本日の衆院本会議で自民、公明の与党の賛成多数で「障害者自立支援法」が可決、成立しました。ニュース
昨年からずっと気になっていたこの法律。正直言って私もあまり勉強していないので成立後どうなるのかがちゃんとわかっていないのですが、とにかく大きく変わるのが障害をもつ利用者に対して原則1割の定率負担を求めているところで、この点で障害者の当事者団体や家族会からも反対の声があがっていたにもかかわらず成立してしまいました。
この1割の負担というのは大きいですよ。特に私が今勤めている居宅介護事業所などは、利用者にとって余暇支援の要素が大きい。絶対必要というわけではない限りは利用をやめようと思えばやめられる。これまでは毎週2回利用していたのを、これからはお金を払わなければならなくなるから月2回の利用に抑えようとかね。そうなるとたちまちうちのような事業所は経営的に成り立たなくなるわけで、現在でさえ赤字経営でやっているのにさらに大幅な赤字が出ることになれば、下手をすれば事業所を閉鎖することもありえます。そうなれば私もいきなり失業者になってしまうわけですが・・・。
施行は来年4月からなので、今後どのようにこの法律を適用していくのか、行政の動向を見ていかなければなりません。
「自立支援」なんてかっこいい名前はついていますが、障害者にとってはこれからますます生きにくい社会になっていくのでしょう。
昨年からずっと気になっていたこの法律。正直言って私もあまり勉強していないので成立後どうなるのかがちゃんとわかっていないのですが、とにかく大きく変わるのが障害をもつ利用者に対して原則1割の定率負担を求めているところで、この点で障害者の当事者団体や家族会からも反対の声があがっていたにもかかわらず成立してしまいました。
この1割の負担というのは大きいですよ。特に私が今勤めている居宅介護事業所などは、利用者にとって余暇支援の要素が大きい。絶対必要というわけではない限りは利用をやめようと思えばやめられる。これまでは毎週2回利用していたのを、これからはお金を払わなければならなくなるから月2回の利用に抑えようとかね。そうなるとたちまちうちのような事業所は経営的に成り立たなくなるわけで、現在でさえ赤字経営でやっているのにさらに大幅な赤字が出ることになれば、下手をすれば事業所を閉鎖することもありえます。そうなれば私もいきなり失業者になってしまうわけですが・・・。
施行は来年4月からなので、今後どのようにこの法律を適用していくのか、行政の動向を見ていかなければなりません。
「自立支援」なんてかっこいい名前はついていますが、障害者にとってはこれからますます生きにくい社会になっていくのでしょう。