YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

雷鳴轟くランチタイム〜高台のイングリッシュガーデン〜

2021-07-31 08:48:00 | カフェ・お店巡り



昨日は国分寺駅前の高台に、素敵すぎるカフェを発見。

天気の良い日には富士山や丹沢山系が見渡せるというテラス。



そして、個人宅とは思えないローズガーデン!!

ホームページで確認したところ400種近くのバラがあるようです。

しかも、バラ以外の花も多数。見応え十分なイングリッシュガーデンです。これだけの庭を個人で管理されているって…。どんだけすごいオーナー様なのでしょうか。




本来ならそんな庭を眺めながらランチができるはずなのですが、来店直後から俄かに立ち込める雨雲!!



みるみる暗くなっていく空のむこうには、はっきりとした雨柱。







降り出す前に庭を眺めようと、外に出ると、すでにぽつりぽつり…

テラス席を引き払い室内に入る頃にはすでに土砂降り。



みるみるうちに奥まった室内の窓にも雨が吹き付けてきました。光る稲妻。轟く雷鳴!!

一瞬の停電((((;゚Д゚)))))))

今年はこんな豪雨がますます頻度を増しているような…

雨を眺めているとお料理が到着♪


1180円のランチセットは濃厚なビーフシチューと天然酵母パン。それに200円のセット価格でつけていただいた紅茶。こちらはイングリッシュローズティーでした。

しかも、ドリンクをセットするとハーブウォーターもおかわり自由



とにもかくにも、手間暇かけて作られていると思われるお料理は絶品。とろけるお肉〜。

この夏、リピートしちゃうぞーって思ったのですが、なんと明日から1ヶ月は庭の整備のための長期休業に入るんだとか。

残念すぎる…_| ̄|○

もっとも休み明けの楽しみができたのは案外いいことかもしれません。お気に入りの蔵のあるカフェも9月再開ですし、休みが終わるのは悲しいけれど、楽しみが増えました。



↑デコパージュでリメイクされた砂時計。とバラをあしらった茶器。
何から何まで素敵なお店でした♪

同じ日の夕方



またしても雷が鳴り出したので、カメラをセットしたものの、この時は雨にはならず…。

それでも夜中になってかなり激しく降ってました。

突然の大雨、要注意ですね。
鞄に折り畳み傘を忘れないようにしようと思います。


【今朝のおうちごはん】
・玄米しおにぎり
・里芋コロッケ
・ミニトマト
・梅ジュース


今日もいい日になりますように!








蓮を楽しむ!象鼻杯と蓮の葉茶

2021-07-30 15:59:00 | 食べ物



少し前の話に戻りますが、ハスを楽しむ会での戦利品(?)たち。

電車に乗ると伝えたら、大きな葉が傷まぬよう丁寧に包んでくれました。


しかも、2本買ったらおまけの1本つき。

「枯れてしまったものですがよかったら…」

とのこと。

枯れた葉なんてどうすんのーって思ったら、

「お茶にしてもいいし、葉っぱからお酒も飲めるんですよ」って…。

!?

そ、そうか象鼻杯

※写真はイメージです(笑)

ハスの葉を茎から切り、葉の上にお酒を注ぎ、それを捧げ持つようにして茎の先から飲むという変わったお酒の飲み方。

その様子を象が鼻を持ち上げている姿に見立て、ついた名前が「象鼻杯」。

蓮の葉の杯♪



古来中国から伝わったという、なんとも遊び心たっぷりなお酒の飲み方!
ここは一つ体験してみようではないですかっ♪

ものは試し。
何事も自分でやってみなくっちゃね。

というわけで↓


たしかに飲めますね!!!

だからどうした?

…っていう気もしますが、ハスの花を眺めながら、こんな遊びも悪くないかも。

実際におバカな姉妹はこうして十分はしゃぎまくっているわけですし…(笑)

ちなみになぜこんなことができるのかというと…。



ハスの葉と茎には、水中の根に空気(酸素)を送るストローのような通気孔が通っているのです。


もちろん根にも穴があいています。ほら、蓮根の穴!

あれは葉からつながる通気口だったのです!!

だから、逆に茎の先からポンプで水を送り出すと…



シャワーになっちゃうんですね。

暑い午後、ハスの葉に溜まった水がぶくぶくしているのも、かな空気孔からガスが交換されているから。沸騰しているわけではなかったんです。

さてさて、象鼻杯を堪能したので、せっかくですからハスの葉茶も!!



というか、小さい方の葉は、水揚げに失敗したようで、翌日にはしおしおとしてしまったのです。


萎れかけたハスの葉を適当にクルクル巻いてチョキチョキ。

それを洗って乾かして、レンチンして乾燥させて、普通にお湯を注いでみたところ…



おやや、これは思ったよりもハスの成分が抽出されている様子。

香り、味、しっかりと出ています。



これは、最後の1枚も、頃合いを見てお茶にするとしましょう!!

