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うきうき日和 日々のこと

旅行好きのうきうきと愛犬ぶーのブログ
韓国ミュージカルにはまっています。

3日目その10 『ジャック・ザ・リッパー』マチネ(城南アートセンター)

2010年08月20日 02時25分07秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅
★芝居の感想は消えていってしまうので、先にUP
あとで入れ替えます。(もしくはカテゴリーを新しく作ってそちらに入れます)


8月6日(金)マチネ15時開演 会場城南アートセンター


ホテルを移動して、のんびりしすぎて、うとうと。
あわてて、マチネの芝居の会場、城南アートセンターに移動。
それがロッテホテルワールドから、8号線のホームまでが予想外に遠くて、
15分くらい歩いた。
乗換えをして、二梅駅に。
びっくりするほど何もない駅・・・。


でも、気持ちを高める、こんな旗がずっと並んでいる。


地下鉄駅を出たところからも見える大きな建物。



驚き!
お祝いのお花って、ロビーではなくて、外に置くんだ・・・。
(日本との違いがあちこちにあって、一つ一つ感激)


ダニエルもトリプルキャストだけれども、
やっぱりアン・ジュウクさんなのね・・・。

彼のグッズの表が日本語でもあったもの・・・。
ファンがツアーでも来ていた・・・
それに、出待ちも動画もネット上で見たけれども、日本語が飛び交っていた


今までの2つの劇場と同じく、写真スポット。
(翌日早目に着いたら、ここでCANONの方が写真を撮ってプレゼントしていた)



席は、6列32番(トチリ席でお願いしていたけれども、前だなと思った。
韓国はオーケストラボックスが広めなので、
2列目くらいが東京の劇場のトチリくらいかも)
額面77000Wになっている(約6160円)
(私は業者価格で、9200円だった)
こんなすごい芝居をVIP席でも6千円台で観られるソウルの人がうらやましい。
ますます四季劇場が遠くなる・・・




今日のキャスト
ダニエル:アン・ジュウク(一気に大ファンになっちゃった、医者)
ジャック:シン・ソンウ (殺人鬼・・・)
アンダーソン:ユン・ジュンサン(麻薬中毒の刑事)
モンロー記者:キム・ボブレ (弱みに付け入る、あくどい新聞記者)
ポリー:ベク・ミンジョン (アンダーソンの元彼女といっていいのか…)
グロリア:ソニャ (ダニエルが一目ぼれする相手)


またまた予習なし。
ただ芝居好きさんの評判がよかったことと、今回日本語訳がつくということだったので、
チケットを取ってみることにしたのだった。

↑こんな感じで、左右の舞台横に日本語字幕が出るのだった。
サイドの席なら、舞台と一緒に見られたかな・・・。


はっきり言って期待していなかった。
(殺人、暴力ものって、どうしても好きになれない・・・。)


が、舞台美術と照明だけで、もうはまってしまったのだった。
回り舞台を使ったシンプルといえばシンプルな舞台なのだけれども、
もうロンドンの街!って思ってしまったのだった・・・。


そして、アンサンブルもすごい!
踊りもすごくいい!
このミュージカルはチェコミュージカル、でも韓国で再構成されたそうだ。

その構成がすばらしい!!!!
曲がとてもよい!!



一言感想
皆さんが「アンジュウク、アンジュウク」と私に言うので、
あんまり期待していなかったのだけれども、
まず、それが失敗の元だった。
彼はすばらしい!!!

グロリアがほれてしまったのがわかる、少年ぽい演技

笑顔が優しくて、グロリアを思っていて、研究のために臓器を探す青年医師で、
終始、よい人オーラ
それゆえに、最後の最後、カテコでも言っている、
「ネガ ジャック(私がジャック)」の台詞にかなり衝撃を覚えるほどだった。

Aちゃんだから、タイトルロールがジャックでないの・・・
ぜひぜひ石丸さんにやってもらいたい役の一つ。



それから、ジャック役のシン・ソンウさんがとっても素敵
日本で言うと、宇崎竜童さんみたいなダミ声(失礼)が、
彼のロック調のナンバーにぴったりで、
ダニエルの心の闇って感じで、素敵だった。


女性2人もすこ~~~んと声が出て、しかもかわいらしさが出ていて
もうすばらしい!!!


