ありがとう~に~♪

犬猫ネタがないので、主に見た映画と食べたものを記録するだけのブログ

2013年

2013-12-31 16:21:48 | 日記

「まいすのこと」が途中ですが。

2013年も今日が最後となりました。

今年は、いい1年になる・・・はずでした。
まいすの腎不全が2011年4月に悪化し、それ以降何度も食欲の波がありました。
だけど最後に食欲が落ちて心配したのが、ちょうど1年前、年越しの頃。
今年の1月の中旬くらいからどんどん食欲が復活し、それ以来ずーっと安定していたのです。
選り好みもなく、腎臓の療法食をバクバク食べていました。

調子がいいから、う~に~亡き後、初めての旅行にも行きました。
まいすだけを連れて行った、最初で最後の旅になりました。
本当はこの年末にも、伊豆にでも行こうかと言っていたのです。
当たり前のように、調子のいいまま来年を迎えるものと思っていました。

春にはカートも買いました。
まいすはカートのお散歩を気に入って、カフェでもおりこうにしていました。
通りすがりの人たちにも可愛がられて、う~に~を連れて歩いていた頃を、
ちょっと思い出させてくれました。
カート散歩は春と秋しか行けないから、あまり出番がなかったけど、
来年の春になったらまたお出かけできると信じていました。

当たり前のことだけど。
う~に~の時に嫌というほど思い知ったはずなのだけど。
「永遠」なんてないということに、あらためて気づかされた2013年の終わりでした。

何もない当たり前の毎日は、決して当たり前ではないのですね。
またいつか犬や猫と暮らせる日が来るのか私にはわかりませんが、
もしもそういう出逢いがあったら、今度こそそのことを肝に銘じて、
少しでも後悔が少なくて済むように生きていきたいと思います。
ま、私は学習しないダメ人間なので、きっとまた同じ道を辿ってしまうのだろうし、
どんな形であれ後悔は絶対にするんでしょうけど。
う~に~とまいすが教えてくれたことを、少しでも無駄にしないようにしたいものです。

今年1年温かく見守っていただき、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。


2002年10月のとある夜の写真。
こうやってみんなで寝ていたんだな~と懐かしくなります。
もう少し寒くなると、まいすは布団に入ってきますが、う~に~はこのままです。
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まいすのこと②

2013-12-29 10:45:35 | まいす(猫)のこと

11月23日(土)
朝が来るまで、まいすは一度もトイレに行かなかった。
暗~い気持ちで病院へ。
触診したところ、尿は昨日より少し溜まっているようで、無尿(全く作られていない)
ではないとのことであった。


待合室で撮った写真。
生きている姿を見られるのはこれが最後かもと思った。
そのわりに、のん気な顔しているまいす。
たぶん近くにいた誰もが、重篤な病状だとは思わなかっただろう。

まいすを預けて力なく家に帰る。
まいすのいない間に部屋をきれいにしておこうと、コタツの布団や敷物を洗濯し、
コタツを片づけて掃除を始めた。

始めていくらも経たないうちに、病院から電話。
「点滴前にレントゲンを撮ったら、石らしきものが写っていた。
 話をしたいので、今すぐ来られますか?」
もちろん掃除も洗濯も放り出して、すぐに病院に戻った。

右側の腎臓に結石があり、それが尿管に出て詰まっているらしい。
おそらくまいすの腎臓は、もともと左側の機能が落ちており、今まで右側が頑張って働いてきたが、
そちらに石ができて詰まったために、突然悪化したと思われるとの見解だった。

石を取らなければ回復は見込めない。
しかし石のある場所が腎臓に近く、非常に難しいところだという。
主治医は自分が手術をするよりも、経験豊富な病院に回した方がいいと思うと言った。
私たちが同意するなら、川崎市の「動物高度医療センター」に連絡を入れてみる。
この病院は予約制なので、緊急枠が取れればの話だが。
そして先生は最後にひとこと「ただし、高いです」と言った。

全く迷いはなく、即座に「お願いします」と答えた。
高齢で、こんな数値で手術に耐えられるのかという疑問はある。
しかしこのまま手術しなければ、なすすべもなく確実に死ぬのだ。
QOLとか余命を楽しく幸せにとか、そんなことを天秤にかける余地はなかった。

幸いにも12時に予約が取れ、これから30分で行けますか?のこと。
これまた幸運なことに、川崎の病院はそれほど遠くない。
まいすを受け取り、紹介状やレントゲン写真をもらって、一目散に高度医療センターに
向かった。

