2010年11月10日(水) 提供 / JAL
♪ WALKING ON WATER WILL BONNESS
♪ BEWITCHED PAUL DESMOND
リーマンショック以降、世界的に大幅な値下がり状況にあった、ホテルの宿泊料金、今年の4月辺りから、再び、値上がりする傾向にあるようです。これは、世界経済が、回復傾向にある為で、平均で2%ほど、値上がりしたそうです。このニュースと一緒に、世界で最もホテルの料金が高い都市も、発表されましたが、第1位は、ニューヨーク、2位はヴェネチア、3位は、ロンドンでした。ニューヨークのホテルが高いのは、慢性的に、部屋数が不足している為です。そんなニューヨークで、今年、46軒のホテルがオープンするそうです。客室数は、12%も増加するそうで、これで、少々安くなるかもしれません。さて、ホテルの話で思い出しましたが、この間、ニューヨークの友人から、面白い話を聞きました。それは、唯一の日系ホテル、ザ・キタノ・ニューヨークの、犬の話。キタノ・ホテルのロビーに、丸々と太った、犬の銅像がありますが、この犬に触れると、ご利益があるそうです。犬の舌に触ると、幸運や、金運、耳は、良い情報、お尻に触ると、子宝に恵まれるとか、いつ頃から信じられるようになったか、分かりませんが、このホテルが常連という、テニスの、シャラポア選手も、必ず試合前には触って行くそうです。特にベロリと出た舌には、誰もが触るらしく、テカテカに光り、色もはげています。ホテルに泊まらなくても、ご利益はあるそうですから、ニューヨークに出掛けた時は、触りに出掛けてみては如何でしょう。
♪ MULINO BLANCO BURT BACHARACH
サウンドグラフティ Lauryn Hill No.3
♪ THE MISEDUCATION
♪ TURN YOUR LIGHTS DOWN LOW Bob Marley & Lauryn Hill
♪ KILLING ME SOFTLY THE FUGEES
♪ EITHER WAY DAVE GRUSIN
日本では、蘇州夜曲で知られる、江蘇省の、蘇州市は、長江の畔にある、美しい街。マルコ・ポーロが、東方見聞録の中で、東洋のベニスと記した、水の都です。実はこの蘇州、30年ほど前まで、一時、街並みが荒れ果てたままになっていましたが、歴史的な文化遺産として見直され、今では、昔の姿を取り戻しています。特に今の季節、訪れて欲しいのが、街の中心にある、ピンジャンルー(平江路 PING JIANG Rd)、こ こは、ため息が出るほど美しい、石畳の散歩道、白壁に続く家々に、運河が張り巡らされ、水辺の柳は、まるで、いにしえの物語を語ってくれるような、風情があります。いつもここに来て、不思議に思うのは、旅行ガイドに、あまり紹介されていないこと。夕暮れ時、この、ピンジャンルーを歩いていると、これほど、癒されると思った場所は、他にはありません。このピンジャンルーで、特に気に入っているのは、蘇州の古い豪邸をカフェにしたという、レイコウドウ(礼耕堂 Li Geng Tang) 、中国語の発音では、リージェンタンです。このカフェ、少し路地を入った場所にあり、なかなか見つからないのが、難点ですが、辿り着いてみると、一層、得した気分になるから、不思議です。由緒ある豪邸だったこともあって、置かれている調度品も豪華、嬉しいことに、庭や廊下を巡りながら、好きな場所で、お茶を飲むことができます。ここで静かにお茶を飲んでいると、ポチャリと水音が聞こえます。金魚の泳ぐ音に、心癒される、水の都、蘇州の、隠れ家カフェです。
♪ 夢の月 WORLD STANDARD