◆№50 09月04日 「グッド・バッド・ウィアード」(★★★★★)
(感想)世の中には良い奴と悪い奴しかいない。はずだったが、おや、変な奴がちょろちょろしているという三つ巴の設定。▼マカロニ・ウエスタンを彷彿とさせる。時代設定を満州に移しての西部劇オマージュ。理屈抜き!!撃つ、盗る、暴れる、壊す、爆発するの何でありで「ありえねー」ことが大騒ぎしながら、場所も時間も、次々と足早に展開していく . . . 本文を読む
◆№49 08月30日 「マン・オン・ワイヤー」(★★★★☆)
(感想)すごい綱渡りがあったことに驚いた。この場合、偉大な記録というよりも、途方もない記録と言った方がいいだろう。▼フィリップ・プティのバランスは驚異的だ。練習をしている映像で、友人たちが風を想定してワイヤーを揺らすのだが、どんなに揺らしても、彼をワイヤーから下ろすことはできなかった。これには、人のバランスとはこれほどすごいかと驚 . . . 本文を読む
◆№48 08月28日 「30デイズ・ナイト」(★★★☆☆)
(感想)怖がりなのに、夏になるとホラーを見たくなる。▼映画は、吸血鬼やバンパイアなどの古典的な怪物映画。モンスター・アンド・サバイバル。理屈は抜きにして、襲われる、襲われる。相手が誰なのか考える余裕もなく、逃げて、逃げてのサバイバル。▼恐怖映画は体験や記憶を利用して怖さを盛り上げると言ったけれど、その点この映画は古典的なので活用十分 . . . 本文を読む
◆№47 08月26日 「サスペリア・テルザ 最後の魔女」(★★★☆☆)
(感想)「決して、一人では見ないでください」のコピーが有名となったサスぺリア・シリーズ。日本では分かりやすく題名にサスぺリアを入れたようだ。▼気味の悪いシーンが多少あったが、オーソドックスなホラーやサスペンスの手法を守っているが、肝心の魔女テルザにアイデアがなく、彼女の存在感が希薄な印象。テルザだけが恐ろしくても困りもの . . . 本文を読む
◆№46 08月19日 「築城せよ」(★★★★☆)
(感想)個人的には、この夏一番の映画。内容的に満点ではないが、満足感を得られた映画。出演者の演技に取り組む姿勢がとても清々しい。上手いとか下手ということではなく、見ていて気持ちが良くなる。素人を起用する映画として見事な出来栄え。▼映画のアイデアと映画に対する姿勢が感じられた。段ボールで作る城は、まさにこの映画のメイキングを見ているようだった . . . 本文を読む
◆№45 08月19日 「サガン -悲しみよ こんにちは-」(★★★★☆)
(感想)伝記的でも逸話的でもなく、サガンという人間にこだわった作品。名声、お金、借金、自由、孤独、友人、取り巻き、家族、麻薬、病気。奔放に生きたかに見えるサガンをとおして、監督は、人生で得ることと、失うことを客観的に見据えている。▼人間の人生は、同じ量のプラスとマイナスがある。だが、人間はどちらかだけに目を向けて生きる . . . 本文を読む
◆№44 08月14日 「路上のソリスト」(★★★★☆)
(感想)人間性の救済というテーマをもっているが、新聞社、読者、ロサンゼルス(都市)、路上生活者、人種問題など、課題が多すぎてロサンジェルスという都市の救済か、アメリカ社会の救済のような、もわーとした雰囲気がときおり顔を出してしまうと、個人が埋没してしまい、映画としての面白みを失っている。▼路上のソリストこと、ナサニエル・エアーズを復活 . . . 本文を読む
政権が交代すると、新聞社のスタンスが現れるから、新聞記事も面白い
誰もが知る、与党新聞、Y新聞は、当然辛口の表現がちりばめられている
多くの「政権交代万歳!」ばかりの新聞記事より読み応えがある
しかし、一週間も経たないのに、お祭りムードが引き潮となり、
心配の方が大きくなりつつある…、ようです (マスコミが煽るからでしょうか)
「過ぎたるは、及ばざるがごとし」とは、よく言った . . . 本文を読む
今年も、聞きました11時間
本当に楽しい放送ですね「東京jazz2009」
聞き始めるとラジオから離れられない
毎年驚きがあります (私が知らないだけ、なのですですが)
特に、メロディー・ガルドーに驚きました
CDで聞いたときには、はっきり言って、それほど私の琴線に触れなかったのですが、
今回ライブを聞いて、ほんと驚きました
いい、とっても良かったです
しっとりと、語りかけるような . . . 本文を読む