朝の血液検査の結果
BUN >140(これ以上測定不能) 
CRE  16.1
IP    12.4

病院では問診の後、再度血液検査やレントゲン、エコーなどひととおり行ったので、
かなり長い時間待つことになった。
隣りにあるローソンで昼食を買い、ラウンジで食べたり雑誌を読んだりしながら
ひたすら待つ。
こんなことをしている間に死んでしまうのではと不安になったが、
今はもうすべて任せる以外にないのだった。

夕方近くなって、やっと診察室に呼ばれた。
若くて可愛い女の先生だったが、説明はとても丁寧で信頼できるものだった。
それによると、右側の腎結石のほか、左の尿管にも小さい石が見られる。
また砂粒症といって、膀胱に細かい砂状のものがたくさんあるとのことだった。
そしてひとついいことがあった。検査中に少しだけど、おしっこが出たという。
つまり左の腎臓も、腎不全ながらもたぶん機能しているのだ。

午後の血液検査の結果
BUN 171.4(この病院では140以上も測定できる) 
CRE  18.03
IP    11.9
こんな数値見たことない。頭がクラクラした。

手術は右側の石を取り除くのがまず第一であるが、その後どうするかの問題がある。
石を取っても、もしも右側の腎臓がダメになっていれば、今後は左だけに頑張ってもらうしかない。
左にある小さい石は取れるのか。
また、今後左の尿管に石が詰まらないように、ステントを入れるという案もある。
しかしこれには感染症や違和感というデメリットがあり、さらにこのステントにだって、
石が詰まるという可能性もある。
さらに腎瘻チューブを入れて尿を外に出すということも検討されるが、
実際にはすべて開けてみてからの判断になるとのことだった。

私としては、極力負担の少ない方法をとってほしい。
ステントは、術後のリスクを考えるとなるべくやりたくないと意見を述べた。

手術は明日の12時から。
最後にまいすに面会して、頑張るんだよ、明日来るからねと言って帰った。

家に帰った時はもう日が暮れていた。
洗濯機の中には洗濯が終わって入ったままの洗濯物、部屋は掃除をしかけて
散らかったままの状態だった・・・

長い長い一日だった。
数値はどんどん上がって、大丈夫なのだろうか、明日までもつのか?
という心配はあるものの、朝の絶望的な状態から、ひとすじの希望の光が見えてきた。
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まいすのこと①

2013-12-28 14:25:14 | まいす(猫)のこと

11月14日(木)
前日まで、まいすの様子に変わったところはなかった。
ここ最近は動きも緩慢になり、寝てばかりいるようになったけれど、
年齢的に普通のこととも思えるし、何より腎不全悪化のバロメーターである食欲、
体重、毛艶、尿量はどれも問題がなかった。

仕事から帰って、いつものよう週に一度の皮下補液のために病院へ。
体重は4.36キロ。ここ1ヶ月くらい4.3キロ台が続いている。
それまでは4.4~4.5キロだったので、減ってきたのがちょっと気になってはいたのだが、
食べる量は今年に入ってからほぼ変わらず安定している。
これくらいの変動は普通だと先生も言うし、まあ人間だってそうだよねと納得する。

帰宅して、いつものようにコタツの上に乗ってフードを食べ、それからコタツに入った。
ここまでは普段とまったく同じ。
だけど夜10時くらいにもまた食べるはずが、その日は全然食べようとしなかった。
腎不全が悪化してからは、度々そういった食欲の波があった。
だからこの時点ではまだあまり心配はしていなかったが、最近はずっと食欲が安定していたので、
食べなくなったのは久しぶりのことだった。

11月15日(金)
朝も、いつもより食べなかった。
でも全然食べないわけではなく、食欲以外はいつもと同じ。
夜は私と一緒にう~に~のベッドに転がって、幸せそうにしていた。

11月16日(土)
ごはんはそこそこ食べていたが、夜、私の布団に来ることなく、朝までコタツに籠もっていた。
ここで、腎不全が悪化したのではないか・・・と思い始めた。

11月18日(月)
日曜日、初めてドライフードを全く食べなくなる。ウェットは好きなものだけ食べる。
月曜の午前中、ダンナが病院に連れて行くが、この時は血液検査をせず点滴だけ。
鼻水が出ているので、風邪かも知れないと抗生物質を出してもらった。
飲ませるのに苦労する。飲んだと思っても、口の中に隠し持っていて、ペッと出したりしていた。

11月19日(火)
抗生物質を飲ませても食欲は改善されず、夕方また病院へ。
血液検査をしたところ、BUNとCREが、2011年4月に急に悪化した時と
同じくらいに上昇していた。

