間もなく
日本時間午後11時半からですか
(東部時間午前10時30分)、
アメリカの国会議事堂で、
エプスタイン絡みの
記者会見があるとか。
まだやってたんだと(笑
僕ね、このお名前聞いたとき、
チャップリンの「独裁者」を
思いました。
総統ふんするチャップリンが、
戦争にはカネが要る。借りるか?
あのユダヤ人、なんてったっけ?
そうそう。エプシュタイン。
エップ、シュタイン(笑
ってセリフを言ってました。
マドンナの名前、ハンナは、
非常に特殊な女神の名前で、
あらゆる女神よりも先に登場した、
言わば原初の女神なのですが。
続く女神らのプロトタイプには
なりませんでした。
ただハンナという女神がポツンと
あって、そこで一度歴史が切れて、
改めていろんな女神が登場してきた。
ハンナがどんな女神だったのかは、
ほとんど知られてないようです。
あちらでは、
こういうのがいくつかあって。
他には例えば新約聖書に
ぽっと出てくる
ガブリエルという名の天使。
目覚めたマリアが最初に見た天使で、
ガブリエルが孕ませたんじゃないかと
なにせ誰も、マリアも知らない
懐胎のことを、
その耳元で告げたわけで。
これがミカエルとかいう
出自も歴史もなく下っ端の天使
だったら何も疑問はないんですが。
ガブリエルだけは別格というか、
そもそもこいつだけ
聖書以前からいたので。
つまりヤハウェ以前からいた。
この世以前からいたってことです。
そんなガブリエルが、
イエスはそいつの息子?
っていう可能性を否定しない。
むしろ場面としては、
否定のしようがない(笑
このガブリエルはまた、
ユダが葬られた陶器師の畑と
同じく、
イエスの出自を物語るアイテムです。
古事記にさえ、
ヤマタノオロチがいる。
首の間に8つの又があるんで。
首は9つあります。九頭竜。
それは古代エジプトで最初に意識され、
これもまたハンナ同様、
のちの神の
プロトタイプにはならなかった
バール
(バール「神」ではないです
まだ神というものが発明される前)
の本体が九頭竜として描かれたのでした。
「独裁者」のラストシーンで、
床屋はそのハンナに、
さあ顔をお上げなさいと言う。
床屋がもう、bar bar ですから(笑
LとRの違いはあれども。
チャップリンは稀に、
そんなイタズラを作品に潜ませます。
他にも例えば「キッド」。
来日記念に上映しようとしたら、
チャップリンご本人が、
あんなつまらないフィルムは
やめていただきたいと(笑
エビふりゃーバクバク食いながら(笑
孤児にジョンと名付け、
一緒に暮らしたボロアパートの
部屋番号を69にした。ジョン、つまり、
ヨハネ福音書で69節まであるのは、
この1箇所だけです。6章69節。
「あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」
この世以前に、
広く世界中で一目置かれたバールが、
同じくこの世以前の女神、
ハンナに語りかける。
さあ顔をお上げなさいと。
あれはそういうお話でもあるわけです。
そしてそういうイタズラを楽しんた
チャップリンが、
エプシュタインという名前を出している。
ゲップみたいに、
エップ、シュタインとまで
言っちゃうわけです。
もう沢山だとね。
ちなみに「独裁者」では、
日本語がちらほらあったり。
「ほら」は、来日時に
チャップリンのお気にめしたとか。
あと「ダメダメ」(総統のマーク)とか。
ただね、あのマークは、
ニュージーランドのひとが見たら
あゝルーツ知ってるんだと、思うかも。
カフカと言い、チャップリンと言い。
あの時代には不思議なひとたちが
何人か出ました。そしてそれが、
最後でしたわ。