横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

4年生最後の「箱の形」が難しい・・・

2020-04-13 14:04:03 | 発達や学習が心配
今日は、「春の嵐」・・・

「嵐」は好きです! 特に「大野智」さんが・・・。

冗談ではなく、横浜は昼前から風が強くなり、

傘をさして進むのが大変!

そんなことより「緊急事態宣言」がだされ、

ますます「学校」が遠のいている感じです。

ニュースを見ていると本当に今「おうちにいること」が

感染を広げない、大事なことだとわかりました。

今日は、3月に授業がなくなって「家庭学習」になってしまった

4年生の算数の「箱の形」。

教科書だとこんな感じ。



展開図より、見取り図よりこれが難しい。

だって、本物は「立体」なのに教科書は「平面」。

面と面の垂直・平行はまだしも、

面と辺の垂直・平行はわかりにくいのです。

そこで



百円ショップのクリアケースを使ってこんなものを作ってみました。



手で触って、反対側からものぞけるし、

カラーテープをはって「辺」の長さや位置もわかりやすく。

もう、これだけで「納得」。

いろんな説明がほとんどいらず、「正解」。


(カラーテープは3色にするといいです)

平面図形は、三角定規や分度器・コンパスでなんとかなっても、

「立体」になったとたん、???????となってしまう子はけっこういます。

ひと手間かけて工作用紙で模型を作ったり、

あるものを利用して触ってみたり

「3D」を実感することは大切なのかな、

「感覚」としてすとんと落ちることが子どもにとっては大事なことと

思います。



最近思うのは、「漢字テストでいい点」をとれば、

作文に使えるかというとそうではないということ。

【芽が出た】が【目が出た】になっては、あらあらです。

むしろ、漢字の意味や使い方や読みを先に覚えた方がよいのでは?

今新しい教科書をもらって家で自習しているなら、漢字を書きながら、

どんなときにその漢字を使うのか「文の中で」覚えるとよいのでは、

と思います。

「音読」は、1回目は、文章のだいたいをつかむ。

2回目は、わからないことばや、読みを確かめる。

3回目は自分の感想や意見をもつ。

・・・・・・一人ではなかなか難しいかもしれませんが、

ちょっと意識できるとよいのかなと思います。

本当にみんなの力で早く収束しますように。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)




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