BUN 61.4(前回9月 32.5) 正常値 17.6-32.8
CRE  4.5(前回9月 2.4)  正常値  0.8-1.8

ショックではあったけど、この時はまだ大丈夫だと思っていた。
2年半前に悪化した時だって、皮下補液の回数を増やし、少しでも食べさせる努力を続けるうちに、
数値はしだいに下がり、ずっとその数値をキープできていたのだ。
今度もまた下げられると思った。
実際この日は病院から帰ると、食べなかったドライフードをバクバク食べて、
マメに補液に通えばよくなると安心させてくれたのだった。

11月20日(水)
ドライフードはほとんど食べないものの、処方食でないパウチやネコ缶は食べる。
ほぼずっとコタツで寝ていて、具合が悪いのは確かだが、補液のおかげで少しよくなった気がした。
とにかく原因がわかったので、補液と栄養補給を頑張れば何とかなると思った。

11月21日(木)
1日おきに通院することにしたので、この日も点滴。
ところがこの日は予想に反して、帰宅後も食欲は全くなし。
コタツから出てこない。
一昨日のように、補液をして帰ったら急に食べるのを期待した私はガッカリ。

11月22日(金)
朝、まいすのトイレをチェックした私は愕然とした。
皮下補液をすれば、通常なら夜の間に3回くらいはトイレに行くはずなのに、
おしっこが一つもない。
尿路結石などで尿が出ないとき、猫は何度もトイレに入って排尿姿勢をとったり、
痛くて鳴いたり、血尿が出たりすると本に書いてある。
まいすには、そういう症状は全くなく、尿意がなさそうに見えた。
つまりこれは、腎臓が機能しなくなっていて、尿が作られていないのでは・・・
そうであれば尿毒症になるのは時間の問題。

試しにトイレに入れてみたが、全然する気配はなし。
そしてそのまま猫砂の上に寝てしまう。その姿を見て血の気が引く思いがした。
抗生物質は飲ませた方がいいと言われていたので、飲ませようとしたが、
抵抗すると呼吸が荒くなる。
こんなに呼吸の早いまいすを見たのは初めて。もう無理に飲ませるのはやめた。

夕方、帰宅してすぐ病院へ。
体重を計ったら、なんと4.6キロもあった。
つまり昨日の補液は、まったく吸収されていないのだった。
だからおしっこも出なかったのだ。
膀胱を触診しても、小さいままで、おしっこは溜まっていないことがわかった。

腎臓が機能しなくて、無尿の状態になってしまったのか。
だとしたら命が危ない。絶望的な気持ちになった。

血液検査をした。
たったの3日で、驚くべき数値になっていた。
正直、今死んでもおかしくない数値だった。

BUN 126.7
CRE  12.9 
IP(リン)10.1 正常値2.6-6.0

できることは、静脈点滴しかない。
しかし既に補液は吸収されておらず、呼吸が早いことから、肺水腫になりかかっている
ことも考えられる。
そうなるとこれ以上点滴をするのは危険でもある。

それに静脈点滴となると入院しなければならない。
夜の間は誰もいなくなるから、朝スタッフが来てみたら死んでいるということも
あり得ると言われ、それは絶対に嫌だと思った。

とりあえず利尿剤を注射してもらい、家に帰った。
それでおしっこが出ればOKだし、出なければ翌朝病院に預けて日中静脈点滴をし、
夕方迎えに行くこととした。
それでも尿が作られなければ、あと数日で尿毒症になり、苦しんで死ぬことになるだろう。
まいすとの別れという、今まで考えないようにしていたことを、突然目の前に突きつけられ、
私はもう泣くことしかできなかった。

それにしても不思議なことに、こんなにも高い数値でありながら、
まいすは吐きもしないし、あまり苦しそうでもないのだった。
ごはんを食べないことと多少呼吸が早いことを除けば、いつもコタツの中で寝ているのと
ほとんど変わらないまいすだった。

このままで旅立てるならいいけど。
腎不全の末期、尿毒症になると、何度も何度も吐き、痙攣発作を起こすことが多い。
見ている方もとても辛い。
そうわかっていながらも何もできない。
ただ、尿が作られることを祈ることしかできない。

この日はコタツの中で寝ているまいすを撫でながら、ずっと泣いていた。
泣きすぎて顔がむくんで目も腫れて、とんでもないことになった。


11月22日(金)の深夜、コタツの中で寝続けるまいす。
こうしていると、いつもと変わらないんだけどね~。
24時間以上おしっこが出ていない。
時間が経過するとだんだん苦しそうになっていくのだろうか、と恐怖を感じていた。
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う~にゃんのことも忘れてないよ

2013-12-22 16:19:46 | 食いしん坊万歳

まいすの具合が悪くなってから、ちょうどひと月。

1ヶ月前の22日の夜、まいすの命はあと数日かも・・・と思われ、
絶望的な気分で泣いていたのでした。
う~にゃんデーのお供えのことは、すっかり頭から抜けていました。

