岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会2018年7月

2018年08月20日 01時00分29秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2018年7月 7月23日 於)団地集会所



 猛暑の日だった。立っているだけでも暑い。歌稿を見た段階では「夏負けしたか」と思ったが、作品を冷静に見ると、さにあらず。なかなかの力作だった。



 主な課題。


「標語的になっている」「無駄な言葉がある」「言い過ぎている」「言葉が重なっている」


「やや表現が甘い」「言葉がこなれていない」「説明してしまっている」「読者に通じない」


「助詞に工夫の余地あり」「言葉がむき出しになっている」「慣用句で俗になっている」


「一つのことにこだわりすぎている」「言葉が作品のなかで馴染んでいない」。



 課題は多い。だが表現したい抒情が明確だ。どう直していいかわからないものは一つもない。ここが貴重なところだ。


 受講生の一人が言う。「道場のようだ」。たしかに言葉の鍛錬の場になっている。それでいて楽しい。「霧が丘短歌道場」と改名しようかという意見もでた。


 最後に原則の確認。


1、短歌をたくさん詠む。 2、短歌をたくさん読む。 3、作品を音読する。 

    4、現代詩を読む。 5、良質の芸術に親しむ。


 例会は毎月第三月曜。10:00から12:00まで。会費一回1500円。


 問い合わせ。045-922-5542(岩田自宅)



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 星座α第43回歌会 | トップ | ブナの木通信「星座86号」... »
最新の画像もっと見る

霧が丘短歌会」カテゴリの最新記事