ギンヤンマのヤゴ

写真は、トンボ（ギンヤンマ）のヤゴ

仕事先で近くの川を調べてみたら、いました
水はきれいだなと思ったけど、ちょっと驚き
オニヤンマか、イトトンボのヤゴがいるかな、と思っていたら、ギンヤンマでした


観察記録として写真を撮っていて、ふと気付いたことがありました
そこで、今日はちょと、撮り方のお話をしてみましょう


上に３枚の写真を載せましたが、いつもベストショットで御覧頂いているのは
中段のような写真です　（生きものの場合です）

これは簡単に言えば、分かりやすい写真です


では、上段の写真は？
上段の写真は、ふつうに撮った写真。カメラのオート設定で撮った写真です

中段の写真は、細部が見えるように、設定を変え、強制的にフラッシュを用いたものです

上段の写真は暗くてヤゴの細部は良く見えませんが、体が水の中にあることや頭の触角が分かります

中段の写真は上段と同じ状況ですが、水や触角は見えません
しかし、ヤゴの体の様子は良く分かります。体の模様や目の感じが分かります

次に、下段の写真は何でしょう
上段と中段は、６００ピクセル程度に縮小リサイズ（サイズダウン）したものです

対して、下段の写真は、リサイズせずに、翅（はね）の部分をトリミングしたものです
要するに撮影のまま、撮影データの原寸大とう感じでしょうか

翅の脈が良く見えますね
正直言って、撮影した私も驚きです

デジタルカメラの新たな用途を見つけたような気がしました
デジタルカメラのマクロ撮影機能はすごいですね

何度もヤゴは撮影しているので、これまでも見ていたのでしょうけれど、
こんなにはっきりと翅の脈に気付いたのは初めてです




Photo by 杜人