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映画「ブラッド・ダイヤモンド」の感想

2007-05-03 | 映画の感想
◆№14 04月30日 「ブラッド・ダイヤモンド」(★★★★★)
(感想) Leonardo DiCaprio (レオナルド・ディカプリオ)はいい演技を見せたと思う。彼の代表作になると思う。ディパーテッドより数段いい演技でいい作品、いい映画だと、私は思う。娯楽性に乏しいという人もいるかもしれないが、戦闘シーンが派手なわりに渋い作りの最良の佳作。女性ジャーナリストの扱いも、アクションに参加させずリアルに描いている。監督の理解度と表現力が感じられえる。アフリカの問題は世界の問題でもある、ということを良く伝えていると思う。戦争は常に悲惨である。大きくても、小さくても、どこで起きても悲惨なもの。日本ではイランなど中東のニュースが多いが、アフリカの惨状も見過ごすことはできない。長く悲惨な状況が続いている。いい映画も多い、ホテルルワンダ、キング・オブ・スコットランド、ナイロビの蜂、ロード・オブ・ウォーなど。また、アフリカを舞台にした映画の楽しみに音楽がある。映像を盛り上げている音楽の良さにも注目してほしい。ワールドミュージックとして世界的な名声を持つ演奏家も多い。

総合 5 訴えるものが強いだけに、重すぎても軽すぎてもいけない。
監督 5 テーマを生かして、地味な傑作を作った。
脚本 4
演技 5 ディカプリオの代表作といえるのではないか。
音楽 4
映像 5 残酷なシーンもあるけど、この映画には必要なもの。


杜の都

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