行きかふ年もまた旅人なり

日本の歴史や文学(主に近代)について、感想等を紹介しますが、毎日はできません。
ふぅ、徒然なるままに日暮したい・・・。

『人文地理学』講義 ドマンジョン

2007-11-21 00:04:05 | Weblog
 専攻科目は地理学なので、地理学のレポート構想を始めました 
地理学の入口みたいな科目で、概論です。ただ、テキストそのものが1950年頃の著書で、世界人口27億人とか言ってます。
数値は勿論、現在と異なるけど、記述内容は割と普遍的な内容で、理解できます。
今回の課題の一つは「人口凝集地域を4ヶ所挙げ、生じた原因を述べよ。」という事です。
インド・バングラデシュ地方のインド東部、中国・日本・インドネシアを含む東アジア、西ヨーロッパ諸国、この3つはテキストにある通りですが、残り1つがアメリカ東部かアフリカか、で迷ってます。テキストではアメリカですが、現在のアフリカの人口増加率が30%を超えていて、判断に苦しみます。大陸で比較すると、北米の人口密度21人/k㎡、アフリカのそれは、29人/k㎡なので、後者か?と思うのですが、合衆国1国で約3億人の人口を抱えていて確かにNY周辺の東部は人口凝集地域です。ゆえにこの選択も有りだな、と思うわけです。しかし、正確に比較できる内容ではなさそうです。アメリカとした場合、人口増加の原因が、他の地域と併せて1つの見解で統一できるので、矛盾が少なく無難にまとまりそうです。国や州での比較ではなく、「地域」を挙げるのだから、アメリカ東部で良いだろう・・・と傾いてます