「目に青葉」いい季節です。
昨日、小学校の周りを歩いていたら、女の子が2人、
気持ちよさそうに何かの歌を歌っていました。
「飛び石連休」ですものね!
今日は、刺激を減らす話です。
若い教員だったころ、私は黒板いっぱいに
字を書いていました。詳しく書こう、という指導もしました。
時間内に書ききらない子もたくさんいました。(反省)
今はSimple is best.
教室環境もそうです。
以前、スクールカウンセラーに教えていただきました。
黒板周り、教室の「色」を抑えること。
集中しにくい子どもにとって、いろんな色は気が散りやすい。
その時間に使わないものは、ベージュのカバー、
友達とのあいだを仕切るついたては、ブルー。
以前担任していたクラスで、
「学校は音がうるさい。」と言っているお子さんがいました。
聞けば、家はテレビもほとんど付けず、兄弟もいなかったので
宿題などするときは、ほとんど「無音」。
そこで夏でも教室のドアを締め切っていました。
(今はクーラーがついています)
教室の外の体育の様子が気になったり、「光」の刺激
で「疲れて」しまう子がいたときは、朝から「カーテン」。
これは、不思議とクラス全体を落ち着かせてくれました。
これは、よく学校で行われるテスト。
算数の問題です。ここでも「刺激」を減らすことが
できます。1問目から順に解いていく子どもが多いのですが、
「どこまで解いたか、どこまで問題を読んだか、」一瞬目を
離したら分からなくなってしまう子どもが何人かいました。
「刺激」が多すぎるのです!そこで、
のように1問だけ見えるようにして折りたたんでみました。
これは効果あり!
ずっと集中できるようになったのです。自分では、1問だけ「折り出す」
ことが難しいので、席を回りながら、折ることを手伝いました。
図工の工作や、国語での意味調べのときなど
机の上にたくさんの物があると、
集中しにくい子どもがいます。
「能率」が落ちているな、と思うときに
「要る物」だけを出すようにすると集中が高まると思います。
子どもだけでなく、大人もです!
私は、大学生の頃、テスト前はいつも「机の整頓」
をしていました。そうしないと、勉強できないのです!
テストが終わるといつの間にか物があふれているんですけどね
では、みなさまよい休日を!
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