アンダーソン役のユン・ジュンサンって韓国では人気なのかな?
というか、とっても聞かせ上手・・・。
オーケストラを引っ張っちゃうくらいに、聞かせるんだな~、歌を。
なので、アンダーソンナンバーが終わると、
アンジュウクさん以上に拍手が起こっていた。
薬に犯されている感じがして、とってもアンダーソンイメージだった。
(予習なしの私も、最初の場面から変なことがよ~くわかったもの。)
人間臭さが、最後のポリーの死に響いて、
泣かされました・・・。


モンロー記者も人間のいやらしい部分がとっても出ていて、
下村さん以上に粘っこい芝居。
とってもすばらしい




劇の構成、曲、キャスト、照明、舞台美術・・・
どれをとってもすばらしくって、
昨日の『ミスサイゴン』が今年2010年の1位といっていたけれども、
あっさり1位はこちらに変更!!!


日本でもこんなすごい舞台ができるのだろうか・・・。
来日公演、ないかな~~~。
(世界進出狙っていますよね、この芝居)
2009年11月~2010年2月の芝居の再演だから、
また近いうちに再々演があったらいいな~。
そうしたら、5日滞在したら、5回は観に行きたいな~と思っちゃっている。


カテコは皆さん写真を撮られていたので、
私も新しいカメラCX3で撮ってみたけれども、
難しかったぁ~。


シンソンウさん、かっこよかったのにピンボケ↓






では、芝居の雰囲気を↓(キャストはちょっと違っていますが、男性3人は一緒です)


感激のミュージカルのカテコが多数UPされているのを発見。
このアンダーソンは、劇団四季にいらした金田さん・・・
(翌日、彼のアンダーソンを観に行ったのだった。)



はい、お分かりですね。
芝居が終わったら、即、チケットボックスに飛んで行き、
翌日の芝居のチケットを取ったのだった。
本当は、アンジュウクさんでもう一度見たかったけれども、
彼の次の出番のソワレは、別の芝居を取ってしまっていたので、
トリプルキャストの別のダニエル・・・。
(ちなみに、イ・ジュンギの『ヒーロー』でことごとく邪魔をしているカン・ヘソク役の方もダニエルをやっている)

どきどきしながら取ったチケット代は、割引なしの120000W(約9600円)
なんとセンターブロック2列目。
(オーケストラボックスの部分を除いて。そこの席もあるといったが離れた席で見たかったので)


★一昨日、ソウルからメールがあって、
『ジャックザリッパー』のCDを発送してくださったそうだ。
早く届かないかな~。

2日目その2  失敗して、買い物しまくり・・・。

2010年08月19日 05時05分49秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅
東京はずっと最高気温が35度、ずっと外回りをしていた私はもっと暑く感じていた。

ソウルの夏は暑くて、大変だというのが数年前の教訓だったのだけれども、
ソウルは最高気温が30度とか、29度で、なんだか動きたくなってしまった。

朝一の空いている時に、昌徳宮に行く予定だったのに、
どじをしてしまい、着いたもののホテルにとんぼ返りをした。
私が見たいと思っているのは次回は13時半と言うことがわかったので、
ホテルで昼寝(ふて寝)をしようと思い、ホテルに帰ってきた。

でも、気が変わって、ロッテデパートを冷やかしに行こうと思ったのだった。



なのに、明洞からデパート側に渡る地下通路のCD屋をいつものようにのぞいたら、
はまってしまったのだ・・・。
本当は2枚買う予定が・・・


当初予定の「美男ですね」の2枚組と、「イ・サン」「オンエアー」のほかに、
そこにいた日本人の2人組のおすすめもあって、
シン・ソンウのベストアルバム、イ・スンチョル(でいいのかな・・・読み方)、
一度も聞いたことがない東方神記のお店のお姉さんおすすめの2枚目のアルバムを買ってしまった。

