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ロンドの日記

チェンバロとオルガンと16歳のにゃんこ。
音楽と美味しい毎日です。

チェンバロコンサートのお知らせ

2011-08-14 13:24:01 | 私の仕事
8月28日にデンマークのエンゴルム教会でコンサートをいたします。
あと2週間。ドキドキワクワクです。

デンマークの現代作品と日本の現代作品を演奏します。
デンマークの作品はすべて私のために書かれた曲で2005年にデンマークのSteepleChase社からリリースされました。
日本の作品は武満徹先生「夢見る雨」、増本伎共子先生「タペストリー」、下山一二三先生「99」。
下山先生の「99」は今回世界初演となります。

昨年、デンマークに行った時に教会内部を撮影してきました。









こんなかわいい教会です。

教会のHPです。
http://www.engholmkirken.dk/koncerter


頑張って行ってきます。

コンサート チェンバロ音楽の愉しみ

2011-01-22 21:27:33 | 私の仕事
明日、1月23日はコンサートです。
チェンバロ協奏曲の愉しみ。
横浜市青葉台のフィリアホールです。
が、チケットはもう完売しておりまして、そのお知らせです。
ありがとうございました。

昨日、二子玉川の「松本音楽迎賓館」というホールで最後のオケ合わせをしました。
この施設がとても素敵でした。



こんな感じに楽器を配置して練習をしました。
チェンバロそれぞれが美しいでしょう?

ここはパイオニア株式会社の前身福音商会電機製作所を昭和13年に創業した松本望氏の邸宅でりました。
世界のお客様をおもてなしする場としてここに設けられたということです。
パイプオルガンもあります。




内部はホールが2つとレセプションルーム、邸宅内のお茶室、お庭にもお茶室が2つ建てられています。
端正にお手入れのされた庭は素晴らしいものです。



この奥にお茶室が和風庭園が広がります。

いつかここでコンサートしたいなぁー、なんて考えました。

コンサートのお知らせ

2011-01-19 15:56:02 | 私の仕事
J.S.Bach チェンバロ協奏曲の愉しみ


2011年1月23日(日)
フィリアホール(東急田園都市線、青葉台駅)
15:30開演(15:00開場)



バッハのチェンバロ協奏曲を5曲という超豪華プログラムです。


私は3台のチェンバロに出演なので、こんな風に練習中です。

おかげ様でチケットは完売です。
当日雪が降らないことを祈るばかりです。

白須純さんの壁画と

2010-07-28 15:46:14 | 私の仕事
お久しぶりです。
6月30日から7月半ばまで旅行をしていました。
無事に帰ってきたんですが、半月も休んでしまったのでシワ寄せが大変です。
ちょっと前のコンサートのビデオが出来てきたので載せます。
ポルトガルのタイル製作者の白須純さんの個展に合わせてポルトガルのチェンバロ曲を弾きました。



アズレージョ
ポルトガルの藍の世界。
白須純さんの壁画の前でポルトガルのバロックを弾きました。
ちょっと前のコンサートです。

場所は新宿区矢来町のギャラリーeitoeikoさんです。

http://www.youtube.com/watch?v=vx2ffqMUh00&feature=player_embedded


http://www.youtube.com/watch?v=XjJpZEPjp3U&feature=player_embedded

哀愁の藍色。

16日はコンサート

2010-05-10 18:52:20 | 私の仕事
神楽坂 eitoeikoギャラリーでは只今白須純氏のポルトガルタイルの展覧会を開催中です。

今度の日曜日はこの展覧会に合わせてポルトガルのチェンバロ作品のコンサートをいたします。
2台のチェンバロを使いますが、今はこんな風に並べて練習しています。

ポルトガルと言えば「ファド」。運命、宿命という意味の民族音楽だそうです。
これが、なんとも悲しく、メランコリー、ノスタルジーな音楽なんですね。悲しい舞曲ファドです。

この音楽の元の元、はるか300年前のポルトガル音楽を弾きます。
昔も根源は同じ空気が流れています。
ポルトガル人の持っている気質なんですね。
日本で言えば演歌かな?