1枚で5、6回は楽しめそうです♪






【今日のおやつ】
・ブルーベリーサンデー
(冷凍ブルーベリー、冷凍バナナ、ヨーグルト、バニラアイス、ホイップクリーム、ブルーベリージャム)





密着42日間!アオスジアゲハ成長記!!

2021-07-29 06:48:00 | 飼育


アオスジアゲハがクスノキの周りを飛び回っているのを見かけたのは6/12のこと。

木に止まったかと思うとふわふわと離れていき、また止まってはふわふわ…。

「おや?」
と思って葉の裏を確認すると…



ありました!!
卵です。

クスノキが食草ということは知っていたのですが目の前で産卵行動を見たのは初めてのこと。

もちろん卵も初めて見ました。

持ち帰って3日後、卵が透けて、中の様子が見えてきました。



顕微鏡で見ると動いているのも分かりました!!す、すごい!!

6/16。
無事に孵化!


朝起きるとすでに卵はなく、体長1mmほどの小さな1齢幼虫。



トゲトゲで覆われた体は、先端が黄色、お尻は白。小さいながらインパクトがあります。

続いて2匹目も孵化。




6/18
2匹は仲良く抹茶色の2齢幼虫になりました。

全体のトゲトゲはなくなり、頭部にちょび髭のような突起があります。

いつも同じ葉っぱで休み、葉を食べに出掛けてはまた同じ場所に戻ってくるようです。


6/21
3齢幼虫へ。



脱皮後しばらくは頭が抹茶色、その下が白っぽい緑色をしていましたが、やがて明るいライムグリーンへ。頭部の突起もより目立ち、愛嬌のある見た目です。

6/25
4齢幼虫へ


体はずんぐりむっくりと、存在感を増しました。頭部に白い線が現れました。

小さな頃は柔らかい新芽を食べていましたが、この頃になると硬い葉っぱもばりばり食べるようになりました。

7/1
ついに5齢(終齢)幼虫へ



もう同じ葉に2匹は止まれませんが、それでも近くの葉っぱで休んでいます。

どうやらアオスジアゲハの幼虫は、集団で過ごす傾向があるようです。



アオスジアゲハたちのために、段ボールで即席に作った飼育ケースはかなりの大きさ。餌も十分入れたからと安心していたら、どうやら葉が乾いてきたらしく、壁やサランラップを激しく動き回る夜がありました。



↑口から糸を吐いているところ。お尻(?)のあたりにうっすらですが糸が見えます。

蛹になるものだとばかり思い、ワクワクして見ていたのですが、どうも様子が変なので、夜遅くにクスノキの葉を調達することに…(^^;)

その日から1週間が経過

7/10
前蛹へ


7/11
蛹化終了




ようやくここまでこぎつけました。
あとは羽化を待つばかり。

7/19
目が見えてきました



そして、

7/20朝、体がはっきりと殻の中に浮き上がってきました。



仕事は行かねばならぬため、ベランダへ出し、窓越しビデオを仕掛けます。



いい感じ!!

…と思ったのですが、帰宅してビデオを確認すると肝心の羽化の瞬間は光量オーバーではっきり見えません。

幸いにも2号の羽化はこれからです。

7/23
リベンジマッチ!
アオスジアゲハ2号の羽化!!




しかしこの日も「ハスを楽しむ会」へ向かうため断腸の思いでビデオカメラに観察をバトンタッチ。ハスも捨てがたし…(^^;;

帰宅してビデオを確認すると、そこには羽化の一部始終が収められていました。鮮明とはいえませんが、スマホカメラにしては上出来♪





殻が破れて体が全部出るまでは、5分とかからない早業。

そしてその途中、殻の中に蛹便(余分な体液)を出すことも確認できました。



↑殻の下に溜まっているのが蛹便です。動画ではこの液体が増えていく様子もなんとか撮影できています。

かなりの量があるように見えますが、帰宅した時にはすでに乾いていたように思います。ただ、殻の中で蛹便を出すとは知らなかったので意識して確認はしていません。

話をビデオに戻し、殻から出てきたアオスジアゲハは、体液を羽に送り込み徐々に広げていきます。



およそ1時間後、羽はすっかり伸びました。



わずか1mmで生まれてきたあの幼虫が、青く輝く美しい姿に変身!!

感無量!!!

いったいあの殻の中にどうやって収まっていたのでしょうか。

そして、ここから7時間、ずっと羽を乾かし続け、大きな前触れもなく、我が家を飛び立っていきました。

お別れの瞬間に立ち会えなかったことは心残りですが、無事に成長してくれてありがとーっ!!!!!