ミュージカルもほしいなと思ったら、ここでは扱っていないそうだ。

「イ・サン」もそこそこ売れているらしい。
私は元気がないときに大河ドラマ的な雄大な曲を聴いて、
気合を入れたいな~と思ったりしたのだった



ちなみに、「1人ですごいわね。何をしに?」と言われたので、
「ミュージカルを観に・・・。」と言ったら、
「アン・ジュウク??」とここでも、言われてしまったのだった。

が、す・すみません・・・
アンジュウクさんってどんな方???
ドラマを見ていても、名前をおぼえようとしない私なので、
彼を見ているのだろうか・・・?

ここで、元四季の方を観に・・・なんて言っても通じそうもなかったので、
へへへ・・・と笑い、伺うと、ソン・イルグクの芝居を見に来たそうだ。
ああ~~、安国駅辺りにたくさん旗がかかっていた。
観に行ってみようかなとチラッと思った芝居だ・・・。


「キス・ミー・ケイト」と一緒の国立劇場でやっているやつだ!



そのあと、ロッテデパートで、皇室のりや今回お初のコグマケーキ、パンなどを買った。

2日目その1 プッオグッチプで干しダラスープを食べる

2010年08月18日 06時16分59秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅
予定では別のところで食べるはずだったのだけれども、
なんとなく食欲がないので、「2日酔いの日にここのスープは胃に沁みる」などとの
口コミを観ていたので、試しに行ってみた。

ロッテホテルにちょっと寄り道して、お願い事をしてから、近道を行こうとしたら、迷ってしまった。
場所的には絶対迷いそうもないところ、市庁の少し北側、かつ、
前にタンブラーを買ったスタバの近く、かつ、カルビのおいしいチャムスッコルの裏だもの。




なんとなく人々が次々にドアに入っていく建物があって、
何かな?と思って前を通ると、よい香り

看板を見たら、そこが「プッオグッチプ」であった。



何のことはない、あのいつも行く「チャムスッコル」の前の道、
スタバのところの十字を市庁を背にして右に進めば10mくらいのところであった。


(↑スタバのほうからみた写真)



入るとほぼ満席。
一つだけ席が空いたので、そこに座る。
メニューは一つだけ、なので、何も言わなくてもどんどん机にセットされていく。
もたもたしていたので、日本人とわかって、丁寧にハングルで教えてくれた。



「ふたを開けて、取る!」
衛生的だな~~。



もたもたしていたら、スープ登場

プッオヘジャンクク  6000w(約480円)



このスープの器の左にあるアミの塩辛は、ごはんに乗せて食べるためのもの。
なかなか美味です。


容器からキムチなどを出して・・・

食べきれるだけ、少しずつ出していただいた。



ニラ、白菜キムチ、オイキムチ
どれもおいしかったぁ~。



ふわふわ卵に、豆腐、干しダラ・・・。

スープは「塩味が足りなかったら、アミの塩辛を入れる!」と言われたけれども、
かなりしょっぱい!(私は薄味好きだから)



この大き目の蓋付きステンレスの容器に入っているアミが、スープに入れるもの。

ちょっと入れただけで味に深みが増した・・・。



こんな感じで、皆さん、どんどん入れ替わって、どんどん朝食中。



ごはんにアミの塩辛をのせて食べたり、
スープに入れて、クッパみたいにして食べたり、とってもおいしくいただいた!


こんなおいしいスープがこんな近くで食べられたなんて、感激してしまった。



会計も単純明快。
6000w(約480円を、皆さん払っていくのであった。
もたもたしていたら、レジのところの飴をすすめてくださった。
幸せのおいしさが消されそうで、後で食べた・・・。

2日目その12 『キス・ミー・ケイト』を見る(国立劇場)

2010年08月16日 11時22分08秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅
忘れちゃう前に、芝居だけ、先にUP 
またあとで入れ替えます。





