さよなら北多摩ルーム

本日、北多摩ルームの引き渡しが無事完了いたしました。コロナ禍でお出かけができない分、「知らない土地で旅するように暮らしてみよう」という安易な思いで始めた二拠点生活。

良いことも、大変なこともありました。

手近でありながら豊かな自然。穏やかな街の雰囲気。美味しいカフェ、ハウスメイトとの交流…

増える荷物、地味にこたえた移動時間、そして今年はシェアハウスだったために、部屋に台所とお風呂がないことの不便さ…

良いことも、大変なことも全てが貴重な経験となりました。

もちろん新しいスタイルでの仕事についても得ることが多かったです。

部屋の引き渡しを終えて、国分寺後の夜桜を見に行きました。

サクラはまだほとんど蕾でした。

驚くほど暑い1日だったのに…

不思議なことに、光を当てると遠目には花が咲いたように見えたりします。

同じものを見ていても、

遠くから見たり、近くから見たり、光を当てたり、角度を変えたり…

ちょっとしたことで見え方って変わってくるものですよね。

北多摩での3年間の生活で、そんな風に世界の見方に広がりが出たような気がします。

たくさんの方々に出会い、交流し、そこから得たものもたくさんあります。

始まりがあれば終わりがある。

そして、そこからまた新しい物語が始まります。

北多摩暮らしでお世話になった皆様、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。