『NLDが改選議席8割、政権交代へ…ミャンマー』
2011年の民政移管後初となるミャンマー総選挙で、
アウン・サン・スー・チー氏(70)が率いる
最大野党・国民民主連盟(NLD)が改選議席の8割を獲得し、
政権交代が実現する見通しとなった。
私はミャンマーの政権交代に興味はない。
民主化というが、議席の664議席のうち、
軍に割り当てられている軍人枠(166議席)が存在し、
しかも副大統領3人も軍人枠。
こんな非民主的な国では、
選挙の態勢が判明しても、軍が何をするか分からないので
刺激するような行動を抑制する必要がある。
勝利宣言するにも気を遣うなんて、まだまだだと思う。
NLDが政権を担当するようになっても、
旧政権に対する犯罪行為を追及するようになったら、
またクーデターを起こすのでは?と思ってしまう。
それに今回の選挙は国民民主連盟(NLD)と
連邦団結発展党(USDP)との一騎打ち。
NLDが政権を握り、行政を担当するようになったら、
果たしていつまでも驚異的な支持率を維持できるのだろうか?
経済運営やその他の諸問題を抱え、
決して政局は平たんな道とは言えない。
政治で失点を重ねれば、人心は離れ支持率は低下する。
今後の政局によっては、第三の政党、第四の政党が生まれ、
民主勢力が分断されることも予想される。
そうなると再び軍事政権が、『漁夫の利』で復活することもありうる。
それにしても軍事政権側に
圧倒的に有利な現在の議会選挙の仕組み。
条件付きの議会制民主主義なんて
中世の翼賛会である三部会やパーラメントのようだ。
確かにイギリスでは、パーラメントが発展し、
身分制議会から近代民主主義議会へとの移行に成功したが、
それは産業の発展により中間層が育ち、
一定程度の力が存在していたのも一因。
それに比べフランスの三部会は、途中で消滅した。
中間層がそれほど強くなかったから。
民主主義が根付きその力を発揮するには、
割と裕福に暮らせる中間層の育成が不可欠である。
ミャンマーは今、海外からに投資により、
産業が発展しつつある。
今後国民の所得が増えれば、民主主義も定着するだろう。
まだまだ紆余曲折があるだろうが、
未来のミャンマーに注目したい。
それに比べ、中国は・・・・・。
都市部での中間層は育ったが、
共産党の独裁による締め付けがあり、
未だに民主国家とは程遠い。
地方での所得増加が続けば国全体の中間層は増えるだろう。
しかし私はそれを望んでいない。
中国の国や人に今必要なのは、
国として、人間としての最低限の良識。
今のヤクザ国家に中間層が増えても、
独善的で自分勝手な思考しか持たないヤカラに
無駄な力を持たせるだけ。
曝買いや自然破壊が増えるだけである。
私にとって中国は、1980年代以前の経済水準のまま、
国民は自転車、極左による支配の続く国のままであってほしかった。
道徳の規範を自ら放棄した国の末路は、
経済の発達では救済されない。
中国では、ミャンマーでの動きが注目されているようだが、
とても参考になるとは思えない。
民主勢力も、反民主勢力も自分たちが
ミャンマー人とは異質な存在であることを自覚すべきだ。
善良な暮らしと、人として立派な規範を持ち、
自らを律してからでないと、比べる意味がないと思う。
因みに私は、ある小説の中で見つけたミャンマー人の教訓が好きだ。
『私利私欲を憎め、私利私欲と、それを成さんとする勢力と戦え』
私利私欲にまみれたオヤジが一句。
民主主義 金持ちたちが 得をする
(世界第一位の貧乏人)
お粗末。
2011年の民政移管後初となるミャンマー総選挙で、
アウン・サン・スー・チー氏(70)が率いる
最大野党・国民民主連盟(NLD)が改選議席の8割を獲得し、
政権交代が実現する見通しとなった。
私はミャンマーの政権交代に興味はない。
民主化というが、議席の664議席のうち、
軍に割り当てられている軍人枠(166議席)が存在し、
しかも副大統領3人も軍人枠。
こんな非民主的な国では、
選挙の態勢が判明しても、軍が何をするか分からないので
刺激するような行動を抑制する必要がある。
勝利宣言するにも気を遣うなんて、まだまだだと思う。
NLDが政権を担当するようになっても、
旧政権に対する犯罪行為を追及するようになったら、
またクーデターを起こすのでは?と思ってしまう。
それに今回の選挙は国民民主連盟(NLD)と
連邦団結発展党(USDP)との一騎打ち。
NLDが政権を握り、行政を担当するようになったら、
果たしていつまでも驚異的な支持率を維持できるのだろうか?
経済運営やその他の諸問題を抱え、
決して政局は平たんな道とは言えない。
政治で失点を重ねれば、人心は離れ支持率は低下する。
今後の政局によっては、第三の政党、第四の政党が生まれ、
民主勢力が分断されることも予想される。
そうなると再び軍事政権が、『漁夫の利』で復活することもありうる。
それにしても軍事政権側に
圧倒的に有利な現在の議会選挙の仕組み。
条件付きの議会制民主主義なんて
中世の翼賛会である三部会やパーラメントのようだ。
確かにイギリスでは、パーラメントが発展し、
身分制議会から近代民主主義議会へとの移行に成功したが、
それは産業の発展により中間層が育ち、
一定程度の力が存在していたのも一因。
それに比べフランスの三部会は、途中で消滅した。
中間層がそれほど強くなかったから。
民主主義が根付きその力を発揮するには、
割と裕福に暮らせる中間層の育成が不可欠である。
ミャンマーは今、海外からに投資により、
産業が発展しつつある。
今後国民の所得が増えれば、民主主義も定着するだろう。
まだまだ紆余曲折があるだろうが、
未来のミャンマーに注目したい。
それに比べ、中国は・・・・・。
都市部での中間層は育ったが、
共産党の独裁による締め付けがあり、
未だに民主国家とは程遠い。
地方での所得増加が続けば国全体の中間層は増えるだろう。
しかし私はそれを望んでいない。
中国の国や人に今必要なのは、
国として、人間としての最低限の良識。
今のヤクザ国家に中間層が増えても、
独善的で自分勝手な思考しか持たないヤカラに
無駄な力を持たせるだけ。
曝買いや自然破壊が増えるだけである。
私にとって中国は、1980年代以前の経済水準のまま、
国民は自転車、極左による支配の続く国のままであってほしかった。
道徳の規範を自ら放棄した国の末路は、
経済の発達では救済されない。
中国では、ミャンマーでの動きが注目されているようだが、
とても参考になるとは思えない。
民主勢力も、反民主勢力も自分たちが
ミャンマー人とは異質な存在であることを自覚すべきだ。
善良な暮らしと、人として立派な規範を持ち、
自らを律してからでないと、比べる意味がないと思う。
因みに私は、ある小説の中で見つけたミャンマー人の教訓が好きだ。
『私利私欲を憎め、私利私欲と、それを成さんとする勢力と戦え』
私利私欲にまみれたオヤジが一句。
民主主義 金持ちたちが 得をする
(世界第一位の貧乏人)
お粗末。