それからあっという間に、手術、回復、突然の旅立ちと日にちは過ぎて、
月命日のお供えもしないでいるうちに、次のう~にゃんデーがやってきました。

う~にゃんのこと、決して忘れているわけじゃないよ。
ただ心がついていかないだけ・・・

今日はちびちびう~にゃんを連れて、蕎麦五大にお昼を食べに行きました。
五大はペットOKのテラス席があって、う~にゃんも好きだったからね。


穴子一本天ぶっかけそばをいただきました。
うまかったです。

実は今日の目的は、蕎麦ではなくデザートです。


真冬なのにかき氷!!

なんでかき氷かというと。

先日ここの社長が1階のテラス居酒屋の前で牡蠣を焼いていて、久々に話をしました。
社長はカンタくんというジャックラッセルを飼っていて、
自分が犬好きだから、ペットOKのテラスやドッグメニューを作ったのです。
テラス席で、う~に~とカンタくんはご対面したこともありました。

カンタくんのことを聞いたら、去年の11月に12歳で亡くなったとのことでした。
心臓が悪かったそうで、社長と一緒に寝ている時、お別れも言わず、
気づいたら亡くなっていたそうです。
それを聞いて、思わず「うちの猫も・・・」と話してしまいました。

まいすも心臓麻痺のような感じだったのかな?苦しくなかったのかな?
と思っていましたが、カンタくんは全然苦しんだ様子はなかったそうです。
それを聞いて、きっとまいすもそうだったんだな、と少し安心しました。

さて、社員曰く、社長はカンタくんを亡くして寂しがっているそうですが、
社長が言うには、現在日光の天然氷にハマっていて、けっこう忙しいらしい。
たびたび日光に通っているとか。
で、天然氷のかき氷を通年でデザートに出しているから、ぜひ一度食べてみて!
と言われたわけです。
じゃあ忘れないうちに行かないとね、とう~にゃんデーで休日の今日、
行ってきたのでした。

かき氷は苺、宇治金時、紫芋のシロップがあって、どれも自家製でおいしそうでしたが、
今日の日替わり「さつま芋シロップ」に決定。
だってう~にゃん、さつま芋大好きだもんね。


シロップというよりペーストでした。きんとんみたい。
氷とよく合うのね。

天然氷で作ったかき氷は、頭がキーンと痛くならないって聞いたことがあります。
本当にキーンとなりませんでした。
ふわっふわで、食べている途中で口の中が冷え過ぎて感覚がなくなるようなこともなく、
最後まで美味しくいただきました。

いや~噂には聞いてたけど、こんなにも違うものなのね。
これ食べちゃうと、他の氷食べられないかも。
また食べたいな~。


2008年12月の月誕生日のお祝いは、お友だちと浜名湖旅行でした。
これはお友だちと解散する時に撮った記念写真。
まいすは猫好きのパパさんにすごく可愛がってもらいました。
誰に対しても人懐こかったまいす。パパさんの肩の上でエラそうです(笑)。
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可愛いまいす

2013-12-21 23:55:06 | まいす(猫)のこと

※今日の写真のまいすは全部亡骸ですので、嫌な人は見ないでね。

もう10日前のことですが、12月11日に、大蔵大仏で有名な妙法寺の動物霊園で、
まいすを荼毘に付しました。

う~に~は朝亡くなったので、翌日の午後にお葬式をしましたが、
まいすが亡くなったのは夕方で、それもそばにいたわけではないので、
翌日送り出すには気持ちの整理がつけられずにいました。
その翌日に出勤できる自信もありませんでした。

職場に電話して2日間の休暇を取り、さんざん迷った挙句、
1日目は家でずっと一緒に過ごすことにしました。
そして2日目の午前中に送り出すことに。
お寺さんに電話すると、希望どおりの10時の予約が取れました。

まいすを亡くした翌日は何をする気にもなれず、布団も敷きっぱなしで、
何度もまいすに寄り添って寝ました。
ごめんね、生きている間に一緒に寝ればよかったね、と心の中で何度も謝りながら。
いつまで経っても生きているみたいに艶々な毛並みを、何度も何度も撫でました。


いつもこうして一緒に寝ていたよね。まいすの小さな手をむにむにするのが大好きでした。

この日は食欲もなく、何を食べたかも憶えていません。
ダンナがパンか何か買いに行ったんだっけ。
私は、ただただまいすを見つめて触っては、「何で死んじゃったんだろう」と言って
泣いていた気がします。
それしか言葉が出てきませんでした。

