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映画「サスペリア・テルザ 最後の魔女」の感想

2009-09-06 | 映画の感想


◆№47 08月26日 「サスペリア・テルザ 最後の魔女」(★★★☆☆)
(感想)「決して、一人では見ないでください」のコピーが有名となったサスぺリア・シリーズ。日本では分かりやすく題名にサスぺリアを入れたようだ。▼気味の悪いシーンが多少あったが、オーソドックスなホラーやサスペンスの手法を守っているが、肝心の魔女テルザにアイデアがなく、彼女の存在感が希薄な印象。テルザだけが恐ろしくても困りものだが、影が薄すぎるのも困る。▼場面、場面で怖いのだが、全体を通して、怖さが盛り上げってこない。展開が速いのは構わないが、脈絡が途切れると、インパクトが薄れる。▼主役の女性の演技力不足もあるが、彼女のポジションが曖昧すぎて、怖がり役とヒーローが一緒というのは、やはり無理がある。こういう映画では、誰がテルザと最後に対決するかが重要。そこまでの盛り上がりが足りなかった。▼恐怖と言うのは、想像と刷り込みが重要。観客に恐怖体験を思い起こさせると勝手に怖がってくれる。見せるだけではなく、観客の体験や記憶も利用してほしい。(データ

総合 3 魔女にアイデアが足りない、平凡に感じる
監督 3
脚本 3 ストーリーが省略され過ぎて、つながらないうちにラストがくる
演技 3 演技力不足で観客を虜にできていない
音楽 3
映像 3 


杜人

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サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007)
LA TERZA MADRE
MOTHER OF TEARS

メディア 映画
上映時間 98分
製作国 イタリア/アメリカ
公開情報 劇場公開(キングレコード)
初公開年月 2009/04/25
ジャンル ホラー/サスペンス


【クレジット】
監督: ダリオ・アルジェント
製作総指揮: クラウディオ・アルジェント
カーク・ダミコ
ジュリア・マルレッタ
原案: ダリオ・アルジェント
脚本: ダリオ・アルジェント
ジェイス・アンダーソン
アダム・ギーラッシュ
撮影: フレデリック・ファサーノ
プロダクションデ
ザイン: フランチェスカ・ボッカ
ヴァレンティーナ・フェローニ
衣装デザイン: ルドヴィカ・アマティ
編集: ウォルター・ファサーノ
音楽: クラウディオ・シモネッティ
出演:
アーシア・アルジェント /サラ
クリスチャン・ソリメノ /エンゾ・マルキ刑事
アダム・ジェームズ /博物館長マイケル
モラン・アティアス /魔女(涙の母)
ヴァレリア・カヴァッリ /降霊師マルタ・コルッシ
フィリップ・ルロワ /錬金術師デ・ウィット
ダリア・ニコロディ /サラの母エリザ
コラリーナ・カタルディ・タッソーニ /副館長ジゼル
市川純 /魔女(カテリーナ)
ウド・キア /ヨハネス神父


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