横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

得意な認知形式を生かす

2015-08-30 15:05:05 | 発達や学習が心配
8月も終わり・・・いきなり「秋」が来たような

気候です。

先日塾で「保護者サロン」を開きました。

お題は「長所を生かす」。

初めにワークを行いました。

右手では描きにくい図を描いていただきました。

紙を回転させて描きやすくしている方

がいました。

2回目はもっと複雑な図です。

1回目の人の工夫も使っていい上に自分なりの

工夫をして・・・

「道具」を使った方もいました。

この「道具」、使った方は「先生の許可」があったとしても

「ちょっと心苦しさ」を感じつつだったようです。

でも1回目よりだんぜん「楽」になったとのこと。




使う方法は人それぞれ。

何も「支援」なしで描ける人

逆の手で描いた人

道具を使った人

回転させてみた人

・・・これが、自分の「強み」「得意な認知形式」や

「方法」を使うということ。

ゴールは「図を写す」ということで全員一緒です。

・・・・以前算数の授業でいろいろな考え方を生徒に

ださせたら、全部で12通りの考え方がでたことがありました。

中には私の予想をはるか超えた考え方もありました。

他の子どもたちが説明を聞いて

「それもいいね」「自分でもやってみようかな」

となれば、教科書の「解答例」とは違っても

「役に立つ方法」。

自分だけ違う方法でも周りに認められれば、では?

サロンではそんなお話も出ました。

(もちろん、基本はおさえたうえで)




学習場面だけでなく、生活するうえで、また大人では

家事や仕事の段取り、スケジュール管理など

「自分に合った」スタイルがみつかれば、それでよし!

K-ABCという検査では継次処理、同時処理という認知スタイルが

出てきますが、保護者のみなさんも「自分は同時かな~」

などとつぶやかれていました。



子どもが自分に合った「スタイル」を見つけることも

ありますが。大人が具体例をあげてそれで子どもが「ためし」、

よさを感じるのではあれば、「苦手」に生かしていけるのでは・・・。

私自身は、サスペンスものが好きなので「刑事」、おっと

「継次処理」が向いているかな・・・。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする