店主のつぶやき

カフェハンナの店主ウジキのつまらない独り言で綴る日記です。

いまさらながらオシムジャパン初戦について

2006年08月13日 21時58分56秒 | football
書きたいと思いながら、忙しくて夜遅くなってしまい書けませんでした先日のオシムジャパンの初戦、トリニダード・トバコ戦について。
結果については確かに勝つに越したことはないものの、特に気にしてはいませんでした。オシム体制になってたった3日間の合宿を行っただけで、どれだけオシム監督の考え方や戦術が選手に伝わってるかわかりませんし、相手のトリニダード・トバコもどれだけ本気で戦ってくれるのかわかりませんでしたしね。
結果は2-0で日本の勝利。しかしその2点を入れたのは、古井戸メンバーの三都主だし・・・(苦笑)。4年後にはもういないだろ・・・という選手ですしね。
私は当日仕事で遅かったので試合の模様は見ることはできず、帰宅後に報道ステーションのニュースでダイジェストを見ただけなのでよくわからないのですが、全体的な動きとしてはよかったみたいですね。オシム監督の「考えて走れ」という教えが随所に見られたみたいです。
個人を見ると、山瀬が先発だったのいうのが意外というかなんというか。山瀬は札幌時代はいい選手が出てきたなと期待して見ていたんですよ。でもその後膝十時靭帯と怪我して、復帰したものの結局アテネ五輪メンバーには選ばれなくて、その後また怪我して・・・。で、その後どうなって最近は活躍しているのか私はよく知らなかったんですよ。でも先日の動きを見ると、彼の特徴でもある前線への飛び出しもけっこうあったみたいだし、体調は戻っているんだなと思いました。
それとボランチの鈴木啓太。彼もアテネ五輪のメンバーからもれた選手。たぶん今野の体調が万全だったら先発は今野だったかもしれないけど、啓太もよく頑張ってたみたいですね。私は彼がアテネ五輪本番のメンバーから漏れたことをずっと疑問に思っていたんですよ。だってその前の釜山のアジア大会、アテネ五輪予選とずっとキャプテンとしてチームを引っ張ってきたんですよ。谷間の世代と揶揄されたこのチームにおいて彼の存在は大きかったはず。彼を中心に五輪予選もなんとか勝ち抜いた。それなのに本番でメンバー外だなんて。
話がどんどんそれていくけど、アメリカW杯最終予選の時オフト監督は、Jリーグで怪我をして試合に出られない都並をドーハに帯同させました。普通なら試合に出られない選手を連れて行くなんて考えられないこと。でもオフト監督はチームの精神的支柱として都並を連れて行ったんです。結果はあの『ドーハの悲劇』であと一歩W杯に手は届かなかったけど、私はオフト監督の考え方は間違ってなかったと思うのです。
それとは逆に、W杯初出場を決めた岡田ジャパン。本番直前にカズをメンバーから外すという誰もが驚いた手に出ました。当時の日本代表においてのカズの存在は私が言うまでもないでしょう。確かに最終予選終盤から調子は落としていたものの、やはりチームの精神的な柱としてはカズは外すべきではなかったのではと思いました。実際、ずっとカズとともに戦ってきた井原やゴン中山のショックはかなりのものだったらしいですし。
それと同じように、やはりアテネの時に予選までキャプテンだった啓太を外してオーバーエイジの小野を入れたのは間違いだった気がするのです。確かに技術的な面だけを見れば小野の方が上だとは思いますけど、チーム全体の和というのを考えると、啓太がいればアテネの結果はまた違ったものになっていた気がするのです。
ま、素人の私の勝手な妄想ですけど。
とにかく啓太の活躍は嬉しかったです。彼の攻撃的な姿勢というのはチームに大きく作用していたと思います。

次のアジア杯予選イエメン戦のメンバーが発表されましたが、予想どおり巻や阿部勇樹らジェフのメンバー、遠藤や加地のG大阪のメンバーが入りました。今野(F東京)がはずれたのは残念ですが怪我なので仕方ないでしょう。彼の能力は高いので、早く治して代表で活躍してくれることを祈っています。