ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

一里塚。

2010-04-19 | Weblog
「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」
とは、一休禅師の狂歌であるそうだが。
当時、元旦は数えで年を取る日であったわけだから、これは誕生日にも言えることなのかも知れない。
もっとつきつめれば。
一日一日がそれぞれの寿命のカウントダウンの刻みにもなるんだけど。
ただ、それが老いや病気という契機でもなければ、なかなか見えないしわかることもできないことなんだろう。


本日はBooじーちゃ。の、誕生日である。
シャトレーゼのケーキで祝ってみた。


ワタクシメ「誕生日おめでとう。ねえBooじーちゃ。幾つになんなさった?」


Booじーちゃ。「……………。」


自分の年齢がわからなくなっているからというよりも。
目の前のケーキに気もそぞろどころか100%集中しているが故の無言であるらしい。





食い気にはまってどっぴんしゃん♪
抜けたーら……お迎えが近いのかも。
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