「サウダーデ 」
これもポルトガル人のそんな気質を表す言葉です。


http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=329815





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カルロス・セイシャス チェンバロ音楽

2010-04-25 14:13:13 | 私の仕事
ギャラリーコンサート eitoeiko

http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=329815




こんな楽器を弾きます。
来月のコンサートは2台使います。

1台は17世紀フランドル地方の楽器のコピーです。



濃い緑色で鍵盤周りには唐草模様になっています。蓋の裏はこんな模様になっています。この楽器はいろいろな所に運びましたよ。もう20年くらいの付き合いになります。ある時は冷凍食品を運ぶトラックを借りて横浜まで。ある時はうちの車で私と2人旅で栃木県益子へ。または3人で茨城、栃木ツアー、この時はリュートとのジョイントでした。福井県鯖江市までも行き、「春駒」という元料亭のお座敷でコンサートをしたこともあります。大事な相棒です。

もう1台はイタリアンバージナル。



1600年台の楽器のコピーです。
小型ですが、迫力のある音がします。この楽器はスペイン音楽のコンサートのときには活躍します。浜田先生の会でも登場したことがあります。スペイン歌曲の方とも合わせました。
普段あまり使わないでいたので、音が鳴りだすのに時間がかかっています。が、そろそろ乗ってきました。


どうぞよろしくお願いします。



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白須純個展 ベレーザ・ウニヴェルサル&コンサート

2010-04-20 22:17:28 | 私の仕事
白須純個展 ベレーザ・ウニヴェルサル
2010年4月17日(土)~2010年5月23日(日)

ポルトガルの伝統的タイル画、アズレージョによる大壁画を展示します。テーマは「現代の女神」で展示されています。


5月16日にコンサートをいたします。
展示会に合わせたコンサートです。

修好150年というポルトガル・日本に絡んで今回の会は考えています。
日本とポルトガルはもともと16世紀(1549年)にポルトガルのフランシスコ・ザビエルさんがキリスト教布教のために来日以来のお付き合いです。
バロック時代のポルトガルの作曲家、カルロス・セイシャスのチェンバロ作品を中心にスペインやイタリアの音楽を演奏します。




5月16日のコンサーとお知らせ
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=329815



先日、上野の東京国立博物館に行ってきました。
年2回の庭園開放のために行ったのですが、もちろん常設展も見てきました。
その一角に日本とポルトガルをつなぐ漆器の展示があります。
紅毛漆器、南蛮漆器。
素晴らしい作品が展示されています。




どうぞよろしくお願いします。



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白須純個展&コンサートのお知らせ

2010-03-16 23:05:29 | 私の仕事
5月16日にギャラリーeitoeiko(東京都新宿区矢来町32-2 )でコンサートをいたします。
私は白須純さんの個展に合わせて、18世紀のポルトガル・チェンバロ音楽を演奏させていただくことになりました。



