◆№06 02月09日 「幸せのちから」（★★★★☆）
（感想）単純なサクセスストーリーではないのが意外だった。これは映画のセールスコマーシャルのせい。映画は、さりげなく人生のほろ苦さと才能がある人が生き残ることを見せてくれる。人に語れるストーリーと受け取れるかは、個人差がありそう。サクセスストーリーというより、一人の人間の自立の物語と思う。以前はこういうパターンの主人公は女性だったが、今は男性が . . . 本文を読む
◆№07 02月17日 「世界最速のインディアン」（★★★★☆）
（感想）この映画いいです。子供を使って、安全な構成にしてしまったのが残念。その手を使わなかったら、アカデミー賞のかなり有力候補だったのにと、思うのは私だけだろうか。アンソニー・ホプキンスが、とてもチャーミングな老人を演じている。バイクライダーとしては、老けすぎている感じだけれど、演技はしっかりとしていた。５年くらい前に撮っていたらと . . . 本文を読む
◆№02 01月06日 「ナビゲータ ある鉄道員の物語」（★★★★☆）
（感想）社会の変化の中で普通の鉄道員の普通の生活が変わっていく。これは何も鉄道員だけの話ではない。日本でもつい先ごろまでリストラが横行し、終身雇用も過去のものになった。仕事とは、職業とは何だろうか。同じ仕事をしていても立場が変わると人との責任感も変わる。人と人の関係や心の居場所の変化をこの映画は見せてくれる。相変わらず、ケンロ . . . 本文を読む
◆№05 02月04日 「魂萌え！」（★★★☆☆）
（感想）やはり演技力のある俳優の映画は安定感があっていいですね。奇をてらうことなく、しっとりずっしりという感じです。映画のよさよりも、原作のよさを感じる仕上がりです。吹雪じゅんさんと三田佳子さんなどの演技は、表情も自然で細かく、さすがです。うらやましいと感じたのは、寺尾聡さんの役です。美味しすぎます。いいとこだけ見せて、死んでしまう役なんて。恨ま . . . 本文を読む
◆№04 01月25日 「クリムト」（★★★☆☆）
（感想）ラウル・ルイス監督曰く、ファンタジーに近い。また、楽しめるか楽しめないかは、観客の「知識」に大きく左右されるだろう。私的には、あ、そうですかという感じ。映画の中でクリムトが批評家の顔にケーキを塗りつけるシーンがあるけれど、ラウル・ルイス監督にケーキを投げつけているのは私であり、ラウル・ルイス監督はクリムトにケーキを投げつけている。絵画は常 . . . 本文を読む
今年も年度末が近づき身動きが取れなくなってきました
例年のことですが、本当にきついです
仕事、仕事、仕事で休日出勤は当たり前です
そんなの能力がないといわれそうですが、臨界点です
というわけで、更新の間が開きますが御容赦ください
時間を見つけてできるだけ更新します
映画もなかなか行けません、これが一番辛い
杜の都 . . . 本文を読む
アクセス
トータル