店主のつぶやき

カフェハンナの店主ウジキのつまらない独り言で綴る日記です。

自家焙煎珈琲教室

2011年05月23日 21時31分51秒 | cafe
アップするのが遅くなってしまいました。

去る5月12日の木曜日の夜、大阪福島にあるカフェ・バーンホーフ福島本店で行われた『自家焙煎珈琲教室』に参加してきました。
参加費は3000円。
内容は、
・コーヒー豆の選別(ハンドピック)、焙煎の見学
・コーヒーの抽出(ペーパードリップ)の体験
・スペシャリティコーヒーを味わう
・コーヒーとケーキのマリアージュを楽しむ
でした。
持ち物は、抽出体験を行うため洋服を気にする人はエプロンをと事前にいただいたチラシに書いてあったため、私は自身の結婚式以来コーヒー会などで使用しているcafe Hannahのエプロンを持参して行きました。
2月に行った私のコーヒー会に参加され、将来カフェを開きたいと言っていたmixiのマイミクさんも誘い、一緒に参加しました。

時間は19時からだったので、17時で仕事を終えてすぐに行けば、軽く食事も食べてから参加できると思っていたのですが、こういう日に限って夕方になってから打ち合わせが長引いたり、電話が来たりして、職場の最寄り駅であるJR灘駅で電車に乗ったのが18時。当然事前に食事などする時間などなかったので、JR野田駅でマイミクさんと落ち合った後、駅前のパン屋でパンを買い、お店までパンをかじりながら歩くことに。トホホ。

さて、いよいよ珈琲教室ですが、定員は12名。4つのテーブル分かれ、1つのテーブルに3名ずつ。
最初に今話題のスペシャリティコーヒーのパナマ・ドンパチ・ゲイシャとケーキをいただきます。パナマ・ドンパチ・ゲイシャは豆で買うと100gで2000円するという高級豆です。
それをいただきながらカフェ・バーンホーフのマスター安部利昭さんのコーヒーについての講話を聞きます。3年程前からコーヒーの業界で変革が起こり、スペシャリティコーヒーというものが注目されるようになったということで、今いただいているパナマ・ドンパチ・ゲイシャはその代表格ということでした。

講話の後、カフェバッハ主宰田口護氏開発の焙煎機『マイスター』によるコーヒー豆の焙煎の様子を見学。
焙煎の様子自体は以前カフェバッハでも見たことがあるので、私にとっては目新しいものでもなかったのですが、解説を聞きながらの見学は初めてだったので、思っていたよりも繊細な作業に関心しました。
次はハンドピックの見学。このハンドピックも20年前からカフェバッハでよく見ていたので私にとっては目新しいことはなかったのですが、改めて豆一つ一つを選別していく作業は大変だなぁと感じました。しかも商売にするからにはこれをかなりのスピードで行わなければならないのですから。

それからいよいよドリップ体験です。
1テーブル3名の参加者に対して1名のスタッフが指南役としてついての指導。初めはドリッパーだけを置いて安定して水を注ぐ練習。その後、コーヒー豆と温度調整したお湯を用意してもらい、1名ずつ実際に淹れてみます。
私は自身でコーヒー会を開催するなど、ペーパードリップ自体は普段から行っていますが、プロに習うとなると15年ぶり。いざやろうとするとなかなか抽出が安定しません。ドリッパー、サーバーを置く高さは通常の家庭のテーブルの高さに合わせた台で行ったので、私がドリップするにはちょっと低すぎるというのもあり、他の人に見られてドリップする緊張感もあり、手が震えてしまいました。私はちょっとの緊張ですぐに手が震えてしまう性質なんですよね。
3名が2回ずつドリップして、それぞれ味見したので、最初にスタッフの方が見本で淹れたコーヒーを含めると小さなカップで7杯飲んだことになるんですかね。同じコーヒー豆ですが、それぞれ微妙に味が違い、お互いに感想を言い合って、面白かったです。
でも、私の最近行ったいるドリップの仕方がかなり雑になっていることがわかりました。コーヒー会でももうちょっと丁寧に淹れないといけないなぁと反省。

予定の時間を過ぎて21時頃に終了。
一緒に参加したマイミクさんも、またコーヒーに対する興味が深まったと言って下さいました。
私も参加してよかったなと思います。
次回のコーヒー会開催はまだ未定ですが、この体験をまたコーヒー会に還元したいと思います。