◆№24 05月07日 「アイム・ノット・ゼア」(★★★☆☆)
(感想)「I'M NOT THERE」の直訳は、「私はそこにいません」ということか。「そこにいない」とうことは、映像としてみている6人のボブディランは、そこにはいないのだ。監督は、エピソードでつづられ、逸話として語られるボブディランを、そこにはいないと言っている。あなた方が見てきた、この6人のようなボブディランは、どこにもいないボブデ . . . 本文を読む
◆№25 05月11日 「ノーカントリー」(★★★★★)
(感想)監督の評価だけを5点にしたのには理由がる。脚本とか演技とか、ひとつひとつは、特にすばらしさを感じない。不思議なくらいに平凡である。ストーリーも淡々としている。出演者の演技は、ハビエル・バルデムの演技だけが良く取り上げられるけれど、主演の三人とも上手い。しかし、地味なだけで目立とうとするものではない。この作品を野球で言えば、ホームラン . . . 本文を読む
◆№23 04月30日 「いのちの食べかた」(★★★★★)
(感想)マイケルムーア流ドキュメンタリーの対局にある映画。うんざりするようなインタヴューの連続もハプニングテレビのようなアポ無し訪問もない。文字や言葉の解説を使わないドキュメンタリー映画となっている。見ている側に映像の解釈をゆだねる点ではドキュメンタリーの正統派というわけではない。▼食料は人間の永遠のテーマである。豊かな日本では「美食」や . . . 本文を読む
◆№21 04月29日 「モンゴル」(★★★★☆)
(感想)日本では浅野忠信が話題の中心だが、浅野より存在感を示したのは、盟友にして、のちにライバル(敵役)となるジャムカを演じたスン・ホンレイの演技だと思う。ボルカのクーラン・チュランもいい演技、とうよりいい目をしていて、存在感がある。▼何より驚くのは、この映画の製作国、ドイツ/カザフスタン/ロシア/モンゴルと表記があった。ドイツ?、カザフスタン? . . . 本文を読む
昨日はHHKーFMの「今日は一日○○三昧(ざんまい)」を紹介しましたが、
うっかりURLを入れませんでした。
興味を持たれた方もいたかと思いますので、改めてお知らせします。
まず、ホームページ「今日は一日○○三昧(ざんまい)」
http://www.nhk.or.jp/zanmai/
放送履歴 http://www.nhk.or.jp/zanmai/archive.html
5月3日 「 . . . 本文を読む
※ 写真は、かつて私の愛器だった、sonyのスカイセンサー5900
今年はどんな連休でしたか
私は、例年どおり、半分以上仕事でした
私以外にも、サービス業の人は、仕事をしている人が多いと思います
職場に向かうとき、スーパーに寄り昼食を買うのですが、
フロアで仕事をしている人たちを見ると、親近感を感じました
今年のゴールデン・ウィークでNHK-FMは、「今日は一日○○三昧」
という企画を3 . . . 本文を読む
◆№22 04月29日 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(★★★★★)
(感想)ダニエル・デイ=ルイスの演技を誉めても、誰も感心する人はいないだろう。それほど彼の演技のすばらしさは世に知れ渡っている。スクリーンにいるのは、デイ=ルイス演じるプレインビューではなく、破滅する石油王プレインビュー、その人がいる。なりきるという表現を良く聞くが、デイ=ルイスは、さらに一歩進んで、自分を消し去って、演じる役 . . . 本文を読む
◆№20 04月27日 「スルース(2007)」(★★★☆☆)
(感想)名作「探偵(スルース)1972」のリメイク、俳優の演技も良かったのに、私は感動できなかった。緊迫感もあり、テンポも良かったのに・・・、イライラするだけだった。▼ジュード・ロウの演技は上手いけれど、華がないように感じる。オール・ザ・キングスメンの記者もロード・トゥ・パーディションの殺し屋もいい演技だったのに、印象が薄いのは、どっ . . . 本文を読む
◆№19 04月23日 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(★★★★☆)
(感想)監督は物語を見せているようで、実は何も見せてはいない。登場人物の説明をほとんど省略し、見ている人に想像させている。顔も、性格も、年齢も、仕事も、生い立ちも、恋人の過去も、別れた理由も、めぐり会う人たちも同様に、デティールは説明されない。映画を見る人それぞれが、違うストーリーを思い描いて、この映画を観ている。観客は監督と一 . . . 本文を読む
◆№18 04月21日 「人のセックスを笑うな」(★★★☆☆)
(感想)出演者の話題性はあるのかも知れないが、私には平凡な映画。キャストが無名だったら・・・。小説の面白さを映画にするのは難しい。▼個人的に、蒼井優は魅力的だ。フラガールとは違った存在感があった。(データ)
総合 3 平凡な作品だった。さらりと行こう
監督 3
脚本 3
演技 3 一部印象的な演技はあった
音楽 3
映像 3
杜 . . . 本文を読む