二晩めは、まいすをお気に入りのベッドに寝かせて、それを布団に置いて
抱きかかえるようにして寝ました。
寝ると言ってもよく眠れず、何度も目が覚めては、まいすに触りました。

早朝目が覚めた私は、まいすを見つめながら、まいすへの気持ちを手紙にして、
ブログに綴りました。
それから、まいすをベッドごといろんな場所に運んで、写真を撮りました。
まいすが好きだった2階の窓辺、ベランダ、台所の座椅子等々・・・
う~に~にはこんなことできなかった。
小さい身体ならではですね。


好きだった日の当たる窓辺。


ベランダのストッカーの上にも乗っていました。

お寺に着いて、棺にまいすを入れるとき、係の人に「まだ若いんですか?」と聞かれました。
「いいえ、もう15歳くらいで」と答えると、毛艶がいいことに驚かれました。
まいすの毛はそれほどに、到底腎不全とは思えないほどに、脱水もなくピカピカだったのです。
痩せてもいなかったし。
本当に、こんな状態で何で死んじゃったんだろう、とまた同じことを考えてしまうのでした。

棺に入れたのはおもちゃや爪とぎ、フード。


まいすは何かに抱きつくのが好きだったので、オモチャのネズミを抱かせてあげました。
本当は私の首を抱いて寝るのが一番好きだけど、私が棺に入るわけにいかないからね。
入れるもんなら入りたいけど。

う~に~の時は、生肉やアイスまで入れて、天国に持たせるものでいっぱいになったのに、
まいすには入れてあげるものがあまりなくて、何だか寂しい感じに。
だけどその余白は、お花でいっぱいになりました。


お花に埋もれちゃったまいす。

う~に~と同じ個別立会葬なので、火葬の前にお坊さんがお経をあげてくれます。
実は「まいす」とは「売僧」と書いて、インチキ坊主みたいな意味がありまして、
お坊さんが「○○家~愛猫~まいす~」と唱えるたびに、なんだか申し訳ないような気分に
なったのでした(苦笑)。


遺影は今年の春、満開の桜の下をカートでお散歩した時の写真です。
まいすが珍しく、きりっと凛々しく写っています(笑)。


最後に触れたまいちゃんのお顔。

最期の顔は、何となくちょっと照れたような、だけど幸せそうな顔にも見えました。
最後まで、いつも可愛かったね、まいす。
目がなくたって、歯がなくたって、私には世界一可愛い猫だよ。


まいすを炉に送って部屋を出た時、お寺で飼われているまいす似の猫が迎えてくれました。
その名もマイケル。同じまいちゃん!女子だそうですが(笑)
とても人懐こくて、ニャ~ンと可愛い声で鳴いてすり寄ってくれて。
抱っこされてもおとなしくじっとして、張り裂けそうだった私の心が、少し和みました。
思わず笑顔にもなりました。動物の力ってすごい。

こうして私の可愛いまいすは、煙になって天に昇っていきました。
今は小さなお骨になったまいす、大好きなう~に~の隣りに並んでいます。


お供えを置くスペースがなくなって、う~に~は機嫌が悪いかも知れない(笑)。


こんなにお花をもらって、まいすもビックリしているかもね。
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涙は涸れない

2013-12-15 15:51:40 | まいす(猫)のこと

まいちゃん
今、どこにいるんですか。

時々あったけど、どこかにこっそり隠れて、こっちをじっと見ているんじゃないだろうね?

う~に~と違ってまいすは小さいから、
姿が見えなくても、どこかその辺にいるような気がしてしまいます。
そしてお骨や写真やお花を見て、現実に戻されます。

今日は初七日なんだって。
一週間前、病院に抜糸に行ったよね。
出かける前に自分で2階に上がってトイレに入り、
今度は下のトイレで大も済ませ、いつもと同じよい子のまいちゃんでした。

帰りの車の中で、おやつのカリカリを5g一気食いして、
いつものように前足をかけて窓の外を見ていたよね。
あの姿を見て、ずいぶん元気になったな~って思ったよ。
具合が悪かったときは、あんなことしなかったもんね。

あれがほんの一週間前。
この前の日曜日には、まいちゃんはうちにいたんだね。
やっぱりまだ信じられない。
受け入れたくない気持ちです。

今日、まいちゃんが大好きだったコタツを片づけました。
帰ってきたまいちゃんが困るかな?と思ったけど、
あのコタツがあると、つい中を覗いて確認したくなるので、
とても辛いんです。
あったかいから私が使おうかなとも思ったけど、
足を入れるとまいすの柔らかい身体に触れた、あの感触が忘れられないので、
やっぱりひとりで使うことはできません。

下に置いていたトイレも片づけました。
お気に入りのベッド、キャリーバッグ、カート、食べなかったフード、
まいちゃんのものは、まだまだたくさん残っています。
それらを見るたびに、当分辛い思いをするのでしょう。
この一週間いっぱい泣いたけど、涙は涸れることがなく、
どんどん湧き出てくるみたいです。

でもねえ、まいちゃん。
あれから何度も考えたけど、まいちゃんは自分でも死ぬなんて、
全然思ってなかったんじゃないかな。
もしかして自分でも「しまった」と思っているんじゃないの?

