YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

しましまを作る〜地層の話〜

2021-12-08 07:46:00 | 岩石



今、仕事で地層について学んでいます。上の写真は埼玉県西部にある小鹿野町の路頭。3年前に撮影。

ここすごいんです。高さ100.m、幅400mにわたって、ばっちりと地層が観察できるうえ、化石まで見つかります。

地面のしましまがどうやってできたのか?

その謎を探るためのモデル実験をしてみました。



これ、クラフトで使われるカラーサンドというやつを使っているのですが、色の違いがはっきりと出て分かりやすい!!

しかも今や動画が気軽に撮影、編集できるから、何度も確認できてとっても便利。

すごい時代になったなぁと思います。

本当はお客様と実際の川や地層を見に行きたいのだけれど、時間的にとても無理。

少しでも身近に感じてほしくて、これの登場です。



生き物(珊瑚)が作った石!
二酸化炭素が閉じ込められた石!

言い方ひとつで、ただの石ころが小さなお客様たちには宝物に変わります。

変わるかな?

変わるといいな…(^^;)

これから配るので、ちょっとドキドキ。



子どもって、その辺の石ころ拾うの結構好きですよね。この本、オススメです。

地学の世界はとても壮大でなかなか理解が追いつかないのですが、分かってくると面白いんだろうなぁと、少しずつ勉強中です。



快適な北多摩暮らし。
仕事も楽しくやらせていただいています♪


【今朝のおうちごはん】

・紅茶のスコーン
・里芋とツナの煮付け
・野菜たっぷりわかめスープ
なんだか変な組み合わせ(笑)

今日もいい日になりますように!



奥多摩のお土産

2021-11-28 06:45:00 | 岩石



勤労感謝の日に満喫した奥多摩紅葉ウォーキング!
お土産もバッチリ手に入れてきました。



まずは美しい色とりどりの葉っぱたち。洗って、乾かして、傷んだものを取り除くと、やっぱりカエデの類が残ります。

なかなかいい感じのやつが拾えました♪



続いては、モミの枝と見せかけて、ツンツンと痛いカヤの枝。

本当はモミの枝があればよかったのだけれど、きっと遠目にはモミに見えるに違いない…。見える?

これでクリスマススワッグを作ろうかなと思っています。



最後は小さめの石灰岩。
これはお仕事用です。

でも洗っていて気づいたのですが…



石灰岩じゃないやつも結構混ざってる???



ぎりぎり75個をラッピングできました。



奥多摩は四万十帯〜秩父帯の古い地層を観察できる場所で、多摩川の河原では大概どこでも石灰岩を拾うことができます(ただし、鳩ノ巣渓谷の崖に見られるのはチャートや凝灰岩らしいです)。

石灰岩は珊瑚などの生き物が堆積してできた炭酸カルシウムを含む岩。



大昔、窒素を上回りほどの二酸化炭素は海に溶けて、生物に使われ、そして石灰岩の中に閉じ込められました。そして植物たちが大量の酸素を作り出し、この奇跡のような大気組成が出来上がったわけです。

そんな石灰岩たちに、このあと仕事で役立ってもらう予定です。いいもの拾えてよかったぁ〜。



【昨日のランチ】

キラキラでふわふわなお店でフレンチ♪
なんて贅沢!!!

今日もいい日になりますように!