おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

飲み比べ缶コーヒー

2022年11月24日 | 珈琲

BOSS缶を手にしたのは、

何年ぶりだろう。

かつての職場の中休みには、

必ず手元にあったわ。

 

 

前の記事を訂正したが、

BOSSのブラックコーヒー缶にも、

乳化剤の記載はなかった。

ごめんよサントリー。

かつてはダルマ、

今は山崎を愛飲しているから、

許しておくれ。

 

ついでに言うと、

サントリーのお陰で、

鳥居の実態がわかったので、

民俗考証の分野では、

大変、感謝しています。

 

しかし、

飲み比べは飲み比べ。

屈託なく書くことにしたい。

 

BOSS缶を手に取る。

30周年の文字が踊る。

金の帯には、

「深煎り・荒挽き・雑味なし」

の宣言文。

 

ひと口いただく。

 

……水。

という言葉が浮かぶ。

水っぽいのとはまるで違う、

水の存在だ。

 

なるほど。雑味がない。

「(水の)雑味なし」だ。

この水は、美味い。

コーヒーではなく、な。

 

きれいな水に、

魚は棲まんという。

発酵という名の、

腐ることから始まるウヰスキーは、

水を深化させるが、

コーヒーにその力は無いようだ。

 

しかし、だからこそ、

サントリーの水の美味しさを、

自販機で味わえる。

垣間見られる。

 

そして仕事に疲れたとき、

必要なのは、清涼な水なのだ。

春の渓谷、秋の山々を感じる、

美味しい水なのだ。

 

なるほど、BOSS缶は、

他の缶コーヒーよりも、

仕事の中休みに、

向いているかもしれない。

たが、コーヒーとしては、

どうかなぁ……

 

「深煎り」は、感じられない。

豆のフルーツ感がでていないから、

浅煎りではないという程度のこと。

これはダイドードリンコに軍配。

 

「荒挽き」も、よく分からない。

豆の味が出にくい(雑味も出にくい)

同じ濃さまで出したとき、

より味わい深くなる。

ということなのかな?

 

ドロドロの、

くどい味の仕事の箸休めに、

一缶のオアシス。

それがBOSS缶の立ち位置なんだろう。

 

以上は、

UCCのブラック缶と飲み比べた場合の、

それを平均とした場合の、

感想にすぎない。

他社の缶との飲み比べでは、

また別の(たぶん良い印象の)、

感想を持つだろう。

 

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 飲み比べ缶コーヒー | トップ | 道北の道路事情 »
最新の画像もっと見る