このミュージカルは、日本でも一路さんがやっていたらしいのだけれども、
観ていなかった。

なぜ観たいと思ったかというと、
石丸さんのコンサートに行ったときに、一路さんとの歌があまりにも素敵だったからだ。


それで、DVDで予習して、おもしろそうなので、観ることにした。


ホテルに戻ったものの、足の裏のマメが痛くて、タクシーで行くことにした。
5000W(約400円)だった。

国立劇場は3つの劇場があって、
お隣では気になっている「安重根」の芝居(ミュージカルだったかな・・・)

人の入り方がすごかったので満席に近そうな感じ。


私は、こちらの劇場「ヘオルム劇場」




ここで、予約番号をいって、チケットに変えてもらうのだけれども、
なんと私、とっていただいた代理店の予約を持ってきてしまい、
代理店が取ってくれたチケットの予約確認書をホテルに置いてきてしまったのだった。

たまたま日本語が判る方がいて、対応してくださったが、
日本人が予約している記録がないこと、会場が大変大きいので、把握しきれないことで、
チケットを交換してもらえなかった・・・。


ホテルに電話をして、日本語が通じたので、事情を説明して、
金庫に入れておいた、チケット予約券を取り出してもらって、
係の方と話してもらって、無事席につけるまでに、30分。
ぎりぎり開演に間に合った。

実は10分くらい前に、引取りのないチケットから、これではないかというチケットがあったのだった。
でも、規則でもらうことができなかった。

何でも韓国人ならば、番号(ウンチャンもハンギョルに番号を聞かれていたけれども)を言うと、
チケットを交換できるそうなのだ。



ということで、ぎりぎり間に合った芝居・・・。
韓国での評判は、IVYという歌手がミュージカルデビューしたことだったのだけれども、
全く関心がない私・・・。



では、感想・・・。
やはり韓国語は難しい。
チケットのことでかかわってくださった方にも
ハングルがわからないと難しいかも・・・といわれてしまっていたので、
「歌を聴きたい」と言ったら、??だった。
そのわけが見てよ~くわかった。

映画と舞台は構成が違うし、せりふも1割くらいしかわからなかった。

この芝居は、ミュージカルといっても、せりふが多いのでまいったぁ~~。
(ミスサイゴンは、ほぼ全編歌なんだけれども、こちらは歌が1割程度?)


ということで、昼間の疲れもあって、うとうとしちゃったところがあったのだった。
『SO IN LOVE』はとってもよかった。
ただ映画のほうが夫婦の感情の変化がわかったな~。
今回の芝居ではあまり感じられなかった・・・。(これは言葉がわからないからだと思う)



やっぱりロビーには、写真撮影コーナー。


そして、
幕間に食べたもの

皆さんが食べていて、面白そうだったので、


かわいい入れ物。
バンバン容器同士をぶつけたり、振ったりして、係の方がくださった。



粒々アイスなのだ。
私はいちご味。
いちごって、「タルギ」って言うのね。
ここで学習したので、その後、もう1回使うことになる



希望通りのトチリ席よりも前の4列目、センターブロックだったのだけれど・・・
やっぱりコーラスラインのほうが楽しめたかも・・・。


1日目その11 小腹が空いたな~

2010年08月16日 09時49分19秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅
ソウルの劇場はどこもソワレの開始は、午後8時。

いくら近い劇場とはいえ、ホテル近くに戻ったのはもう11時。

このあと、シンソンソルロンタンで食事の予定だったけれども、
よくよく考えて、(だって23時に夕飯ってやっぱり危険)
ちょっとつまもうと思った。

でもね、明洞、もうほとんどしまっちゃっている。


こんなふうにどんどん屋台が消えていくぅ~。


結局、大通り沿いにあった、あまりおいしそうじゃないな~と思ったトッポギにしてしまった。


3000w(約240円)
袋に入れてくれるあたり、台湾と似ているものの、
味は大久保のほうが数段上だった・・・。



さぁ、もたもたしていたら、2時。
寝ませう。





ところで、昨日は終戦記念日でしたね。
外相が靖国神社を参拝しないと、ソウル滞在中にニュースで扱われていました。
日本関係のニュースって、これだけだったような・・・。
アジアの国々はいろんな意味で、日本を見ているのですね。

