uparupapapa 日記

ようやく年金をいただける歳に。
でも完全年金生活に移行できるのはもう少し先。

エヴァ新幹線にヒントあり?

2015-11-10 04:28:19 | 日記
11月7日に運行を開始した「エヴァンゲリヲン新幹線」。

一部の鉄道ファンとアニメファンの間で大きな話題となっていた。

テレビ報道でその雄姿が公開されたが、

その内容は極めてクォリティーの高いものだった。



第一次アニメ世代の私は、

この歳になった今でも、いくつか好きなアニメがある。

その中の一つに「エヴァンゲリヲン」がある。



そんなに熱烈とは言えないファンでも

乗客として一度は乗ってみたいと思うだろう。


ただ車体をペインティングしただけではない。

コックピットを再現した座席のある車両を見て、

年甲斐もなく私も身を乗り出して見入ってしまった。


そういう細かい演出が多くの集客を呼ぶのだろう。


出発時のベルの音などどうなっていたのか?

報道ではそこまで触れていなかったが、

もしそこでも劇中の効果音などを使用すると、

一層ボルテージは上がるだろう。






二匹目のドジョウを狙うのもどうかと思うが、

日本はアニメ大国。


「エヴァンゲリヲン」新幹線が成功したら、

それを手本に第二、第三のアニメキャラの企画を立てるのも良いかも?



人気アニメの体験型車両を増やし、ファンの取り込みを図れば、

それが評判を呼び、海外からの乗客も増加するだろう。


5年後の東京オリンピック開催に向けて、

そういう種類のおもてなしもあって良いと思う。






『外国人が驚く! ニッポンの「鉄道作法」10選』


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151108-00091367-toyo-bus_all


私たち日本人にとっては当たり前の光景であっても、

外国人訪問者には意味不明なものや、

誤解されているものが多々ある。


例えば自動改札機。


海外においては、大都会でさえ改札口がなく、

自由にホームへ入れる国が意外に多い。

そんな国からやってきた外国人には、

改札口の通り方を教えてあげなければならない。



例えば整然とホームに並ぶ姿。


都会の駅のホームでは、皆きちんと整列して電車を待っている。

新幹線をはじめとする長距離列車では、

指定席であれば自分の乗る車両を確認して

ホーム上の決められた場所に並ぶ。




例えば指定席車と自由席車。


列車に乗る場合、指定券を持っていたら、

券面に示された号車、座席番号に従って席に着く。

指定券を持っていなかったら自由席車に行く。



それらの習慣のない国からやってきた

海外からの観光客にとって、

日本の鉄道マナーやルールはまるで異質なものに見えるだろう。



外国人向けに日本の鉄道冊子を発行し、

広く海外にPRしていく取り組みは

今度絶対に必要だと思う。


でもルールやマナーの啓蒙だけでは

どんなに立派な紹介冊子を作っても

読者を引き付ける魅力はなく、誰も読んでくれない。



でも観光列車の企画を多用し、

「日本は何だか面白そうな国だぞ!」と思わせ、

興味を引くことにより、読者を増やしPRに役立てることができる。


日本各地で企画・運行させるアニメ列車。



ただ列車単体の企画に止まらせず、

地域沿線を巻き込んだイベントに育て上げれば、

更に魅力が増し、集客アップと、

イメージアップに繋がると思うがどうか?


車窓から見える、テーマに沿ったアニメキャラ。

各駅で販売するキャラ弁など。



鉄道と一体化した企画が地域おこしの起爆剤になり、

国内外への絶好な観光資源になるはず。



「エヴァンゲリヲン」はたまたま新幹線だが、

日本各地の在来線、特に各駅停車で新たな企画を実行すれば、

地域全体、大きなメリットがありそうな気がする。




年金生活を迎えるまでは、まだ数年かかるため、

優雅な国内旅行ができるほど余裕はないが、

できればそのうち、楽しい観光列車での旅行を経験したいオヤジが一句。



本音では 宴会列車が 好きだけど




お粗末。