今日はちょっとしたお祝いで、家族と私の両親とで 蝶鮫料理を食べに行ってきました~
場所は広島県の佐伯区湯来町にある 青空館。
広島で蝶鮫の飼育をして、その身や卵(言わずと知れたキャビア)を、料理として提供しておられます
私は青空館からほど近い 湯来ロッジ のリニューアルオープンの時に、一日限定10食提供された蝶鮫料理を、
並んで食べに行ったことがあります
いろんな風に調理されていて、どれもすごく美味しかったので、いつかみんなで食べに行きたいなぁ、と思っていたんです
まずは蝶鮫の説明から。
写真を「読んで」もらえばわかるように、蝶鮫は、サメの仲間ではありません。
海に下って、再び川に遡上する種類もいるそうですが、淡水魚です。
身は白身で、フグのようなしっかりした食感があります。
で、顔がサメみたいだから 「サメ」 と名付けられてしまったんですね。
鼻の下の4本のヒゲの感覚で、餌を拾うんですねーーー。ナマズみたいにも見えてちょっとマヌケ
蝶鮫が沢山。
こちらは蝶鮫とヤマメとニジマスと、ホンモロコと鯉と・・・
色んな魚が自由に泳いでます。
今日は寒くて寒くて(湯来よりも更に寒いので)、桜もまだ蕾でしたが、大きな木が沢山あったので、
来週あたりは、絶景でしょう
部屋に入ると、畳の部屋ですが、椅子に座っていただくことができました。助かった
大きなガラス窓の向こうは養殖場と川を挟んで向こうの山が見えます。
キセキレイや鶯などの鳥がひっきりなしに鳴きながら飛び交うので、癒されます
さて最初のお料理。 蝶鮫のごま油風味のお刺身も美味しかったけど、軟骨を揚げたものもとても美味しかった!
白玉粉で包んだお団子。 中身は
こんな感じ。 れんこんのシャキシャキ感と、玉ねぎなどの香りも効いてグッド!おかわり!
出ました!蝶鮫のお造り&キャビア~~~
今朝まで泳いでいた蝶鮫のお造りは新鮮で美味しい!
そしてこのキャビアは美味しい!すっごく美味しいです!
なぜならば、一般的なキャビアは保存のために加熱されて固くなる=プチプチとした食感になる。
保存の為に大量の塩を投入されて塩辛い。 ・・・というイメージがありますが、
このキャビアは加熱されていないので「生卵」状態なんだそうです。
なので、口に入れても柔らかい
そして塩分が少ないので、口の中でほぐれて溶けるときに旨みや甘味が口の中でじわーーーっと広がる のですよ
あぁ、幸せ
キャビアをトッピングされた蝶鮫のグラタン。
てんぷらは、 のびる、たんぽぽの葉、葉わさび、子持ちこんにゃく(湯来の特産)、蝶鮫 です。
藻塩を振っていただきます
蝶鮫の煮付け。
ちょっとうなぎのタレ風の味付けでした。
蝶鮫のヅケ寿司 と、 つくしのお吸い物。
最後は白玉だんご
これを1時間半かけながら頂いたら、もうお腹がいっぱいですーーー
蝶鮫って、どんな料理にも変身させられるんですね。
敷地内に生えてるクレソンも 「採って持って帰ってくださいねー」と言っていただき、
本当にいただいて帰りました
お料理も美味しくて、もう少ししたら花も咲き始めてきっと綺麗な風景が広がると思います。
料理は1日2組限定で、要予約ですが、お勧めです