1日目その10  ソワレ『ミスサイゴン』(ソウル・忠武アートホール、大劇場)

2010年08月16日 09時30分40秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅
★実はこの間にいろいろ書き出したが、どうしてもホットなうちにUPしたいので、
芝居関係を先にUPして、後で入れ替えることにします)




劇場は地下鉄の新堂駅から近くにある。
乙支路入口駅から2号線ですぐ・・・。
楽勝と思ったものの迷いそうになったので、
なんとなく劇場に行きそうな人についていったら、無事着いた



本当に大きい建物・・・。
劇場は2階。
私は開演30分前に着いたものの、すでにたくさんの人。



ロビーには写真撮影スポットがたくさんできていて、皆さん撮られていた。




インターネットで予約した番号で劇場の窓口で、チケットに換えてもらう。
韓国では皆さんすごく安くチケットを購入しているみたい。
私のチケットも、額面88000W
(約6840円・定価は121000Wの席で、私は日本で10000円払った)

8列目16番
(全体が見えるようにトチリ席でお願いしていた。
でも、韓国の場合はオーケストラボックスが広かったり、
席の間が広かったりするので、3列くらいでもよいかも)



グッズも販売されていて、繁盛していた。

私もパンフレットを買った。
厚くてしっかりしていたが、7000W(約560円)



私、キャストの前情報も、予習も全くしてません。
日本でミスサイゴンは10回以上見ているけれども・・・。
ハングルはちんぷんかんぷん、約2時間半、楽しめるのか???

次回配分もしっかり掲示されている。
20分の休憩。


全体を見渡すと、カップル、家族連れが主で、半数くらいが男性。
トイレ、混まないかも・・・といった印象。



さてさて、この回のキャストは・・・
(私の怪しいハングル読みで・・・。( )は私の印象)

エンジニア:イ・ジョンヨル(あやしいてきや風エンジニア)
キム:キム・ポギョン (かわいらしいキム) 
クリス:イ・キョンミョン(生き惑う青年クリス)
エレン:キム・ソニョン(しっとりした素敵な女性)
ジョン:キム・ウヒョン(青年ジョン。なんで君はクリスに女性を紹介したか?
            12月の『アイーダ』ラダメス役決定しましたね。)
トゥイ:イ・キョンス(怖い!自分の道を生きている男性)
ジジ:ユ・ミンジン(強いけれども、はかなげ) 
タム:イ・チアン(小さくて、かわいい。エンジニアのキス、しっかりふき取っていた。)



劇場は東京の劇場で言うと四季劇場春くらいの大きさ。
段差があり、椅子もクッションがほどほどあり座りやすく、大変見やすい劇場であった。

気分よく観劇・・・のはずが・・・
状態で、ホテルに帰っても興奮して寝られなかった。



キムがすごくかわいらしい。
そして、エンジニアはとってもペテン師ぽい。もしくはてきやのおじさん。
キムのズボンを商売道具として、さっと脱がしちゃうところなんて、キュンときた。

そんな感じで、幕が開いたと同時に、想像していたものと違い、かなり裏切られた。

そして、「ドリームランド」
アメリカ兵役のアンサンブルが、本当に女性たちを物のように扱い、
女性アンサンブルもまるっきり混沌とした中で生きている女性なのだ。

ジジの歌が始まったところから涙が止まらなくなってしまった。
こんな状態なら、アメリカに夢を追いたいよなぁ~~~と思ってしまうのだった。



キム、こんな生活をやっていけるのか?と心配しちゃうくらい、
キム役がとってもかわいらしく、はかなげ。
クリスと覚悟を決めて、一晩過ごす様子が見られた。
クリスも自暴自棄になっている感じ・・・。


