽)、「ビロードを吹く女」(喜多川歌麿)らの浮世絵の名作が題材として用いられている。
 また、毎年11月頃は、国際文通週間シリーズが発行され、上記の切手趣味週間のように、人物像中心ではなく、風景画が多い。こちらは葛飾北斎、安藤(歌川)広重が殆ど。北斎の「神奈川沖浪裏」、「富嶽三十六景」、広重は「東海道五十三次」。
 切手のデザインに浮世絵がとてもマッチしており、芸術的絵画の数々を小さな枠に納めたセンスの良さを感じる。

 今回アップした画像は、「東海道五十三次」。
コメント
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