憂国の花束

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「感染差別根絶の鐘」佐賀議会で(カネの出所を巡って)激論

2020-12-05 10:36:35 | 雑感
「感染差別根絶の鐘」佐賀議会で激論(毎日12月5日)

何を激論しているかと思ったら、建設費を国の新型コロナ対策の地方創生臨時交付金 から出すか、一般財源 から出すかで激論しているという。
あ・ほ・ら・し。
どのみち原資は税金。議会で論議している者達の懐は全く痛まないので、鐘の建設自体はアッサリ決まったのでしょう。
建築物は目に見える形で市や議員の業績として選挙民にアピールしやすいので、議会では建築物の建設はすんなり通る。
建築物はカネさえ出せばできる、なかでも記念碑建設のカネは市庁舎に比べれば比較にならないほど僅かな涙ガネ。
「カネがかからない割には美談として県の内外にアピールできるから、いいね!」
と鐘の建設は自体は議会では問題にならなかったのでしょう。

感染差別は何故起きるのか。
それは「自分が感染するかもしれない。」という恐れから起きる。
感染すれば、様々な不都合が起きる。
その不都合を被りたく無いから、感染者や感染している恐れがあるものを忌避するのだ。
感染への恐れを断つには、不都合への確たる対処法を示すことしかないのだ。
鐘を鳴らせば恐れている者の恐れが絶てるなら、そんな楽なことはない。
市長も議員もそんなことは解っているだろう。
では、何故記念碑を建てたがるのだ。
僅かなカネで記念碑を建て、「我々は何事かをなした」という満足を得て、自らの道徳性をアピールしたいためとしか思えない。