霧が丘短歌会 於)団地集会所 2013年4月22日
1、短歌の素材
「清明の芽吹きの時の歌」「空地の隅に咲くハコベ」「ベランダに見る夕日」
「さ緑の木付子(きぶし)の花」「芽吹こうとしている蕗の薹」
「山あいを渡る風」「窓の外の桜」「飛ぶ鳥の翼の白さ」
「桜の花びらが足に纏わる老犬」「明け行く海の島に立つ虹」
「初夏の若葉の影の白き薔薇」「岩手山に連なる山々の白さ」
「八重桜の色」「白木蓮の花弁」「原発の浜で拾った桜貝」
「大空を飛ぶ鴎の翼の長さ」「薪ストーブに纏わる回想」
2、主な論点
「説明にならずに率直に詠う」「オノマトペは一首を軽くする」「下の句の工夫の余地」
「短歌は一人称の文学:われを詠え」「テレビの影響を脱する必要性」
「比喩は独自なものを」「作者の動作で終わらせると対象が『われ』に引き付けられる」
3、会の運営について
・会員各々のものの味方、表現内容に独自性が表れて来た。
・引き続き、添削、通信会員を募集する。
連絡先:090-8017-9217(岩田携帯)