いつもごはん食べたら爆睡だったもんね。
あの時も、ごはん食べてコタツで眠っていたんだよね。
眠ってる間に、うっかり逝っちゃったのかなあ。
なんかそれって、まいすらしいような気がします。

まいちゃんがこんなマイペースな旅立ちをするから、
私は悲しくて悲しくてたまりません。
どうしてくれるんですか?
責任とってちょうだいよ。ホントにもう。

まいちゃんは本当に性格が良くて、穏やかで3枚目キャラで可愛かったね。
そんなまいちゃんがいなくて、寂しくて寂しくて胸が張り裂けそうだけど、
全然苦しまなかったこと(少なくともそう見えたこと)だけは、よかったと思います。

まだまだ立ち直るのに時間がかかりそうです。
空の上で、呆れながら見守っててください。
そして、たまには帰っておいで。う~にゃんと一緒にね。


12月8日朝、病院に抜糸に行く前の写真。
「ちょっとだけよ~」なカンジ(笑)。このときも気分よくひっくり返ってました。
こんな写真ばっかりで、ちゃんとしたのを撮ってないことが腹立たしい。


※まいすが具合悪くなってからの記録は、気持ちが整理できるまで、もう少し時間がかかりそうです。 



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クラすぎ注意

2013-12-14 18:15:43 | まいす(猫)のこと

※今日の記事はものすごく暗いので、お読みになると不快になるかも知れません。
 ご注意ください。


まいすを亡くした私のショックは非常に大きく、今は笑うこともあまりしたくないほど。
人生でかつてないほどに打ちのめされている。

う~に~のときと違って仕事に行っているので、仕事中は気が紛れるし、普通に会話して
笑ったりもする。
その反動が、一人になった時にどっと出ている感じがする。

今の気持ちを表す言葉の一番は「失意」。
う~に~のときは、終わりに向かっているのがわかっていたから、あとはその終わり方だけが問題で、
逝ってしまった事実を冷静に受け止めることができた。
う~に~のためだけに生きていたから、どちらかというと亡くなった直後より、
その後に襲ってきた喪失感の方が大きかった。

まいすの場合は、これから生きる方に向かって、調子が上がっていくはずだったのだ。
大手術ではあったけれど、予断を許さないとか、不安な要素はなかった。
これから家で回復に向けて頑張っていこうと思っていた気持ちを、いきなりポキンと折られてしまった。
死に目にも会っていないから、受け入れることができない。
口を開けば「どうして?」「何があったの?」という言葉しか出ないので、話をする気にもなれない。

そして二番目の言葉は「自責」。
手術はうまくいって、検査の結果も問題なかった。
それなら、家での術後管理が悪かったのではないか。
強制給餌や補液のやり方が悪くて、死なせてしまったのではないか。
頑張って家に帰ってきたまいすを、私は殺してしまったのだろうか。
もしもそうだとしたら、5時間も集中して石を取ってくれた獣医さんや、
手厚い看護をしてくれたスタッフの方たちに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

もちろん私たちのせいではないかも知れない。その答えが出ることはない。
答えのないことをいくら考えても無駄なのだけれど、自責の念は、
私の心の片隅にいつも引っかかっていて、何をしていても忘れることができない。

もうひとつ、まいすが退院してからの一週間、私は気持ちに余裕がなかった。
夜はトイレや水飲みに行くたびにエリカラを外してやるので、あまり寝ていなくて、
正直なところ疲れていた。
まいすが予想外にごはんを食べないので、点滴の頻度を増やし、強制給餌もし、
それ以外に自分で食べそうなフードを何度も顔の前に出した。
術後の回復にはカロリーを取ることが必要、食べること優先と言われていたから、
そればかり考えていて、まいすのストレスとか安らぎについて考慮してやれなかった。

帰宅してから翌朝出勤するまでの時間、まいすにストレスのかかることばかりしてしまった。
なんだか最後の一週間は強制給餌や薬を飲ませた記憶ばかりで、
まいすと普段のようにべったりゴロゴロしていた記憶がほとんど残っていないのだ。