後援はポルトガル大使館・社団法人日本ポルトガル協会 です。

プログラムは
ポルトガルの代表的な作曲家カルロス・セイシャスの他、
D,スカルラッティのソナタ
A,ソレール
カベソン

などを弾きます。

どうぞよろしくお願いいたします。


チラシの裏面をそのまま載せます。

神楽坂・矢来町のギャラリー、eitoeikoより展覧会のお知らせです。

前略、早春の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。このたびeitoeikoでは、ポルトガル大使館、社団法人日本ポルトガル協会の後援のもと、日本ポルトガル修好通商条約150周年記念行事の一環として、白須純個展『ベレーザ・ウニヴェルサルBeleza Universal』を開催いたします。
1965年東村山市に生まれた白須純は、武蔵野美術大学を卒業後、ロンドン大学スレード美術学校に留学し版画の研究を重ねました。その後チェコのパラツキー大学で教鞭をとり、近年は母校で講師を務めるなど、後進の育成にも尽力しています。
白須純のポルトガルとの出会いはバルト・ドスサントス(1931-2008スレード美術学校名誉教授)にはじまり、1993年、国内における日本ポルトガル修好450年記念壁画(東京メトロ日本橋駅に設置)の共同制作に参加したことに足跡を残していますが、その後1998年にはポルトガル・リスボン郊外のプラガール駅にて『東洋遍歴記』を共同制作(写真はその際の白須純の作品『南蛮人渡来之図 No Japão』 280x560cm)、2004年からはオリエントファンデーションの奨学生として1年余りの滞在研究をするなど、深い関わりをもって今日に至ります。2007年には同じくリスボン近郊のパルメラ駅に日本人では初めてとなる、個人による大作壁画を制作いたしました。
アズレージョと呼ばれる、500年以上の歴史を持つポルトガルの伝統的なタイル画は、目の覚めるような濃紺のブルーから、清流に反射する五月の空を思わせる淡い水色まで、自在な美的表現を永久的に封じ込めることを可能にしました。多くは教会に見られる歴史や伝説の神聖な一場面から、民衆の心を癒すバーの片隅まで、アズレージョはポルトガルの心の美として浸透しています。白須はそこに日本画の構図の妙と諸国遍歴で磨いた独自の工夫を持ちこむことにより、今世紀のアズレージョを生み出しています。
本展ベレーザ・ウニヴェルサルでは、白須純は近年美術の世界で目立つことが少なくなった裸婦画についての考察をします。かつて聖なるものとして描かれた女性は、いまはどこに行ったのでしょうか。各国で首相となり政治の要人に起用され、女性の社会進出は益々勢い盛んですが、改めて白須は尊敬をこめて現代の神聖を描きます。また日本ではヌードを墓場で撮影した写真家が訴えられるなど、芸術としての裸婦が封じ込められることに危機感を感じます。美の原点は、人類に共通のものでしょうか。それとも簡単にすげかえのきく、相対的で曖昧なものでしょうか。白須純の美をめぐる旅は、壮大なアズレージョの壁画となって結実します。また会期中の5月16日(日)には、同画廊にて本間みち代氏によるチェンバロ・リサイタルを開催します。ポルトガルの作曲家カルロス・セイシャスとその周辺をめぐる18世紀の地中海バロック音楽を、白須純のアズレージョとともにお楽しみください。
白須純個展 ベレーザ・ウニヴェルサル Beleza Universal
後援 ポルトガル大使館・社団法人日本ポルトガル協会
会期 2010年4月17日(土)~5月23日(日)
本間みち代 チェンバロ・リサイタル
2010年5月16日(日) 開場14時30分 開演15時 料金3,000円(お電話またはEメールにて要予約)eitoeiko
住所: 東京都新宿区矢来町32-2 電話: 03-6479-6923 開廊: 12時から19時 月曜、火曜休廊
ウェブサイト: http://eitoeiko.com Eメールアドレス: ei@eitoeiko.com




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もうすぐリサイタルです。

2009-10-04 02:01:59 | 私の仕事
モダンチェンバロ・・・・・ご存知ですか?
約100年前にできた楽器です。
正確にはバロック時代のチェンバロを土台に新しく作りだされた楽器です。
バロック時代のチェンバロの撥弦でありながら、音の合成ができる面白さを併せ持っています。時として打楽器のようなオルガンのような。作曲家の興味をそそるのは、その無機質な音源と可能性の広さなのだと思います。
今回は鈴木治行さんという中堅の、私としては大注目の作曲家の作品3曲と1970年代の偶発性の音楽の時代のリュック・フェラーリの作品とモダンチェンバロに魅せられた作曲家の作品をご紹介します。


杉並公会堂はJR荻窪駅より徒歩7分です。

11月2日(月)
18:30開場   19:00開演

チケット 3000円。前売りは2500円。


よろしくお願いいたします。

チェンバロ教室で

2009-04-15 14:31:32 | 私の仕事
年末の教室の発表会に向け、みなさん、だんだん演奏する曲が決まり始めています。今回はアンサンブルの参加が多いので、みなさんソロあり伴奏ありで盛りだくさんになりそうです。

ヘンデルのトリオソナタ、バッハのオブリガートチェンバロつきソナタの他、ママと坊ちゃんの連弾。ソロはルネサンス~バロックまで、なかなか楽しい会になりそうです。



いつもこんな感じで練習しています。夕方になって陽が落ち始めたらこんな風に壁にゆらゆら映ります。
この時間が大好き。
西の空に陽が落ちていく時間です。



ゆらゆら、ゆらゆら。
でも気持ちの中では、「あぁー、今日も練習時間が終わっちゃうなぁー。」や、「夕ごはん何にしようかなぁー?」なんて考えてます。

猫のあんずさんはチェンバロの音が大好きです。



ゆらゆらはどうしたら綺麗に写るのかなぁー?

さてさて、午後の練習に入ります。