◆№62 09月29日 「レッスン!」(★★★★☆)
(感想)原題は「TAKE THE LEAD」。LEADは、ダンスで相手をリードするというより、自分自身をリードすることが印象深い。主人公のデュレイン氏のキャリアをひけらかさないことがこの映画の成功のポイントだと思う。ディレイン氏の生き方を生徒たちへの教え方の中や人との接し方で表現していく。生徒の更生をテーマとした学園映画は数多い。軽いタッチの作 . . . 本文を読む
◆№61 09月23日 「メイド 冥土」(★★★☆☆)
(感想)素材がいいのに、ホラーとミステリーの間で座礁して沈没した(させた)感じ。船長(監督)か航海長(脚本家)の責任は大きい。風習という素材は大きい、年月がエピソードを洗練してくれる。無駄が削ぎ落とされてエキスだけが残っていることが多い(これはアコークローも同じ)。ストーリー展開もまずまずだったけど。問題はテンポかな、一本調子で単調だった。ホ . . . 本文を読む
◆№60 09月23日 「LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー」(★★★★☆)
(感想)私はクラッシュがどれほど有名なバンドか良く知らない。知らないからこそこのような映画は観る価値がある。でも観ると、LONDON CALLINGは聞いたことがある曲だった。記憶ではとても好きな曲だったのに、はまってレコードを買わなかったのは、今思えば不思議だ。気に入ったのが1曲だけだっ . . . 本文を読む
◆№59 09月20日 「アコークロー」(★★★☆☆)
(感想)風習という素材は大きい、年月がエピソードを洗練してくれる。無駄が削ぎ落とされてエキスだけが残っていることが多いからだ。魔よけの奇習はだいぶ廃れてはいるが、出会えば不気味だ。メジャーな魔よけは、ひな祭りのように美化されている。沖縄の妖怪?キジムナーは、不可解なことの総称のような存在、のようだ?この映画にキムジナーが出たのか、出なかったの . . . 本文を読む
◆№58 09月19日 「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(★★★★☆)
(感想)「すき焼き」という食べ物は、和食でも洋食でもない。浅鍋に和食の食材と牛肉を入れ、甘辛いタレで煮込み、なんとタマゴを付けダレにして食するのだ。明治以降に登場した新和食か発明か、という世界に誇れる超画期的料理である。世界に愛される「すき焼き」。このすばらしい料理のレシピにあやかって創作したのが本作である。マカロニウエスタ . . . 本文を読む
政治とかは苦手、というかあまり興味がない
政治というと大げさだが、学生の頃の生徒会にも興味が薄かった
政治に興味がない、とういうより権力に興味がない
会社でも、家庭でも、権力にも権威にも感心が薄い
すでに前・総理を選択した安倍の次は、福田らしい
安倍は志と能力で首相になったのではなかったらしい
周りが見放せば、自分で自分を見放すらしい
支持率が上がった下がったというマスコミなどもひどいものだ
. . . 本文を読む
(記事から)
2007年9月17日、浙江省杭州市で行われたサッカー女子W杯1次リーグのドイツ
戦で、日本代表チーム「なでしこJAPAN」が中国人サポーターからブーイング
を浴び続けたにもかかわらず、試合後に「謝謝(ありがとう)」と書かれた横断
幕を掲げていたことが分かった。成都商報が伝えた。
日本チームは0-2で破れたが、選手たちは試合後に「ARIGATO 謝謝 CHINA!」
と書かれた横断幕を . . . 本文を読む
◆№57 09月16日 「リトル・チルドレン」(★★★★☆)
(感想)難しいテーマを上手に描いている。ときどき入るナレーションが効果的。性犯罪者が釈放されたときの街の反応をアクセントに、アメリカ社会の堕落を描いている。恋愛からの不倫ではなく、日常の満たされない気持ちやストレスが充満し堕落した生活へと進む。高学歴や経済的安定があるにも関わらず精神的な未熟さが蔓延している。夫婦なのに心が通わない。(私 . . . 本文を読む
◆№52 09月05日 「ロニー MODSとROCKが恋した男」(★★★★☆)
(感想)音楽を愛した人は多い、だが音楽に愛された人は少ない。どんなときも音楽とともに生きたロニー・レイン。決して恵まれていたとはいえない人生だけれど、彼のそばにはいつも支えてくれる人たちがいる。人柄なのだろう。人がよく、騙されることがあったようだが、支える人も近づきやすかったのだと思う。別れも多かったようだけれど、ドロ . . . 本文を読む
◆№56 09月12日 「punk's not dead」(★★★☆☆)
(感想)punkのスペルを覚えてしまった。sが付いている、punkはひとつではない。punkはファッションだけではない。(私はずっとファッションが主だと思っていた)。punkは音楽として脈々と独自の道を歩んできたのだ。そのことが分かっただけでも良かったかな。ゴスペルやブルースなどと同じようにpunkも人間の魂が求めた音楽だっ . . . 本文を読む