生き物を飼育するのは、本当にハラハラドキドキの連続。毎回命を預かるということの重さを感じます。

生き物を採集するということに罪悪感を感じつつ、「自分の目で見てみたい」「知りたい」と、ついつい連れ帰ってきてしまう身勝手さ。

だからこそ無事に育ってくれた時の安堵感はひとしお。

アオスジアゲハ1号、2号、たくさんの驚きと発見をありがとう




台風一過〜木の実を探して虫に出会う〜

2021-07-28 05:52:00 | 昆虫や蜘蛛など



台風がかすめて過ぎ去った後、
青空に輝くうにまる号。

風が吹いた後の森に木の実を探しに…


木の葉や小枝は多数落ちていますが、さすがにまだ木の実には季節が早い?



かわりに変な虫発見!!

め、目が〜っ

やたらと大きくて、飛び出した目の持ち主は、おそらくエルモンヒラタカゲロウ。成虫を見たのは初めてです。

幼虫時代、やたら平べったい体をしているのでヒラタカゲロウ。羽にL字の紋があるのでエルモンというらしのですが、そこは確認できず。

それよりもなんで奇妙な複眼!!!



失礼して前かも撮影。
撮影に応じてくれる良い子ですが、小さい上に、風も強く、ピントは完全に合わせられず‥

いったいどんな形状なのかっ!?

前脚もやたらと長い



この後もいろいろな昆虫を発見

羽が完全に透けているのは、スケバハゴロモ。



これも初見!
繊細なガラス細工のような羽が美しすぎます。



ベッコウハゴロモもいました。



同じハゴロモ科。姿形がよく似ています。羽だけ付け替えたみたい。

こちらはアオバハゴロモ科。



ピンクの縁取りが美しいアオバハゴロモ。学名にはgeisha(芸者)という言葉も使われている艶やかな虫。

ハトムシなんて呼ばれることもある、よく見かける虫ですが、なんと鈴生りになっていました。



みんなで植物の芽に擬態しているのかな(写真は一部)?

こちらは体長わずかに5mmのカキゾウムシ。



ずんぐりとした体につぶらな瞳がとってもキュート。

今日紹介した虫たちは、正直なところ肉眼ではよく見えません。



スマホのカメラの性能が上がったおかげで、虫探しはますます楽しくなりました。







こんな瞬間だって撮れちゃうんですもの♪

さてさて、当初の目的の拾い物。それほど期待はしていなかったものの、それなりに収穫あり。



やはり風が吹いたら森へgoですね。北多摩に越してきて、森が近くなったのでこれからの季節に期待大!!少しずつためてリースを作る予定です。


【昨日の晩ごはん】

・焼き野菜のせ素麺
・はんぺんの磯辺風チーズ焼き
・トマトと玉ねぎの冷製スープ

今日もいい日になりますように!




溽暑な頃〜和で涼む〜

2021-07-27 07:08:00 | 季節のこと



台風前の昨日の夕焼け。
夜中から降り続く雨のおかげで今朝は少し涼しい朝。
今回の台風は、これまでにない進路で東北への影響が心配されます。これから接近が予想される地域の皆様、どうぞお気をつけてお過ごしください。

さてさて、季節は大暑次候。



北多摩も蒸し蒸しと暑い毎日。

気分だけでも涼しくと、ご近所の小京都(勝手に命名)へお散歩。



長屋門やお寺が並ぶ地域。
境内には万葉の花々。


ヒオウギ

メハジキ

ナデシコ

オミナエシ

早くも秋の七草が咲き始めています。

そんなご近所小京都で、またまた素敵カフェというか茶屋を発見!!


日本茶の専門店です。
「あさつゆ」という香りが高く、渋み少なめのお煎茶をいただきました。

二煎目からは自分で淹れて楽しめます。1人用の小さな急須がかわいくて、自分で淹れるお茶もまた美味しい。よく冷えた柚子の牛皮とあられ付き。

店内の家具は全て木と竹。癒しの空間。





窓の向こうにはビオトープが設置され、店内には手作りの循環水槽。ミニ盆栽も数多く‥。

調度品も手作りのものも多く、店主さんのこだわりが感じられました。まだお若いのではないかと思うのですが、この界隈はどうやら趣味人が多い。

実は気になるお蕎麦屋さんもあるんですよね。


不定休というか、不定開(?)なので、なかなかタイミングが合いません。

こちらは職場の水辺↓





改良メダカの楊貴妃と幹之(ミユキ)。暑い夏を無事乗り切ってくれるといいのですが…。

我が家のメダカたちも、子メダカがずいぶん成長し、にぎやかになってきました。

蒸し暑い夏、日本では打ち水したり、水辺をうまく活用したり…。


和の心、いいですね。

まだまだ続く暑い夏。熱中症にならないよう気をつけて過ごしましょう。


【今朝のおうちごはん】

・ベーコンエッグ
・コールスローサラダ(ほんのりバラの香り)
・ご近所パン屋のピーナッツロール
・手作りブルーベリージャムとヨーグルト
・アイスコーヒー


今日もいい日になりますように!