せっかく家に帰ってきたのに、安らぎを与えてやることすらできなかった。
あんな手術して、一週間入院して寂しい思いをして家に帰ってきただろうに、
私は何てひどいことをしてしまったのだろう。
そう考えると、胸が苦しくてたまらなくなる。
時間を巻き戻したい。退院した2週間前に。

こういうことを書くと叱られるのを承知で書くけど、
う~に~とまいすのいない世界には、生きていたくない。
できることなら消えてなくなりたい。
まいすに会って、嫌なことばかりしてごめんねって謝って、許してもらいたい。

まいすが死んだ後いっぱい写真を撮ったのに、退院してからの一週間は、
ほとんど写真を撮っていないことに気づいた。

一日一日を大切にすることは、う~に~を見送った経験でわかっている。
まいすは高齢で大手術をしたのだから、いつ急変してもおかしくはなかったのだ。
それなのに回復を信じて、明日はないかもなんて思いもしなかった。
全然学習能力がない、大馬鹿な飼い主だ。
こんな自分が情けなくて、怒りさえ感じている。

こういう暗いマイナス思考が、決していい結果を生まないのは知っている。
だけど私はもともとネガティブ思考の持ち主なので、
こういう辛く悲しい環境になると、どんどん負の方向へと進んでしまうのだ。

きっとこの気持ちは、一生心の傷となって、消えることはないのだろう。
でもこういうことをブログに書くのは、もうこれで終わりにするつもりです。
目いっぱい暗い私におつきあいいただき、ありがとうございました。

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あわてんぼうのまいちゃんへ

2013-12-11 08:21:32 | まいす(猫)のこと

まいちゃん、
どうしてそんなに急に、ひとりで逝ってしまったの?

とても状態の悪いまま、5時間の手術に耐えて、
順調に症状が改善されて、少しずつ元気も出てきて、
誰もが快方に向かうのを信じて疑わなかった。
命に関わる心配事は、何もなかったのに。

月曜日のお昼、腎臓用のドライフードを久々に自分で手から食べたと聞き、
すごく嬉しかったよ。
帰りにスーパーでまいすの好きそうなウェットをいくつか買って、
もうすぐ降りる駅というところで電話がなって、
「まいすが死んじゃった」って・・・
意味がわからなかったよ。

寄り道しないでまっすぐ帰ったら、まいすの異変に気づけたのかな?
お別れが言えたのかな?
ひどいよ。こんなのひどすぎるよ。

退院してからの一週間、まいすには嫌なことばかりしちゃったね。
強制給餌、通院、皮下補液。
まいすが生きるために、元気になるために必要だから、
私たちも本当はやりたくないのを、ガマンしてやった。

こんな結末になるのなら、
生きるためにやったのに、生きなかったのなら、
強制給餌なんてしなきゃよかった。
好きなものを好きなだけ食べて、あとはのんびり過ごしてもらえばよかったよ。

ごめんね。
あんなに頑張ってくれたのに、助けられなくてごめんね。

まいすの身体に触れられるのも、あと数時間です。
辛くて悲しくて、悔しくてたまらない。

だけどね。
手術頑張って、耐えてくれてよかった。
退院してから、腎臓用でない美味しいフードを喜んで食べてくれたし、
ゴロゴロ甘えてくれた。
それだけは私にとって救いです。

そして、寝たまま苦しまずに逝ったであろうこと。
これは私がいつもう~に~やまいすに願っていた死に方で、まさに理想どおり。
だからこれはよかったと思っている。

でもね、もうちょっと後でもよかったんじゃない?
せっかく抜糸して、エリカラもあと2日で完全に取れて、抗生物質の飲み薬も終わる。
これからは、いいことばかりなはずだったんだよ。

これから頑張ろうと思っていただけに、後悔はたくさんあります。
だけど、ここまで精一杯頑張ってくれて、ありがとうね。

まいちゃん、
私がまいちゃんのことをどんなに好きか、知っていますか?
この一週間、まいすに嫌われるんじゃないかって、何度も思って怖かった。
でももうそれも終わりました。
最後まで嫌われずに済んだかな?