セットが右、左、真ん中と分かれ、それが回転したりして、すべての舞台ができているのだけれども、
帝劇の立派なものと比べるとよりみすぼらしく、ベトナムっぽかった。

歌は低音も高音も実にすばらしく、そして、演技がとっても細かくて、
その役を生きていた。


特に、驚いたのはベトコンのトゥイに、タムのことで殴られてからのシーン
『命をあげよう』は殴られて、ぼろぼろになって、鼻血が出たままでの演技だった。
なので、心の叫びのようであった。

1幕最後のエンジニアとベトナムを後にするシーンでは
キムは振り返りながら歩くものの、その足取りはフラフラしていて、
今にも倒れそうな状態だった。
その前に暴行を受けて、幼馴染を殺してしまったのだから、
そのくらいぐたぐたなんだろうなと想像できる。


エレンはエレンで、また美しく、
クリスのつらい過去を、影ながら支えてきたといった女性。


帝劇との違いは、大道具。
ホーチミン像は上半身のみだけれども、私はあまり気にならなかった。
ドラゴンダンスが・・・。
こちらのみ、帝劇アンサンブルのほうがうまいかなと思ったのだった

ヘリコプターも映像であったが、音響がかなりよい会場で、
ヘリコプターの音が胸に響いて、息が苦しくなるくらいであったし、
乗り込むときにしっかりドアに入っていく感じに工夫されていたので、
全く気にならなった。
それどころか役者の演技もあって、帝劇以上にリアルでよかった。
スピード感が映像のほうがあるように思う。


驚いたのは衣装で、バンコクでの部分は、女性はTバック・・・。
えっと驚いた。
キムでさえ、裸に近くて、もうすごい!というより他なかった・・・。

そうそう、あのシーンで、「社長さん・・・」という部分、市村さんのアレンジかと思ったら、
なんとソウルでも、日本語でその部分は会話されていた。
日本人って、世界的に見ると、そういう感じなのね・・・。
エンジニアは実に日本語が上手だった。
しっかり聞き取れたもの・・・。


最後、キムがタムのために命を絶つ場面。
あれもリアルだった。
クリスが銃に倒れたキムのもとに走るが、
キムを見て、一瞬ひるんで、後ろに腰が引けちゃんだな・・・。
その後で、はっとして、「キム」といって、キムを抱き寄せる。
血を流している人を見たら、どんなに相手が好きな相手だったとして、
そうなるよな~と、演出にも感心。

最後のせりふ「アンデ~」(ですよね???)
帝劇の「キム」ではなく、「ノー」と否定する一言で、終わる。

クリスの生きてきた道が否定されているようにも、
苦しんできた自分の青春時代も、
キムとのほんの一瞬の活きていた自分も
戦争に対しても、否定しているようで、いいな~と思った。




ということで、1幕最初から泣きっぱなしで、
両隣の女性ももらい泣き?状態で、泣いていたので、彼氏にたくさん慰められていた。
やさしいな~、韓国の男性。



驚いたのは、初めて見たのか、最後のピストルの音と終末にみんな息を飲んでシーンとしていたのに、
カーテンコールでは歓声が上がるくらい観客もキャストも明るいのだ。
ん~~~~、わからない。

そして、あっという間に、まだオーケストラが演奏していても、皆さん退場なさる。
日本の劇場のようにカーテンコールが続くことはなく、
オーケストラに拍手して帰るのって、日本人くらい?という状態だった。

そして、もう一つわからないのは2幕の始まり。
まだ明るいのに、いきなりオーケストラが始まって、客席が暗くなるという、
日本とは、ま逆のパターン。


ん~~~~、わからない。
だからこそはまってしまった韓国ミュージカルであった。




何はともあれ、この時点では今年見た芝居の中で一番だった
(5000円くらいで見られちゃう、韓国の人がうらやましい)

1日目その9 見たもの、飲んだもの

2010年08月16日 05時33分11秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅
地下鉄弘大入口駅で、

