YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

8月最終日はスーパームーン

2023-08-31 07:15:00 | 気象・宇宙
本日で、8月も終了。
今朝も広がる青空と熱気

それでもあのうるさかったセミの声は少なくなり、代わりにアオマツムシやカネタタキ、コオロギなんかの鳴き声にバトンタッチ。



今夜は8月2度目の満月。
それも今年から1番大きく見える満月(スーパームーン?)だそうです

スーパームーンという言葉は天文学の正式な用語ではないそうですし、実際に見ても、違いをはっきり感じることは難しようです。
それでも「スーパームーン」なんて言われると、ちょっと見てみようかなぁと興味をそそられたり…

考えてみると、何事もそうしたちょっとしたきっかけで、視野が広がり、物の見方や考え方が深まっていくのかもしれないですね。



ものは試しに、今夜は空を見上げめ見てください。月の出は18:36。地平線に近い時間帯は目の錯覚もあって、月が大きく見えるのでおすすめです。

さて、今日はどこから月を眺めようかなぁ?

【今朝のおうちごはん】
・米粉パン
・ヨーグルトwithパイナップル
・コーヒー
         野菜がない〜〜〜


今日もいい日になりますように!




これな〜んだ?〜夏野菜編〜

2023-08-30 05:55:00 | 食べ物
さて問題です。
こちらはなんでしょう? 


正解は…




↑ちょっと色合いが似てる?





ジャジャーン



正解はオクラの花でした。
赤線でカットした断面がこんなきれいなデザイン。



真ん中にある子房は、確かにオクラの形。

オクラはアオイ科なので開いた姿は黄色いハイビスカスのよう。



これ、食べられるんですね。
「花オクラ」というそうです。
家庭菜園で無農薬で育てたものをいただきました。



さっと洗って、お皿に敷いて…


この上にサラダを盛って、さらに花びらをちぎったものをトッピング〜



華やかな「花オクラサラダ」の出来上がり♪

食感はとろっとした感じ。
さっと湯がいて、包丁でたたけば、粘り気がアップ。


色が悪くなってしまいましたが、ご飯にかけて美味しくいただきました。湯がくときにお酢を入れると変色を防げるようです。

こんな食べ方もあるんですね。
ごちそうさまでした〜♪



【月曜日のおうちごはん】

・花オクラサラダ
・ピーナッツハニー(銚子土産)
・米粉パン
・コーヒー

今日もいい日になりますように!


 



8月の雪虫

2023-08-28 10:41:00 | 昆虫や蜘蛛など
台風の影響もあってか天候が不安定な今日この頃。基本的には厳しい残暑。そして突然雨が降ったり、止んだり…。時間に限らず入道雲もよく見かけるような…。

そんな夏の終わりですが、このところ「雪虫」に出会います。


2021.11撮影

雪のようにふわりと飛ぶから「雪虫」。この虫が飛ぶ頃には初雪が降ると言われています。

???



初雪どころか、このところはスコールのようなゲリラ豪雨。相変わらずの寝苦しい夜。

でも、雪とは関係ない春〜秋にかけて雪虫を見かけることがときどきあります。

そもそも雪虫って何かと申しますと、ロマンチックな名前からは真逆の存在とも言える「アブラムシ」

※苦手な方は凝視しないでください


嫌いではなくても、びっしりと群がる姿にうわぁ…と声をあげちゃう人もいるかと思われます←私です(笑)

通常のアブラムシは羽をもたず、移動距離はわずかなのですが、食糧不足や冬越しの準備のときには自然と羽のある個体が発生します。
この辺のお話は長くなるのでこちらの記事で↓

つまり、今飛んでいる雪虫は何らかの影響で食料が不足し、移動しているアブラムシなのかと思われます。

ちなみに雪のように見えるのは、体に蝋物質を持った種類です。北多摩周辺ではケヤキフシアブラムシなどが見られます。

北海道で冬が始まる前に大量発生するのはトドノネオオワタムシ。トドマツの樹液を吸っていたアブラムシたちがヤチダモの木へ移動するそうです。


ヤチダモ

名前に「オオ」とつくだけあって体調は5mm。ケヤキフシアブラムシの2mmと比べると倍以上の大きさです。


2023.10.12 北海道定山渓にて撮影

これが広範囲に大量発生するというのですから、かなりのインパクトです。カビを誘発したり、アレルギーを引き起こしたりと、被害もあるようです。

まあそんなわけで、「雪虫」というのは蝋物質を一部のアブラムシのことで、雪が降る前でなくても食料が不足すれば「羽有り型」の登場でフワフワとぶということかなんではないでしょうか?

ちなみに日本のアブラムシは700種と言われ、そのうち蝋物質をもつ「雪虫」は10種類程度のようですが、「雪虫」に関する学術的な記述は少ないので、はっきりしません。



北海道をはじめ北国での報告が多数ですが、大きさや数の差はあるものの割とどこでも見られる虫です。季節も冬前とは限りませんので、小さくて白い虫が飛んでいたら「雪虫」かも!

雪虫を発見した付近で見かけた、こちらも雪のような白い花

ツタバウンラン


千日紅(白花タイプは千日白?)




【昨日のおうちごはん】

・レタスソーキそば

今日もいい日になりますように!


