YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

真冬の森の生き物たち

2022-01-09 07:31:00 | 季節のこと



おはようこざいます。
今日も早朝より自然観察教室のお仕事。冬は夜明けが遅い(>_<)

実は冬至より少しずれて、今がいちばん日の出が遅く、東京で6:51頃です。いちばん早いのは6月頃で4:25。なんと2時間半近くも変わります。



さて、正月ハイキングで出会った真冬の森の動植物たち。

冬枯れの森で目立つのはやはり赤い実。



中でもヤブコウジはとても数多くありました。マンリョウ、センリョウに合わせて「十両(ジュウリョウ)」なんて呼ばれることもあります。



同じ赤い実でも、ツルリンドウはすでにしわしわ。



このあと何度も霜にあたり、凍ったら り、溶けたり…。もっとしわしわになりそう。

落ちずに残ったスズメウリの実は、中の種子がすっかり透けて見えていました。



こんなに寒い森の中で、すでに咲き始めているかの早い花もありました。

↑キランソウです。
別名「地獄の釜の蓋」。地面に広げた根生葉が蓋のように見えるからとか、薬効があるため地獄に落ちるのを防いでくれるとか…。一般的には3〜5月に咲くとされていますが、日当たりの良い場所では早くから咲くものもあるようです。



↑こちらはウグイスカグラ。
ウグイスの鳴く時期に咲き始めるということです、こちらも少し気が早い咲き始め。

春を待ちきれないようです。
そんななか、ゆりかごの中ですやすやお休み中だったヤママユ↓


まだ抜け出た跡がなかったので、休眠中かと思います。無事成虫になれるといいです。

これは少し古いけれど、小動物が食べたいくるみ↓


半分に綺麗に割って食べるのはリスなのですが、中が削られている様子はネズミの仕業?

なんらかの弾みで割ったクルミが落ち、それをネズミが食べたのでしょうか?

ネズミにとってはラッキー。リスにとってはアンラッキー(^^;;

葉を落とした冬枯れの森では野鳥の姿をよく見かけます。シジュウカラややエナガの混群や、シベリアからやってきたジョウビタキ、ツグミなどの冬鳥、木を叩いてえさを探すコゲラなどのキツツキ類。

観察に見せかけ足を止めては休憩(笑)

鳥の撮影はスマホでは厳しいので、イメージ動画↓



雪の翌日に北多摩で出会った鳥たちです。



【今朝のおうちごはん】

※今朝は早かったので、駅構内のバックスにて(既に食べ終わってしまったw)
・ハムと二種のチーズサンド
・ブレンドコーヒー

今日もいい日になりますように!