これを見ると、台湾も恋しくなるぅ~。


弘大入口駅とコーヒープリンス1号店の間で見た素敵なお店

こういう感じの素敵な店が何軒かあった・・・。
入ると危険なので、やめた。


そして、コンビニで買ってホテルで飲んだもの

国産と書かれた麦茶と、いちご牛乳。

麦茶は普通においしく、このあと何本も買って飲んだ。
いちご牛乳は甘くておいしかった。



さてさて、劇場へ向かいませう。

1日目その8 コーヒープリンス1号店その3

2010年08月15日 02時16分27秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅

まずは、ウンチャン役のユン・ウネちゃんのサイン
これに気づいて、もしかして皆さんのもあるんだと思って、壁をジロジロみてしまったのだった・・・。



ハンソン役のイ・ソンギュンさんのサイン



ミニョップ役のイ・オンさんのサイン(もう書いていただくことはできない貴重なサイン




ハリム役のキム・ドンウクさんのサイン



こちらが、ハンギョル役のコン・ユさんのサイン



ソング役のキム・ジュウクさんのサイン(漢字???)


そして、あのお花の壁のところにあったのが、

オーナーのキム・チャンワンさんのサイン



サインの額の下に写真つきで紹介もされていたけれども、
色紙の中にしっかり自分の名前が書かれているので、わかりやすかったぁ~

1日目その7 コーヒープリンス1号店その2

2010年08月14日 07時57分33秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅
中に入ると
この壁、ウンチャンが一生懸命塗っていたところ。
ハリムにからかわれて、ペンキをつけられて、「謝れ」ともめた場所!!

そして、左には、すぐに階段とトイレが見える。



入口は行って右に進むと、すぐにあるのがこちらのコーナー

一番有名な壁ですね。



窓辺も素敵!






メニューはどっちだぁ~とキョロキョロしていたら、
カウンターから小さなメニューを出してくださった。
日本語もある。

一足早く日本のツアーの方が入店したらしく、対応に追われていた。
ふらり旅はのんびり、待っていられるからいい・・・。
その間に、パチリパチリ。






カウンター・・・ドラマの中でオーナーがお店をやっていた時みたいに雑多になっている


カウンター横には、撮影の時の写真や小道具が並んでいた。



もっと驚いたのは、これ↑
お土産用のカップが売られている





一組を除いて、すべて日本人・・・。
映らないように苦労しながら撮る私。



窓に描かれているイラストがかわいらしくて、撮るものの、うまく撮れず・・・。








こんな風景を見ながら、私が飲んだものは・・・。




カフェラテ 7000W(約560円)
かわいくデザインされていた。

ハンソンさんのおうちのカフェもそうだけれども、
7000Wって、高い!
韓国ではご飯が食べられてしまう値段です!!!



壁にはたくさんサインがしてある。
本当はジロジロみたいけれども、お客さん多数のため、色紙だけ撮ってきたので、次回・・・。

1日目その6 コーヒープリンス1号店 その1

2010年08月13日 12時38分14秒 | 2010夏 ソウルミュージカル旅
スンドゥブを食べ終わったら、コーヒーが飲みたくなってしまった。
ウェスティンのところの瓦屋根のスタバに入ってみようかと思ったものの、
この夜観る劇場が、とっても近いことがわかったので、あと2時間はうろうろできることがわかった。

おなかいっぱいなので、一番に行きたかった広蔵市場に行く気力もなく、
地下鉄地図を見たら、市庁駅からすぐに弘大入口駅があることがわかったので、
いっそのこと、前回行けなかった「コーヒープリンス1号店」に行ってみようと思ったのだった。


予想通り、市庁駅から、弘大入口駅へ、そして、駅からブラブラ歩いても
合わせて約20分くらいで着いた。

いやというほど、写真でご紹介!!


↓木がこんなに茂ってしまっていた。



看板も健在!


入ってみましょう!









思ったよりもこのスペースが狭かった!



こだわりのレリーフ。
ドラマを見ているときにまったく気づかず・・・。




このベランダはよくおしゃべりするのに使われていましたね・・・。
今は2階に上れません・・・。





門方向を振り返ってみる。



かわいいイラストが窓に描かれている。
ウンチャンがかいていましたよね?!


売り上げを伸ばすために、朝、これで売ってましたよね。



お店に入ってみよう!!



ドアに、マーク


続く