残り1回分!青春18きっぷで銚子へ行く!〜後編〜

2023-08-27 07:08:00 | 旅行
8月も終わり。
昨日あたりから雪虫がちらちらと飛ぶ北多摩です。

さて、銚子へ行ったお話の後編
前編はこちら↓



屏風ヶ浦へ行くためには銚子駅から「千葉科学大学行き」のバスに乗ります。通学がメインのバスなので、本数は1時間に1〜2本程度。
※Googleマップではでてきません

10分くらいで海沿いへ。



「マリーナ前」(終点の一つ手前)で降車すると、目の前には南国風景が広がります。



これは気分が上がります。



おぉ〜っ!
太平洋へと続く小さな湾は銚子マリーナ海水浴場。波打ち際で遊ぶファミリーの姿もちらほらと。

そして目的の屏風ヶ浦の地層が対岸に続いています。



ここ銚子市名洗町からお隣の旭市の刑部岬まで続く約10kmにわたる、高さ40~50mの断崖!!!

地面が切り取られたかのような切り立った断崖が続く景観は壮大!理科の教科書に載ってたやつとおんなじだぁ〜。

この風景は英仏海峡の「ドーバーの白い壁」にも匹敵するといわれ、「東洋のドーバー」とも呼ばれてらとのことですが、本当かなぁ?
白亜紀につくられたという「ドーバーの白い壁」はいつか見に行きたい場所の一つ。



このように10kmにもわたる路頭が見られるのは、屏風ヶ浦の岩質が弱く、波の強さもあって,有史以来数キロメートルに渡って岸壁は削られたためだそうです。1年に約1mも海岸線が後退していたため,1960年代に消波ブロックの設置などの護岸工事行われ、陸地後退は緩やかになったとようです。ただ、崖に草本が繁茂し始め,さらに九十九里浜の侵食との関連性が新たな問題となっているとのこと。



近くへ行くと、このような波食窪(はしょくくぼ)がいくつも見られました。



もっとも近くで見られるのは遊歩道がついている範囲のみ。現在は途中で通行止めになっているのかな?1kmもない気がしました。





しかしすごい迫力です。古いものでは100万年前の地層が見られるとか…。

 崖の上に広がる台地は,関東ローム層に覆われており,キャベツ畑が広がっているそうです。風の強いことを活かして30基以上の風力発電所の風車が稼働中!



遊歩道の先の波打ち際にはたくさんのカモメ。双眼鏡を持ってくるべきでした(>_<)





【今日のお朝ごはん】



今日もいい日になりますように!


残り1回分!青春18きっぷで銚子へ行く!〜前編〜

2023-08-26 07:08:00 | 旅行
この夏は、青春18きっぷを使って東京から九州へ。そこから屋久島ツアーを挟んで、再び熊本から山口へと抜ける旅をしました。最後は山口宇部空港から飛行機にて帰還。

→台風一過の屋久島の様子はこちらから


それについてもきちんと記事にしたいところですが、今日は残り1枚で銚子へ行ってきたお話です。

今回は余さず使い倒せました(笑)

行き先に銚子を選んだのは、近場でいいところないかなぁと「青春18 千葉」で検索をかけたところ、銚子&佐原を巡るコースが紹介されていたから



超ではヤマサの醤油工場を見学して煎餅を焼こうと計画したものの、
電車に乗りながら調べてみると、事前予約が必要なうえ煎餅体験はコロナ以降休止されている様子。

空きがあれば当日の電話予約も受け付けてくれるようでしたが、今回はパスして、調べながら偶然見つけた「屏風ヶ浦」を目指すことに。行き当たりばったりは旅の醍醐味(笑)



千葉の田園地帯はすっかり色づき、すでに稲刈りをする姿も。
千葉駅を過ぎると、車窓にはすっかりのどかな風景が広がり、いい感じに。

そのまま電車に揺られること2時間。銚子駅に到着です。

北多摩からだと、3時間半くらい?
片道運賃だけでも元が取れちゃう2640円(青春18きっぷは1回分2410円乗り放題)。



駅には醤油の樽がどどーんと飾られています。いつか工場見学にも行きたいなぁ。

港町銚子ではイルカにも会えるらしいです。


このイルカ↑
会いたい気持ちが半減しそうなリアルな表情(笑)

JR線のホームを進むと銚子電鉄のホームへとつながっていて…


今年100周年を迎えるローカル線。
これに乗って犬吠埼へ行くのも面白そうだけれど、それはそれできちんと計画を立てて再トライ。

というわけで改札を出ると、青空がバーンと広がっていました。



駅前のメイン道路が広い!!!
そして港町をイメージした街灯やイカリ型のガードレール(ガードイカリ?)。信号機も柱や周囲が青で塗られていてなかなかおしゃれ。




シンボルロードと呼ばれるまっすぐ歩いていくと利根川にぶつかります。





河口がすぐそこということもあり、海のような広さ。波崎へとわたる銚子大橋の先は霞んで見えます。

真っ青な空と、これまた真っ青な川面を眺めた後は、来た道の途中にあった道の駅的な物産売り場へ。


「まちの駅」って買いてありました。

お醤油ソフトを食べ、土産物を購入。





ピーナッツ・ハニーは銚子の銚子のソウルフードとのこと。
これは買わねば(笑)



駅前には自転車に乗ったチーバくんの像がありました。



どうやら、銚子から千葉、神奈川、静岡、三重を通り、和歌山市まで続く自転車道があるようで…。
全長1400m!!!

チャリダーなチーバくんも可愛い♪



いい記念写真が撮れました!

いよいよバスに乗って「屏風ヶ浦」へ。…というところで後編へ続きます。

今日もいい日になりますように!!