まいす、まいす、大好きだよ。
もっともっと、一緒に生きたかった。
これからどうやって生きていけばいいのかわかりません。
でも生きていくしかないから、また会える日まで、う~に~と一緒に待っててよ。

私の前に突然現れて、突然いなくなってしまった、
大好きなまいちゃんへ。

14年半の幸せをありがとう。
またね。

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もう一度一緒に寝たかった

2013-12-10 15:28:50 | まいす(猫)のこと

朝を迎えて、やっぱり夢じゃなかったんだ・・・とガッカリしました。

昨日はまいすを私の布団に寝かせて、いつまでも撫でていました。


まいちゃん、可愛いね。大好きだよ。

具合が悪くなってから、まいすはコタツにこもることが多くなり、
私の布団には来ませんでした。
私もまいすの意思を尊重して、なるべくそっとしておくことにしました。

エリカラをしている間は、まいすがコタツから出てトイレに行くとき、
私がすぐに気がつくように、私は布団を敷かず、コタツのすぐ横で、
ホットカーペットに毛布で寝ていました。

もうすぐエリカラが外せる。
そうしたらストレスも減って、回復も早まるだろう。
そのうちまた布団で一緒に眠れるはず。
ふみふみマッサージをして、グルグル言って甘えてくれるはず。
そう信じていました。

言ってもしかたないことですが、言わせてください。
こんなことになるなら、エリカラ外して一緒に寝ればよかった。
まいすは嫌がってコタツに帰っていくかも知れないけど(実際退院当日はそうだった)
ちょっとだけでもいいから、もう一度一緒に寝たかった。
やってみたら、案外まいすも喜んで甘えてくれたかも知れないのに。

もっと元気になってからなんて、思わなきゃよかった。

久しぶりに一緒に寝たのが、もう生きていないまいすだなんて。
ひどすぎる。

言ってもしかたない後悔は他にもたくさんあって、そんな結果論でしかないことは
ここに書きたくないけど、やはり心の中でモヤモヤしているので、書かずにはいられないのです。

当分そういうしょうもないことばかり書くと思いますが、お許しください。

う~に~のときと今回とは、全く違う感情です。
う~に~の場合は、喪失感とともに、最後までしっかり見届けた、責任を果たしたという
達成感がありました。
今回は、これからまいすと一緒に頑張って闘っていくという矢先のことで、
いきなり崖から突き落とされたような気分です。
正直なところ、かなり打ちひしがれています。

まいすの闘病のことを少しずつ書いていくつもりでしたが、まいすが急にこんなことになってしまい、
今から書くのも何だかなあ・・・という感じです。
でも忘れたくないから、もう少し気持ちが落ち着いて、言ってもしかたないことばかり
考える時間が過ぎ去ったら、書き始めようと思っています。

今日、明日と休暇をもらいました。
今日は一日まいすのそばで過ごして、明日まいすの身体を天に返します。


昨日の朝の写真。この写真で「抜糸しました」と記事を書くつもりでした。
私が仕事に行く前のまいすは、こんなふうにコタツでリラックスしていました。
夕方に死んでしまいそうな兆候は全然ありませんでした。
これが最後の写真になってしまうとは。

コメントのお返事が遅れてすみません。

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信じられない

2013-12-09 22:06:53 | まいす(猫)のこと

今日の夕方、まいすが天国に行ってしまいました。

私は帰宅中の電車の中、あと少しで家に着くところで、
ダンナからの電話を受けました。
何が起きているのか、まったく理解できませんでした。

まいすはコタツの中で、いつものように寝たまま、ひとりで逝ってしまいました。
ダンナが様子を見た時、もう息をしていなかったのです。
私が帰宅した時は、たぶん旅立って間もない頃だったと思います。
途中で買い物しないでまっすぐ帰ったら、まいすの異変に気づけたのかも。
看取ることができたのかも。
そう思うと、とても悔しい思いです。

でも、きっとまいすは、ぜーんぜん苦しんでいないと思います。
そういう形跡がどこにもないのです。
腎不全とは関係なく、手術に体力がついていかず心臓が止まってしまったのか、
それとも脳に何か異変が起きたのか、とにかく寝ている間に死んでしまったようです。

昨日は手術した病院で抜糸と検査をしました。
検査の結果、腎機能の数値はさらに下がって、具合が悪くなる前とあまり変わらなく
なっていました。
食欲がないのは、腎不全の悪化ではなく、手術や入院によるダメージから回復するのが
遅いのだろうと言われました。
高齢猫は回復にかなり時間がかかると言われ、私は焦り過ぎていたので、
もっと長い目で、ゆっくり少しずつ回復を待とうと思いました。

今日の昼、具合が悪くなって以来、初めて腎臓用ドライフードを自ら食べたと
ダンナからメールが来て、回復の手ごたえを感じて喜んでいました。
それなのに、夕方には旅立ってしまいました。

手術をしてくださった先生、昨日これからのことをいろいろ相談したばかりなので、
とても驚いていたそうです。
かかりつけの病院も、驚いていました。
私だって驚いています。信じられません。
手術の前後は何度も死を覚悟したけど、今日は思ってもみませんでした。

今、私の横でお気に入りのベッドで寝ているまいすは、
本当に寝ているようにしか見えません。
だけどもう目を覚ましません。
夢であってくれたら、と思います。

コメント (8)
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