YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

雉が鳴く頃の北多摩散歩

2022-01-15 09:17:00 | 季節のこと



小寒も末候。

小正月を迎え、今年最初の北多摩公園詣。徒歩で行ける駅前の公園にはすでに行きましたが、自転車を使っては初めて。雪が降ったり、横浜に帰ったりと、なかなかいつものルーティンで動けなかったのですが、ようやく日常が戻ってきた感じ。



まずは山頂(80m)のお社にご挨拶。今年もよろしくお願いします!!

それにしても寒い、寒い。

そんな寒い森にも生き物の気配がちらほら。




分かりますか↑
真ん中あたりにありますよ。


木の枝に卵を産むのはハラビロカマキリ。

お母さんが作ってくれた、空気の層がたっぷりのウェハースのような卵鞘。その中でたくさんの命が春の訪れを待っています。

手すりのくぼみにすっぽりとハマって寒さを凌ぐフユシャクの成虫。



よく見るとふわふわの毛で覆われています。


敵が少ない冬を狙って繁殖する数少ない昆虫です。

争いを避けて、寒さに耐える昆虫たちにとって、手すりは格好の活動の場になっているようです。



木の幹にもぴたりと貼りたシャクガの仲間を発見。



上手に隠れているために、そこにいるのになかなか気づけないことも多いです(>_<)




植物たちはすっかり枯れ果て、コウヤボウキの綿毛がやたらと目立っていました。



そして、よく見ると、真っ白な冬芽




白い冬芽なんて初めて見ました。あたりをよく見てみると…




なんと、コウヤボウキの冬芽でした!

コウヤボウキは北多摩に来て初めて見た植物。なるほど冬芽もお初なはずです。小さいですがとても綺麗!



寒い、寒いと言いながら、冬芽は徐々に膨らんできていることに驚きます。






ワルナスビの実が黄色くなることもこれまで見逃してたなぁ…



こうやって見ると、なかやか趣がありますね。

これから少しずつ春への準備を始める北多摩の森。今年ものんびり観察したいと思います。


【昨夜のおうちごはん】

・ダルカレー(久々に作りました)
・ベーグル生地を細長く焼いたパン
・焼き芋「ぴよよんさん作)
・ブロッコリー
・ミミロータスのブレンドティー
ちょっぴりネパールデー

今日もいい日になりますように!